RAG MusicFusion
素敵なフュージョン
search

【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】

多くのサブジャンルが存在するジャズの中でも、フュージョンはその言葉の持つ意味の通り、ジャズを基調としてロックやラテン音楽、はては電子音楽にいたるまで、さまざまなジャンルを融合させたクロスオーバーなサウンドを特徴としています。

日本においても、非常に人気の高いジャンルですよね。

今回は、そんなフュージョンに興味を持たれた方々に向けて、ぜひ聴いて頂きたいフュージョンの名盤をご紹介します!

歴史的な名盤はもちろん、幅広い意味でのジャズフュージョンの要素を持つ近年の傑作も含めて紹介しています。

ジャズの枠内をこえて、現代のポピュラーミュージックへ多大なる影響を与えたフュージョンの奥深いサウンドに、あなたも触れてみませんか?

【洋楽】ジャズフュージョンの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム【2025】(1〜20)

Feel The Night

Feel The NightLee Ritenour

アメリカはカリフォルニア州出身のギタリスト、リー・リトナーさんは、ジャズ・フュージョン界における代表的なプレイヤーの1人です。

「キャプテン・フィンガーズ」という愛称も有名ですが、これはリトナーさんが1977年にリリースしたアルバムのタイトルにちなんでいるのですね。

そんなリトナーさんが、高名な音楽プロデューサーのデイヴィッド・フォスターさんと組んで1979年にリリースした『Feel The Night』は、ギターの音作りは比較的甘めのトーンで、AOR的な要素を取り入れたフュージョン~クロスオーバーの名盤です。

ドラマーのスティーヴ・ガッドさん、ベーシストのエイブラハム・ラボリエルさんを迎えた強烈なリズム隊の仕事も素晴らしく、ファンキーなホーン・セクションや美麗なピアノのフレーズが映えるポップな作品ですね。

夜のドライブのBGMとして聴けば、気分は最高!

Blacks And Blues

Blacks And BluesBobbi Humphrey

Bobbi Humphrey – Blacks and Blues (1973)
Blacks And BluesBobbi Humphrey

スティーヴィー・ワンダーさんの名盤『Key of Life』にも参加しているフルート奏者ボビー・ハンフリーさんの、1973年の名盤が『Blacks and Blues』です。

バックのミュージシャンにはチャック・レイニーさんやデイヴィッド・T・ウォーカーさんなどソウル系ミュージシャンが起用されていて、ファンキーかつソウルフルなアルバムなんですよね。

グルーヴィ―なビートにフルートの優雅な音色が重なったサウンドは、フュージョン好きにもオススメです。

The Grand Wazoo

The Grand WazooFrank Zappa & The Mothers

さまざまなジャンルとロックを融合させた前衛的なサウンドで、1988年にはグラミー賞の最優秀ロック・インストゥルメンタル賞を受賞したのがフランク・ザッパさんです。

バンドには多くの実力派若手ミュージシャンを参加させ、のちに有名になったミュージシャンは数知れません。

1972年にリリースされたアルバム『The Grand Wazoo』はジャズとロックを融合させた作品で、のちにキーボーディスト、プロデューサーとして活躍したジョージ・デュークさんも参加していたんですよね。

グルーヴィで熱い演奏が魅力の作品なので、ぜひ聴いてみてください!

Native Dancer

Beauty And The BeastWayne Shorter

Beauty And The Beast — Wayne Shorter – Native Dancer (1975) Vinyl LP
Beauty And The BeastWayne Shorter

グラミー賞を11回も受賞した、サックス奏者のウェイン・ショーターさん。

彼の有名な曲をまとめて聴きたいと思ったときにピッタリなのが、『Native Dancer』です。

こちらには、『Beauty And The Beast』など数々の名曲が収録されています。

また、このアルバムの曲は、ブラジル音楽とジャズを組み合わせたものといわれているんです。

そのため、とってもムーディなサウンドに仕上がっていますよ。

Head Hunters

ChameleonHerbie Hancock

Herbie Hancock – Chameleon (FULL VERSION)
ChameleonHerbie Hancock

あらゆるジャンルをフュージョン、たくみに融合させて革新的なサウンドを次々と生み出し、常にジャズ・シーンにおける最先端をひた走るハービー・ハンコックさん。

ジャズ・ピアニストとしても素晴らしい仕事を多数残しておりますが、音楽ジャンルの境界線を自在に行き来するコンポーザーとしての才能はまさに至宝。

そんなハービーさんのいわゆる「エレクトリック・ジャズ期」を代表する作品の1つであり、フュージョンという観点からも記念碑的なアルバムがこの『ヘッド・ハンターズ』です。

1973年にリリース、ビルボード・チャートにおいて20位を記録するなど、ジャズという枠内をこえて大ヒットを記録した傑作ですが、同時に旧来のジャズ・ファンからは反発もあった問題作でもあります。

とはいえ、本作が持つ革新性や歴史的な意義は疑いようがないでしょう。