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【イングランド民謡】ブリティッシュトラッドの名曲まとめ

イングランド民謡といえば、誰もが一度は耳にしたことがある心温まるメロディーと素朴であったりさまざまな意味や文化そのものが込められた歌詞が魅力ですよね。

ブリティッシュトラッドには、民衆の暮らしや自然、そして時には冒険心を揺さぶるような物語が詰まっています。

イギリスの文化を深く理解するためにも、またギターやフィドルなどの練習曲としても最適な音楽です。

今回の記事では伝統的なインランド民謡の名曲をまとめてご紹介、歴史を感じさせる調べと、現代にも通じる普遍的なメッセージを持つブリティッシュトラッドの世界を、一緒に楽しんでみませんか?

【イングランド民謡】ブリティッシュトラッドの名曲まとめ(11〜20)

Molly Bawnアイルランド民謡

The Chieftains & Alison Krauss – Molly Ban
Molly Bawnアイルランド民謡

霧深いアイルランドの情景が目に浮かぶような、悲しくも美しいバラッドです。

本作が描くのは、猟に出た若者が、茂みに隠れた恋人を白鳥と誤って撃ってしまうという、あまりに痛ましい物語。

恋人を失った若者の絶望が胸に迫ります。

ですが、ただの悲劇で終わらないのがこの歌の奥深いところ。

いくつかの伝承では、恋人の霊が現れて若者の過ちを許し、彼を救うのです。

まるでケルト神話の変身物語のようでもあり、幻想的な雰囲気が漂いますね。

1799年頃に初めて印刷物として登場し、ザ・ダブリナーズがアルバム『At It Again』で取り上げるなど、多くの歌い手によって大切に歌い継がれてきました。

物語に浸りたい静かな夜に、じっくりと聴き入ってみてはいかがでしょう。

Brave Benbowイングランド民謡

海の男たちの勇壮さと悲哀が詰まった、イングランドの伝承歌です。

この歌は1702年に起きた実際の海戦がもとになっており、重傷を負いながらも最後まで戦い抜いた提督の物語なのですね。

脚を失うといった血なまぐさい描写も含まれていて、そういった部分にフォークソングならではの迫力を感じさせます。

本作は1820年代にはすでに印刷物として存在し、録音としてはダニー・スプーナーによる1968年のアルバム『Soldiers and Sailors (Folksingers of Australia Volume 2)』などがあります。

また、作曲家ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズがこの旋律を用いて組曲『Sea Songs』を1923年に編曲したという逸話も興味深いですよね。

歴史的な背景を想像しながら聴くと、また違った味わいを感じられるでしょう。

Henry Martinスコットランド民謡

スコットランドの荒涼とした海と、そこで生きる人々の物語を歌い継いできたのがスコットランド民謡なのかもしれませんね。

本作は、家族を養うために海賊となる道を選んだ男の悲哀を描いた、壮大な物語詩です。

貧困から抜け出すための彼の決断は、やがてイギリスの船との運命的な対決へと繋がり、誇りを胸に抱いたまま海の藻屑と消えるという結末を迎えます。

力強くも静かなメロディが、彼の覚悟と哀愁を深く物語っているようです。

この楽曲はもともと17世紀の史実に基づくバラッドが口承されるうちに変化したもので、ウェールズの歌手フィル・タナーさんによる1937年の録音が最初の記録。

後にジョーン・バエズさんが1960年の名盤『Joan Baez』で取り上げたことで、さらに広く知られることになりました。

歴史の背景を知ると、より一層味わい深いものがありますよ。

Here’s Adieu, Sweet Lovely Nancyイングランド民謡

「Here’s Adieu, Sweet Lovely Nancy」はイギリスに古くから伝わるフォークソングとしてさまざまなミュージシャンがカバーしてきました。

この曲にはいろいろなバージョンがありますが、船乗りが陸に残してきたガールフレンドを思って歌うバラードとして知られています。

現在のように移動手段が発達していなかった時代なので、一度の航海に何年も費やす船乗りたちが歌う曲として愛されていました。

Jack Orionイングランド民謡

こちら「Jack Orion」は古くからイギリスに伝わるフォークソングです。

多くのアーティストに歌われていますが、中でも有名なのが、イギリスのスコットランド出身のミュージシャン、バート・ヤンシュが歌っているバージョンでしょう。

歌詞は、王とハープを演奏する息子が、他の王の娘と恋に落ちるという物語になっています。

John Barleycornイングランド民謡

イングランド地方の民謡「John Barleycorn」は、生きていくのに重要な穀物である大麦と、それから作られるビールやウイスキーを擬人化した「ジョン・バーリーコーン」が歌詞に登場します。

ジョン・バーリーコーンは歌詞のなかで、攻撃されたり殺されたりしてしまうのですが、これは大麦の刈り入れや麦芽製造などを意味しているんだとか。

【イングランド民謡】ブリティッシュトラッドの名曲まとめ(21〜30)

Scarborough Fair (feat. Dave Swarbrick)スコットランド民謡

古くから伝わる民謡には、楽しいものだけでなく、悲しいストーリーのものもたくさんあります。

こちら「Lowlands of Holland」も、そんな悲しい雰囲気の民謡のひとつ。

もともとはスコットランドで生まれたといわれるこの曲の歌詞は、オランダの戦争で死んでしまった夫を嘆く若い妻が描かれています。

雨の日などに聴きたくなる、さみしい雰囲気の曲ですよね。