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【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲

アイルランド民謡というと、どんな曲が思い浮かびますか?

映画『タイタニック』の三等客室でジャックとローズが踊るシーンで使われた『John Ryan’s Polka』は、アイルランドの曲としてご存じの方も多いかもしれませんね。

アイルランド民謡の特徴は、バグパイプの仲間であるイリアン・パイプスやティン・ホイッスルなどの民族楽器が使用されること。

郷愁を誘う音色に魅了されるリスナーも少なくありません。

この記事では、聴いているとついつい踊りだしたくなるような曲から癒やされる曲まで、アイルランド民謡の定番曲を紹介していきます!

【アイルランド民謡】意外と身近な民族音楽の名曲・定番曲(21〜40)

Believe me, if all those endearing young charms

John McDermott – Believe Me (If All Those Endearing Young Charms)
Believe me, if all those endearing young charms

古くから愛されている日本の唱歌の元ネタが、実はアイルランド民謡だったというのはよくあることで、アイリッシュ・ミュージックを掘り下げていくと、そのような発見があるのも楽しい一面ですよね。

日本では『春の日の花と輝く』として広く親しまれている楽曲も、アイルランド民謡の『Believe me, if all those endearing young charms』という曲が原曲です。

『庭の千草』の原曲『The Last Rose of Summer』などでも知られる、アイルランドの国民的な詩人であるトーマス・ムーアによる普遍的な愛の歌を、情緒豊かな美しい日本語詞に置き換えた日本の作曲家兼作詞家、堀内敬三さんの仕事ぶりも実に素晴らしいですよね。

The Hills of Connemara

Noel Mc Loughlin – The Hills of Connemara
The Hills of Connemara

アイルランド民謡と言われて、アイリッシュ・パブの流れでお酒を連想する方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

『The Hills of Connemara』と呼ばれるアイルランド民謡は、そのものずばりお酒をテーマとした楽曲。

軽快なリズムとパブに集まった客の合唱が目に浮かぶ陽気なメロディが特徴的で、聴いているだけで楽しい気分にさせてくれますよね。

アイリッシュ・ミュージックやケルト音楽を鳴らす多くのアーティストのカバーされていますが、映画『タイタニック』において、ケルト音楽が多く使用された有名なパーティー・シーンで実際に出演を果たしたアメリカ出身のケルト音楽を鳴らすバンド、ゲーリック・ストームのカバーはオススメですよ。

1998年のデビュー・アルバム『Gaelic Storm』の1曲目に収録されています!

drowsy maggie

この楽曲の旋律を耳にした瞬間、思わず皆で手を取り合ってダンスしたくなってしまう人もいらっしゃるのでは?

軽やかなパーカッションのリズムに導かれ、旋律を奏でる楽器もまるで踊っているような賑やかな雰囲気がとても楽しいこちらの『Drowsy Maggie』は、アイルランド民謡の有名曲でセッションの定番曲としても知られている曲ですね。

名作映画『タイタニック』の、あの有名なパーティーの最中に皆が手をつないで踊るシーンで使われたことでこの楽曲の存在を知った方も多いでしょう。

映画ではパーティーの空気感に合わせてなのか、相当早いテンポで演奏されていますが、アイルランド民謡に限らずトラディッショナルな楽曲は、演奏する地域や演奏者によってそのスタイルから時には歌詞も変化していくという特徴もありますから、さまざまなアレンジを聴き比べてみることをオススメしたいですね。

おわりに

アイルランド民謡といえば必ず名前が挙がる定番曲から編集部のオススメ曲まで、さまざまな曲を紹介しました。

なかには映画で使用された曲や他のアーティストにカバーされた曲など、意外と身近に感じてもらえる楽曲もあったと思います。

同じ楽曲でも、さまざまな楽器の構成や楽曲アレンジで演奏されたものがありますので、ぜひあなたのお気に入りの1曲を見つけてくださいね!