【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】
多くのサブジャンルが存在するジャズの中でも、フュージョンはその言葉の持つ意味の通り、ジャズを基調としてロックやラテン音楽、はては電子音楽にいたるまで、さまざまなジャンルを融合させたクロスオーバーなサウンドを特徴としています。
日本においても、非常に人気の高いジャンルですよね。
今回は、そんなフュージョンに興味を持たれた方々に向けて、ぜひ聴いて頂きたいフュージョンの名盤をご紹介します!
歴史的な名盤はもちろん、幅広い意味でのジャズフュージョンの要素を持つ近年の傑作も含めて紹介しています。
ジャズの枠内をこえて、現代のポピュラーミュージックへ多大なる影響を与えたフュージョンの奥深いサウンドに、あなたも触れてみませんか?
【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(21〜40)
Face FirstTribal Tech

独特の音使いと、縦横無尽に指板を駆け巡るようなテクニックでその存在感を確立したアメリカのギタリスト、スコット・ヘンダーソンさん。
そんな彼が結成したバンドがトライバル・テックです。
ファンク的なリズムとテクニカルなギター、そしてゲイリー・ウィリスさんのフレットレスベースという組み合わせがその特異な音楽性を決定付けており、1993年のアルバム『Face First』ではさらにルーツミュージックであるブルース的な要素さえ感じられます。
あらゆる音楽的影響を1枚のアルバムにまとめ上げた、まさに文字通りの「フュージョン」と言えるでしょう。
Bad AsteroidThe Aristocrats

それぞれが華麗なキャリアと突出したテクニックを持つ3人のプレイヤーが集まった、スーパーグループです。
2011年にリリースされたセルフタイトルのデビュー・アルバムは、卓越した技術に裏打ちされた圧倒的なプレイはもちろんのこと、ジャズ、フュージョン、ロック、メタルといった多彩なバックグラウンドを感じさせる要素を巧みに融合させたバンド・アンサンブルを、心ゆくまで楽しめる名盤となっています。
フュージョン好きのみならず、プログレッシブ・ロックのリスナーや、インストゥルメンタルに抵抗のないヘビーメタル好きにも大推薦の作品です!
LowdownIncognito

アシッドジャズの代表格にして、40年以上のキャリアを持つイギリスのベテラン・バンド、インコグニート。
そんな彼らが2010年に結成30周年を記念してリリースしたアルバム『トランスアトランティック・RPM』は、近年の彼らのディスコグラフィの中でも傑作と名高い作品です。
チャカ・カーンさんやリオン・ウェアさん、アル・マッケイさんといった偉大な面々と共演を果たし、ルーツと言えるアメリカのソウル~ファンク愛が炸裂した内容に、往年のファンはもちろんのこと、多くの音楽ファンが快哉を叫んだ素晴らしいアルバムに仕上がっています。
NightfallMezzoforte

70年代末から長いキャリアを誇る、アイスランドが生んだ人気フュージョン・バンドです。
現在もテレビ番組などでBGMとして起用される人気曲『ガーデン・パーティ』を聴けば、この曲を作ったバンドなのかと納得する方も多くいらっしゃるのでは?
そんなベテランならではの味わいが楽しめる、2004年にリリースされたアルバム『Forward Motion』を紹介します。
彼らの得意とする80年代的なしゃれたスムーズジャズ、ジャズ・ファンクの中にも、長いキャリアに裏打ちされた渋みを感じさせる円熟のサウンドに仕上がっていますよ。
ドライブのお供としても、日常のサウンドトラックとしても楽しめる1枚です。
Matinee IdolYellowjackets

1981年の結成から息の長い活動を続ける、アメリカのフュージョン・グループです。
オールジャンルで活躍しているギタリスト、ロベン・フォードさんのソロ・アルバムに参加したバックミュージシャンを中心に結成され、唯一のオリジナル・メンバーにしてキーボード奏者のラッセル・フェランテさんを中心に、コンスタントに作品をリリースし続けています。
そんな彼らが結成の年にリリースしたセルフタイトルのデビュー・アルバムは、先述したロベンさんも全面的に参加しており、各プレイヤーの若さと才気あふれる演奏がたっぷり楽しめる内容となっていますよ。