【叩き上げ歌姫】市川由紀乃の歌いやすい曲
キャリアの序盤から安定した高い歌唱力で注目を集めてきた市川由紀乃さん。
順風満帆かと思えた彼女の歌手人生ですが、最初は燃え尽き症候群、2回目は卵巣がんにより活動休止を余儀なくされました。
その後、奇跡の復活を果たし、今もなお高い歌唱力で多くのファンを魅了している彼女ですが、いかんせん歌唱力が高いために難しい楽曲が多いのも事実……。
そこで今回は、市川由紀乃さんの楽曲のなかでも、特に歌いやすい楽曲をピックアップしました。
元ボーカル講師による解説もありますので、ぜひご自身の課題曲にできそうな作品を探してみてください。
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【叩き上げ歌姫】市川由紀乃の歌いやすい曲(1〜10)
雪市川由紀乃

哀愁ただようメロディーが印象的な市川由紀乃さんの名曲『雪』。
アルバム『唄女Ⅳ~歌・劇・詩~吉田旺作品集~』に収録された作品で、全体を通して昭和歌謡とポップスの中間のような曲調に仕上げられています。
非常にゆったりとしたテンポで、市川由紀乃さんの楽曲としてはかなり音域も狭く、こぶしをはじめとしたボーカルテクニックも1箇所を除けば登場しません。
唯一登場するこぶしも、1音階の変化にとどまっているので、難しさを感じることはないでしょう。
雪恋華市川由紀乃

音域E3~E5と2オクターブのこの曲は、全体的に聴いていると女性からすると少し低めかもしれません。
Aメロの出だしはわりと低めの音から始まるので、最初から喉を使わないようにしたいですね。
自分の目の前にゆっくり声を出す感じで歌うと低音は音がとりやすいです。
また、この曲はサビから一気に盛り上がる構成になっているので、最初のAメロBメロは優しく語りかけるように歌うと雰囲気が出るかなと思います。
サビの出だしはG#4あたりと少し声を張る高さなので、ここが注意ポイントです。
息継ぎをしっかりして、高いところでアクセントをしてください!
その後のサビ後半は音程が低くなるのでピッチが下がらないように気をつけましょう。
Je t’aime~もっともっと市川由紀乃

市川由紀乃さんの楽曲のなかでも、変わり種として知られる名曲『Je t’aime~もっともっと』。
本作は完全な歌謡曲としてリリースされた作品で、演歌のようなこぶしを多く用いた複雑なボーカルラインは登場しません。
70年代後半~80年代初頭をイメージさせる歌謡曲に仕上げられており、全体を通して艶やかなボーカルが続きます。
難易度自体は低く、狭い音域に音程の起伏がゆるやかなボーカルラインにまとまっているので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
【叩き上げ歌姫】市川由紀乃の歌いやすい曲(11〜20)
懐かしいマッチの炎市川由紀乃

王道の演歌から歌謡曲、ポップスまで幅広く歌いこなすことで知られる市川由紀乃さん。
こちらの『懐かしいマッチの炎』はポップス作品で、彼女のポップス系の楽曲としてはトップクラスの人気をほこります。
そんな本作はジブリの名曲『時には昔の話を』に近いメロディーで、全体を通して狭い音域でシンプルなボーカルラインが続きます。
演歌の高等技術であるこぶしも全く登場しないほど簡単な楽曲なので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
珊瑚抄市川由紀乃

市川由紀乃さんの人気曲『懐かしいマッチの炎』のカップリングとしてリリースされた作品『珊瑚抄』。
ジャンルとしては演歌に分類される楽曲ですが、技術的な部分を見れば歌謡曲の要素が強いため、ボーカルの難易度自体は低めの作品です。
音域も普通程度で、全体を通して中低音域が多く登場します。
声域面でも技術面でも難しいことを求められることがない作品なので、演歌に慣れていない方でも比較的歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
花わずらい市川由紀乃

色気と情熱を感じさせるメロディーが印象的な作品『花わずらい』。
演歌特有の艶やかさを感じる本作ですが、実は昭和歌謡のエッセンスも多分に含まれています。
実際、こぶしをはじめとした演歌の要素がボーカルラインではあまり登場せず、あくまで演歌らしさは雰囲気にとどまっているという印象です。
昭和歌謡がベースにあるため、ボーカルラインの難易度も必然的に下がっているので、しっかりと抑揚を意識しながら歌えば、プロっぽく聞こえるでしょう。
逢いたいなぁ市川由紀乃

市川由紀乃さんの楽曲のなかでも、屈指の名曲として名高い作品『逢いたいなぁ』。
演歌の最大の特徴である哀愁をしっかりと体現した作品で、どのパートでも感情を揺さぶるようなボーカルが登場します。
表現力自体は求められるものの、情緒を重視した楽曲ということもあり、意外にもボーカルラインはあっさりした印象です。
特にこぶしに関しては、音が上下する数が少ないタイプのものがほとんどですので、こぶしに苦手意識を持っている方でも歌いやすい楽曲と言えるでしょう。





