【イングランド民謡】ブリティッシュトラッドの名曲まとめ
イングランド民謡といえば、誰もが一度は耳にしたことがある心温まるメロディーと素朴であったりさまざまな意味や文化そのものが込められた歌詞が魅力ですよね。
ブリティッシュトラッドには、民衆の暮らしや自然、そして時には冒険心を揺さぶるような物語が詰まっています。
イギリスの文化を深く理解するためにも、またギターやフィドルなどの練習曲としても最適な音楽です。
今回の記事では伝統的なインランド民謡の名曲をまとめてご紹介、歴史を感じさせる調べと、現代にも通じる普遍的なメッセージを持つブリティッシュトラッドの世界を、一緒に楽しんでみませんか?
- ケルト音楽の名曲。おすすめのアイリッシュ音楽
- 【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲
- 【2025】イギリスのおすすめバンドまとめ。若手も多数登場!
- 【洋楽】ブルーグラスの名曲。おススメの人気曲・代表曲
- ファドの名曲。おすすめの人気曲
- 【2025】素晴らしきアイリッシュ~アイルランド出身の人気バンド
- 洋楽のフォークソング。フォークの名曲・おすすめの人気曲
- Z世代に人気の高い洋楽。ヒットソング
- 【讃美歌】有名な賛美歌・聖歌。おすすめの讃美歌・聖歌
- 【2025】美しきアンビエントの世界。一度は聴きたいおすすめの名盤まとめ
- 【懐かしのコレクション】オールディーズの名曲。おすすめの人気曲
- 【2025】ワールドミュージックの今。多様な音楽文化を楽しめる名曲を紹介
- 有名なドイツ民謡|日本のアノ曲がドイツ民謡だった!?
【イングランド民謡】ブリティッシュトラッドの名曲まとめ(11〜20)
The Lark In the Morningアイルランド民謡

こちら「The Lark In the Morning」は、イギリスのイングランド地方で長年親しまれているフォークソングです。
この曲は古くから歌い継がれており、たくさんのミュージシャンたちがレコードやCDにこの曲を収録しています。
歌詞はいくつかのバージョンがありますが、ほとんどは農村の少年が少女と恋に落ちるという内容です。
Brave Benbowイングランド民謡

海の男たちの勇壮さと悲哀が詰まった、イングランドの伝承歌です。
この歌は1702年に起きた実際の海戦がもとになっており、重傷を負いながらも最後まで戦い抜いた提督の物語なのですね。
脚を失うといった血なまぐさい描写も含まれていて、そういった部分にフォークソングならではの迫力を感じさせます。
本作は1820年代にはすでに印刷物として存在し、録音としてはダニー・スプーナーによる1968年のアルバム『Soldiers and Sailors (Folksingers of Australia Volume 2)』などがあります。
また、作曲家ラルフ・ヴォーン・ウィリアムズがこの旋律を用いて組曲『Sea Songs』を1923年に編曲したという逸話も興味深いですよね。
歴史的な背景を想像しながら聴くと、また違った味わいを感じられるでしょう。
Here’s Adieu, Sweet Lovely Nancyイングランド民謡

「Here’s Adieu, Sweet Lovely Nancy」はイギリスに古くから伝わるフォークソングとしてさまざまなミュージシャンがカバーしてきました。
この曲にはいろいろなバージョンがありますが、船乗りが陸に残してきたガールフレンドを思って歌うバラードとして知られています。
現在のように移動手段が発達していなかった時代なので、一度の航海に何年も費やす船乗りたちが歌う曲として愛されていました。
Old Sir Simon the Kingイングランド民謡

イギリスに古くから伝わる「Old Sir Simon the King」は、王の悩みをテーマにしたストーリー仕立ての歌です。
この曲にはいくつかのバージョンがあり、動画のようなシンプルなものだけでなく、室内楽のような華やかなバージョンも存在しています。
メロディが親しみやすいので、日本人でも楽しんで聴けますよね。
John Barleycornイングランド民謡

イングランド地方の民謡「John Barleycorn」は、生きていくのに重要な穀物である大麦と、それから作られるビールやウイスキーを擬人化した「ジョン・バーリーコーン」が歌詞に登場します。
ジョン・バーリーコーンは歌詞のなかで、攻撃されたり殺されたりしてしまうのですが、これは大麦の刈り入れや麦芽製造などを意味しているんだとか。
Jack Orionイングランド民謡

こちら「Jack Orion」は古くからイギリスに伝わるフォークソングです。
多くのアーティストに歌われていますが、中でも有名なのが、イギリスのスコットランド出身のミュージシャン、バート・ヤンシュが歌っているバージョンでしょう。
歌詞は、王とハープを演奏する息子が、他の王の娘と恋に落ちるという物語になっています。
【イングランド民謡】ブリティッシュトラッドの名曲まとめ(21〜30)
Scarborough Fair (feat. Dave Swarbrick)スコットランド民謡

古くから伝わる民謡には、楽しいものだけでなく、悲しいストーリーのものもたくさんあります。
こちら「Lowlands of Holland」も、そんな悲しい雰囲気の民謡のひとつ。
もともとはスコットランドで生まれたといわれるこの曲の歌詞は、オランダの戦争で死んでしまった夫を嘆く若い妻が描かれています。
雨の日などに聴きたくなる、さみしい雰囲気の曲ですよね。





