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【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】

【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】
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多くのサブジャンルが存在するジャズの中でも、フュージョンはその言葉の持つ意味の通り、ジャズを基調としてロックやラテン音楽、はては電子音楽にいたるまで、さまざまなジャンルを融合させたクロスオーバーなサウンドを特徴としています。

日本においても、非常に人気の高いジャンルですよね。

今回は、そんなフュージョンに興味を持たれた方々に向けて、ぜひ聴いて頂きたいフュージョンの名盤をご紹介します!

歴史的な名盤はもちろん、幅広い意味でのジャズフュージョンの要素を持つ近年の傑作も含めて紹介しています。

ジャズの枠内をこえて、現代のポピュラーミュージックへ多大なる影響を与えたフュージョンの奥深いサウンドに、あなたも触れてみませんか?

【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(1〜10)

Light As A Feather

SpainChick Corea

色々な形態のバンドで活躍するピアニストのチック・コリアさんは、ベーシストのスタンリー・クラークさんとともにリターン・トゥ・フォーエヴァーを結成しました。

そう、ジャズ・フュージョンの歴史に残る名曲『スペイン』で知られるバンドです。

その『スペイン』を収録した2ndアルバム『ライト・アズ・ア・フェザー』は1972年にリリースされ、ラテン音楽とフュージョンが見事に組み合わせられた名盤として長きに渡り愛され続けています。

Night Birds

Night Birdsshakatak

イギリスが誇るジャズ・ファンク~フュージョン・バンドの代表的な存在です。

シャカタク、という変わった響きを持ったバンド名くらいは耳にしたことがあるという方も多いのでは?

そんな彼らの名前を一躍世に知らしめた名曲にして、代表曲の1つ『Night Birds』が収録されている、1982年にリリースされた同名のセカンド・アルバムは、フュージョンやスムーズジャズといったジャンルに興味があれば、必ずチェックしてもらいたい作品です。

耳に残る旋律としゃれた味わいのバンド・アンサンブルは、決して小難しいものではなく、とにかく心地良く聴けることが特徴です。

フュージョンの入門編としてもオススメですよ!

Bitches Brew

Pharaoh’s DanceMiles Davis

ジャズを語るうえで、欠かせない存在なのがマイルス・デイヴィスさん。

彼の名盤は数多くありますが、中でも初心者の方に聴いてほしいのが、『Bitches Brew』です。

このアルバムが今なの支持されているのは、初めてジャズにロックの要素を持ち込んだ作品だからです。

ただし、ロックといわれて多くの方が想像する疾走感のあるサウンドではなく、なんともいいがたい不気味な雰囲気に仕上がっています。

まずは、ご自身でどんな曲なのか聴いてみてくださいね。

Black Market

Black MarketWeather Report

ジャズ・フュージョンの分野にエレクトリックピアノやシンセサイザーを導入した第一人者がジョー・ザヴィヌルさんです。

彼は1970年、サックス奏者であるウェイン・ショーターさんとともにウェザー・リポートを結成し、革新的な音楽性で人気となりましたが、その集大成として評価の高いアルバムが『ブラック・マーケット』です。

従来のエレクトリック・ジャズに民族音楽のリズムを持ち込んだそのサウンドはバンドを象徴する個性となり、唯一無二のオリジナリティを確立しました。

We Like It Here

LingusSnarky Puppy

Snarky Puppy – Lingus (We Like It Here)
LingusSnarky Puppy

現代ジャズシーンで最も革新的なサウンドを生み出し続けるアメリカのスナーキー・パピー。

2004年にテキサス州で結成された彼らは、リーダーのマイケル・リーグさんを中心とした音楽コレクティブとして活動し、今やグラミー賞を5度受賞するまでに成長しました。

2014年にリリースされた『We Like It Here』は、オランダのスタジオで観客を招いて録音された画期的な作品です。

ジャズを基調としながらファンク、R&B、ワールドミュージックを巧みに融合させたサウンドは、従来のジャズの枠組みを軽々と飛び越え、聴く者を魅了します。

特にコーリー・ヘンリーさんの圧巻のキーボードソロは必聴です。

ジャンルにとらわれない自由な音楽性と卓越した演奏技術が結実した本作は、現代フュージョンの到達点として多くのリスナーに愛され続けています。

Fourplay

Bali RunFourplay

ボブ・ジェームスさん、リー・リトナーさん、ネイザン・イーストさん、ハービー・メイソンさんという、ジャズ~フュージョン界における名プレイヤーたちが一堂に会したスーパーグループ!

1990年に結成された彼らは、翌年にセルフタイトルのアルバムをリリースしてデビューを飾りました。

すでに十分なキャリアを誇り、卓越したテクニックを持った4人が火花を散らす……というわけではなく、それぞれが押し引きをわきまえたバンド・アンサンブルは聴いていて心地良く、スムース・ジャズとしてとても上品な味わいとなっております。

技術を誇示するのではなく、さりげなく高度なプレイを披露しているといった「粋」を感じさせます。

カフェで流れるラウンジ・ミュージックとしても、車内のBGMとしても、本作はステキな時間を提供してくれることでしょう。

Jaco Pastorius

Portrait of TracyJaco Pastorius

ジャズ、フュージョン界における代表的なベーシストというだけでなく、フレットレスベースを使った革新的なプレイで、ロックミュージシャンなど幅広いアーティストたちへ影響を与えた偉大なプレイヤー、ジャコ・パストリアスさん。

ジャンルを問わずベースという楽器が持つ可能性を押し広げた功績は、ギタリストでいえばあのジミ・ヘンドリックスさんと並び称されるほどに重要なものがありますよね。

多くの作品への客演やウェザー・リポートとしての活動など、素晴らしい仕事を残したジャコさんですが、今回はソロ・デビューとなった名盤『ジャコ・パストリアスの肖像』を取り上げます。

いつ聴いても新しい、当時20代半ばの才気あふれるジャコさんのプレイはもちろん、作曲家やプロデューサーとしての力量が存分に発揮された作品となっておりますよ。