ブリティッシュトラッドの名曲。おすすめの人気曲
ブリティッシュトラッドとはイギリスの古くから伝わる民謡など全般のことをさしますが、ここではロックバンドが歌うフォーク調の曲に、注目しました。
シンプルな構成でメッセージを伝えた曲が多く、古くから続くロックのマインドを味わうことができます。
ブリティッシュトラッドの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
The Lark In the MorningThe Johnstons

こちら「The Lark In the Morning」は、イギリスのイングランド地方で長年親しまれているフォークソングです。
この曲は古くから歌い継がれており、たくさんのミュージシャンたちがレコードやCDにこの曲を収録しています。
歌詞はいくつかのバージョンがありますが、ほとんどは農村の少年が少女と恋に落ちるという内容です。
John BarleycornThe Young Tradition

イングランド地方の民謡「John Barleycorn」は、生きていくのに重要な穀物である大麦と、それから作られるビールやウイスキーを擬人化した「ジョン・バーリーコーン」が歌詞に登場します。
ジョン・バーリーコーンは歌詞のなかで、攻撃されたり殺されたりしてしまうのですが、これは大麦の刈り入れや麦芽製造などを意味しているんだとか。
Here’s Adieu, Sweet Lovely NancyPeter Bellamy

「Here’s Adieu, Sweet Lovely Nancy」はイギリスに古くから伝わるフォークソングとしてさまざまなミュージシャンがカバーしてきました。
この曲にはいろいろなバージョンがありますが、船乗りが陸に残してきたガールフレンドを思って歌うバラードとして知られています。
現在のように移動手段が発達していなかった時代なので、一度の航海に何年も費やす船乗りたちが歌う曲として愛されていました。
Jack OrionA. L. Lloyd

こちら「Jack Orion」は古くからイギリスに伝わるフォークソングです。
多くのアーティストに歌われていますが、中でも有名なのが、イギリスのスコットランド出身のミュージシャン、バート・ヤンシュが歌っているバージョンでしょう。
歌詞は、王とハープを演奏する息子が、他の王の娘と恋に落ちるという物語になっています。
Old Sir Simon the KingJohn Kirkpatrick, Sue Harris

イギリスに古くから伝わる「Old Sir Simon the King」は、王の悩みをテーマにしたストーリー仕立ての歌です。
この曲にはいくつかのバージョンがあり、動画のようなシンプルなものだけでなく、室内楽のような華やかなバージョンも存在しています。
メロディが親しみやすいので、日本人でも楽しんで聴けますよね。
Let No Man Steal Your ThymeAnne Briggs

「Let No Man Steal Your Thyme」は、「The Sprig of Thyme」や「The Seeds of Love」といったタイトルでも知られている、イギリスやアイルランドで古くから伝わる民謡です。
歌詞は、植物にまつわるエピソードが多く登場し、子供たちが自然に慣れ親しむための歌としても歌われているんだとか。
ちょっぴり切ない雰囲気のメロディが魅力的ですよね。
The Merchant’s SonJune Tabor

イギリスのパブやバーなどでかかっているような、伝統的なフォークソングを探しているなら、こちら「The Merchant’s Son」は要チェックです。
こちらは商人の息子をテーマにした民謡で、メロディはいかにもブリティッシュな雰囲気がただよいます。
流れていくような美しいメロディとフィドルの音色がマッチして、イギリスの空気を感じられる曲に仕上がっていますね。