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【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】

多くのサブジャンルが存在するジャズの中でも、フュージョンはその言葉の持つ意味の通り、ジャズを基調としてロックやラテン音楽、はては電子音楽にいたるまで、さまざまなジャンルを融合させたクロスオーバーなサウンドを特徴としています。

日本においても、非常に人気の高いジャンルですよね。

今回は、そんなフュージョンに興味を持たれた方々に向けて、ぜひ聴いて頂きたいフュージョンの名盤をご紹介します!

歴史的な名盤はもちろん、幅広い意味でのジャズフュージョンの要素を持つ近年の傑作も含めて紹介しています。

ジャズの枠内をこえて、現代のポピュラーミュージックへ多大なる影響を与えたフュージョンの奥深いサウンドに、あなたも触れてみませんか?

【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(21〜30)

Transatlantic R.P.M.

LowdownIncognito

Incognito featuring Mario Biondi and Chaka Khan “Lowdown” (official video)
LowdownIncognito

アシッドジャズの代表格にして、40年以上のキャリアを持つイギリスのベテラン・バンド、インコグニート。

そんな彼らが2010年に結成30周年を記念してリリースしたアルバム『トランスアトランティック・RPM』は、近年の彼らのディスコグラフィの中でも傑作と名高い作品です。

チャカ・カーンさんやリオン・ウェアさん、アル・マッケイさんといった偉大な面々と共演を果たし、ルーツと言えるアメリカのソウル~ファンク愛が炸裂した内容に、往年のファンはもちろんのこと、多くの音楽ファンが快哉を叫んだ素晴らしいアルバムに仕上がっています。

Unorthodox Behaviour

Nuclear BurnBrand X

ブランドXと言えば、ジャズ・ロックやフュージョンのファンだけでなく、参加したプレイヤー的にプログレッシブ・ロックが好きな方々にとっても評価の高いバンドです。

1976年にリリースされ『異常行為』という邦題でも知られる、彼らのデビュー・アルバム『アンオーソドックス・ビヘイヴィアー』は、卓越したミュージシャンたちによる強烈な演奏が火花を散らす、今聴いても新鮮な感動を味わえる傑作です。

フレットレス・ベースの名手パーシー・ジョーンズさんと、ジェネシスのボーカリストにして後にソロでも大成功を収めるドラマー、フィル・コリンズさんのリズム対決は、特筆に値します。

【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(31〜40)

Thrust

Palm GreaseHerbie Hancock

ジャズという枠内をこえて、電子音楽やファンクまで幅広いジャンルを融合させる天才、ハービー・ハンコックさん。

アメリカ出身のジャズ・ピアニストでありながら、音楽の境界線を自在に行き来するコンポーザーとしての才能はまさに至宝です。

そんなハービーさんが1974年にリリースした『Thrust』は、前作『Head Hunters』で築いたジャズ・ファンクのスタイルをさらに深化させた記念碑的なアルバムとなっています。

ビルボード13位を記録するなど商業的にも成功を収めた本作は、多彩なシンセサイザーを駆使した革新的なサウンドと、ヘッドハンターズの強力なグルーブが見事に融合した傑作ですよ!

Invitation to Openness

The LoversLes McCann

アメリカ・ケンタッキー州出身のソウル・ジャズのパイオニア、レス・マッキャンさん。

1969年のモントルー・ジャズ・フェスティバルでの「Compared to What」で世界的な注目を集めた彼が、1972年にリリースした『Invitation to Openness』は、ジャズ・フュージョンの黎明期における重要な作品です。

ユセフ・ラティーフさんをはじめとする錚々たるメンバーが参加し、全3曲52分という長尺の楽曲構成で、即興演奏と緻密なアレンジが見事に融合しています。

エレクトリック・ピアノやムーグシンセサイザーを駆使した革新的なサウンドは、後のヒップホップやR&Bシーンにも多大な影響を与えました。

ジャズの枠を超えた音楽的探求に興味のある方には、ぜひ手に取っていただきたい傑作です!

Get Up with It

MaiyshaMiles Davis

ジャズという枠内を飛びこえて、世界の音楽シーンに多大なる影響を与え続ける巨人、マイルス・デイヴィスさん。

1975年から約4年間の活動休止に入る直前、1974年にリリースされた『Get Up with It』は、彼のエレクトリック期の集大成とも呼べる2枚組の大作です。

1970年から1974年にかけて録音された未発表音源を中心に構成され、デューク・エリントンへの追悼曲「ヒー・ラヴド・ヒム・マッドリー」をはじめ、アフリカン・リズムとフュージョンが融合した実験的なサウンドが展開されます。

ある程度マイルスさんの音楽を聴いた方が手を出すべき、革新性に満ちた問題作でもあります。

Yellowjackets

Matinee IdolYellowjackets

1981年の結成から息の長い活動を続ける、アメリカのフュージョン・グループです。

オールジャンルで活躍しているギタリスト、ロベン・フォードさんのソロ・アルバムに参加したバックミュージシャンを中心に結成され、唯一のオリジナル・メンバーにしてキーボード奏者のラッセル・フェランテさんを中心に、コンスタントに作品をリリースし続けています。

そんな彼らが結成の年にリリースしたセルフタイトルのデビュー・アルバムは、先述したロベンさんも全面的に参加しており、各プレイヤーの若さと才気あふれる演奏がたっぷり楽しめる内容となっていますよ。

Introducing Eleventh House with Larry Coryell

BirdfingersThe Eleventh House

ギタリストであるラリー・コリエルさん率いるThe Eleventh Houseは、1970年代を代表するフュージョン・グループの一つです。

1974年にリリースされたデビューアルバム『Introducing Eleventh House with Larry Coryell』には同じくフュージョン・グループであるBrecker Brothersのトランペッター、ランディ・ブレッカーさんも参加しています。

ファンキーな楽曲から11拍子の変拍子までテクニカルなプレイがめじろ押しの名盤なんですよね。