【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲
アイルランド民謡というと、どんな曲が思い浮かびますか?
映画『タイタニック』の三等客室でジャックとローズが踊るシーンで使われた『John Ryan’s Polka』は、アイルランドの曲としてご存じの方も多いかもしれませんね。
アイルランド民謡の特徴は、バグパイプの仲間であるイリアン・パイプスやティン・ホイッスルなどの民族楽器が使用されること。
郷愁を誘う音色に魅了されるリスナーも少なくありません。
この記事では、聴いているとついつい踊りだしたくなるような曲から癒やされる曲まで、アイルランド民謡の定番曲を紹介していきます!
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もくじ
- 【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲
- Auld Lang Syne
- The Minstrel Boy
- Shule Aroon
- Londonderry Air(Danny Boy)
- John Ryan’s Polka
- My Lagan Love
- My Darling Asleep
- Foggy Dew
- Kerry Reel
- The Lark in the Morning
- Swallowtail Jig
- I’ll Tell Me Ma
- The Last Rose of Summer
- Whiskey In The Jar
- Down by the Salley Gardens
- The Kesh Jig
- ダニーボーイ
- Irish Washerwoman
- Star of the County Down
- The Hills of Greenmore
- Believe me, if all those endearing young charms
- The Hills of Connemara
- drowsy maggie
【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲(1〜20)
The Kesh Jig

1997年の特大ヒット映画『タイタニック』において、陽気な音楽と相まってとてもハッピーな気分にさせてくれる名場面の1つに、主人公のジャックとローズが3等客室で踊るダンス・シーンがありますよね。
ここで使われている4つの楽曲は、どれもアイルランドやスコットランドの伝統的な音楽、ケルト音楽が使用されています。
本稿で紹介している『The Kesh Jig』は、映画ではパーティーの中において腕相撲をしているシーン辺りで使われていますよ。
映画本編をご覧になった方であれば、パーティーに参加している人たち皆が楽しそうであればあるほど、後半に訪れる悲劇的な展開に思わず胸を痛めてしまいそうですが……。
なお、この『Kesh Jig』は演奏するという点においても定番の人気曲であり、1970年代に人気を博したアイルランド伝統音楽を演奏する伝説的なバンド、ボシー・バンドのデビュー作の1曲目にも収録されていますから、ぜひチェックしてみてくださいね。
ダニーボーイ

アイルランドの心を歌い継ぐ名曲として、世界中で愛され続けてきた珠玉のバラード。
1913年当時、イギリスの弁護士フレデリック・ウェザリーさんによって、アイルランドに伝わる伝統的な旋律に温かな歌詞が添えられました。
故郷を離れる人々への想いや、愛する者との別れを優しく包み込む旋律は、聴く人の心に深く響きます。
ビング・クロスビーさんやシネイド・オコナーさんなど、時代を代表するアーティストたちが本作を歌い継ぎ、1990年の映画『ミラーズ・クロッシング』では、フランク・パターソンさんの歌声が印象的なシーンを彩りました。
穏やかな夜にゆっくりと耳を傾けたい、永遠の名曲です。
Irish Washerwoman

フィドルやバイオリン、もしくはギターやバグパイプといった楽器でメロディのみが演奏される構成でありながらも、メロディから生まれる独特のビートに思わず手拍子とともに踊り出したくなってしまう楽曲です!
17世紀から伝わるというアイルランド民謡~ジグの『Irish Washerwoman』は、一時期は歌詞も付けられて歌劇の中で歌われていたとか。
ボストン・ポップス・オーケストラのチーフ・アレンジャーとして名高いリチャード・ヘイマンさんが、自身の楽団を率いたリチャード・ヘイマン&ヒズ・オーケストラ名義で『Irish Rhapsody』というアルバムを発表しており、そこでもこちらの『Irish Washerwoman』が取り上げられていますから、クラシック音楽をお好きでケルト音楽に興味のある方はぜひチェックしてみてください。
Star of the County Down

民謡というと土着信仰を主体とした楽曲をイメージする方は多いと思います。
もちろん民謡のそういった側面は強いのですが、アイルランド民謡には例外も存在します。
その1つがこちらの『Star of the County Down』。
この作品はアイルランド民謡の定番のバラードとして知られている作品で、若くして恋人を失った男性の悲痛な叫びを描いた楽曲です。
メロディーだけ聴いていると陽気に聴こえますが、よく聴いてみるとしっかりと短調で構成されています。
The Hills of Greenmore

アイルランド民謡と聞いてインストゥルメンタルをイメージする方は多いと思います。
確かにアイルランド民謡には楽器を主体とした曲も多いのですが、ボーカルを主体とした楽曲も存在します。
その1つが、こちらの『The Hills of Greenmore』。
ティン・ホイッスル、バイオリン、マンドリンというシンプルな編成で、王道のアイルランド民謡に仕上げられています。
陽気な曲が好きな方は、ぜひチェックしてみてください。