哀愁にあふれたサウンドが魅力の音楽ジャンル、ブルース。
実は日本のブルースは意外にもクオリティが高いことで知られており、アンダーグラウンドには素晴らしい歌手が居るので、多くの名曲があふれかえっています。
今回はそのなかでもカラオケでぜひ歌っていただきたい楽曲をピックアップいたしました。
ボーカル講師によるボーカルテクニックの解説も織り交ぜているので、渋く、そしてかっこよくブルースを歌いたい方は必見です。
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カラオケで歌いたいブルースの名曲、人気曲(1〜10)
胸が痛い憂歌団

涙と共に心に染み入る切ない歌声が印象的な憂歌団。
ブルースが好きな方なら間違いなく彼らを知っていることでしょう。
そんな憂歌団の名曲といえば、多くの方はこちらの楽曲を思い浮かべるのではないでしょうか?
憂歌団の代表曲でもある本作は、1989年6月にアルバム『BIG TOWN, SMALL HANDS』に収録されました。
その後、シングルカットもされた人気曲です。
木村充揮さんの独特の歌声によって難易度が高く感じますが、ボーカルライン自体はシンプルな歌いやすい楽曲です。
二次会のカラオケで喉がつぶれてきたあたりに歌うと味が出ると思います。
となりのオッサン桑名正博

1970年代から1980年代にかけて大活躍したロックシンガー、桑名正博さん。
伝説のロックバンド、キャロルと双璧を成す存在のアーティストで、生前はさまざまな名曲を生み出してきました。
ロック畑の人ですが、ブルースやジャズを基調とした楽曲を多くリリースしています。
その中でも特にオススメしたい1曲が、こちらの『となりのオッサン』。
海外の本格的なブルースにも引けを取らないメロディーに印象的な日本語の歌詞を乗せた1曲です。
声が低い方にとっては非常に歌いやすい楽曲なので、ぜひ挑戦してみてください。
Call The Brown Sugar Woman大木トオル

アメリカで「ミスター・イエロー・ブルース」と称されている世界的なブルースシンガーの1人、大木トオルさん。
非常に渋い、しゃがれた声を持っており、その声色からつむがれるブルースは本格的かつ個性的です。
そんな大木トオルさんの楽曲のなかでも、特にオススメしたい作品が、こちらの『Call The Brown Sugar Woman』。
ブルースロックに近い感じの曲調なので、本格的でありながらキャッチーさもあるブルースに触れてみたいという方にオススメです。
おそうじオバチャン憂歌団

日本を代表するブルースバンドといえば、多くの方が憂歌団の名前をあげるのではないでしょうか?
いくつもの名曲を生み出してきた憂歌団ですが、なかでも特にカラオケにオススメしたい作品が、こちらの『おそうじオバチャン』。
内容が内容なので地上波では放送禁止になった楽曲ですが、カラオケなどの場では盛り上がりやすい楽曲と言えます。
簡単な曲というわけではありませんが、がなりながら声を出せば誰でもブルースのように聴こえる楽曲です。
ぜひ挑戦してみてください。
しょげないでよBABYB.B.QUEENS

国民的人気アニメ『ちびまる子ちゃん』のオープニングテーマを担当していた音楽グループ、B.B.QUEENS。
ポップな楽曲がメインですが、日本を代表するブルースシンガーである近藤房之助さんがメンバーとして居るということもあり、なかには非常にブルージーな楽曲が存在します。
その中でも特にオススメしたい楽曲が、こちらの『しょげないでよBABY』。
人気番組『はじめてのおつかい』のテーマソングとしても有名ですね。
本作はかわいらしさのなかにもブルースの渋さをかねそなえた1曲です。
ぜひチェックしてみてください。
ヘイ・ヘイ・ブルース高田渡

関西のフォークミュージックブームを作り上げた1人として知られているフォークシンガー、高田渡さん。
メインはフォークミュージックですが、ブルースやブルーグラスも得意としているアーティストで、なかでもこちらの『ヘイ・ヘイ・ブルース』は特に人気があるブルースの名曲です。
本作の演奏は非常にブルージーなのですが、ボーカルは単調な方なので、歌が苦手な方にとって、非常に歌いやすい楽曲だと思います。
単調ですが、盛り上がる部分もある楽曲なので、ぜひチェックしてみてください。
悲しい色やね上田正樹

哀愁とソウルが交差する名曲、上田正樹さんの代表作。
1982年10月にリリースされた本作は、当初こそ苦戦を強いられましたが、有線放送での人気が高まり、翌年にはオリコンチャート5位を記録する大ヒットとなりました。
関西弁の歌詞と英語詞風のメロディーという異色の組み合わせが、独特の魅力を生み出しています。
海辺での別れを描いた切ない歌詞は、聴く人の心に深く響きます。
上田さん特有のハスキーボイスが、この楽曲の魅力をさらに引き立てているのです。
カラオケで歌うなら、感情を込めて表現することがポイントになりますよ。