【保育】切り絵のアイデア
保育向けの切り絵のアイデアを紹介します。
切り絵は図案が細かくなるとデザインナイフを使いますが、今回は幼児さんでも挑戦できる、ハサミでできる切り絵のアイデアを集めました。
お花やちょうちょ、動物など、制作遊びや壁面飾りに使えるアイデアもたくさんありますよ。
まずは、直線だけでできる切り絵に挑戦してみてください。
ガイドとなる線は大人が描いてあげてくださいね。
子供たちには、ハサミの練習として切ってもらいましょう。
【保育】切り絵のアイデア(1〜10)
花火

切り紙でステキな形の花火を作ってみませんか?
花火の切り絵は折り紙を使って作れます。
切る前の折り方が複雑なため、少人数で取り組めるように工夫しましょう。
切り取り線を子供たちに描いてもらうと自由な形に仕上がりますが、広げた際につながらず、バラバラになってしまう可能性もあります。
クラスの様子や取り組める時間を考えて、切り取り線を先生が描いてもいいでしょう。
ハサミで慎重に切って広げたら華やかな花火の完成です。
雪の結晶

冬の装飾にぴったりなのが、雪の結晶の切り絵です。
白や銀色の紙を使って、作っていきましょう。
紙を何度か折り、ランダムに切り込みを入れていきます。
どう切るのかあまり決めすぎないのがポイント。
あえてガイド線を描かずに、子供たちに自由に切ってもらう方がいいかもしれませんね。
自由に切り込みを入れることで、それぞれオリジナリティーのある雪の結晶ができますよ。
また、使う紙は四角い紙だけでなく、丸く切った紙を使うのもオススメです。
いろいろな雪の結晶を作って、お部屋に冬を呼び込みましょう!
リボン

どんな装飾にもアクセントとして使いやすい、リボンを切り絵で作ってみましょう!
リボンは左右対称であるものが多いので、紙を半分に折ってから切り込みを入れるのがオススメです。
半分に折った折り目がリボンの中心となるようにし、そこから外側に向かって結んだ状態のリボンの半分を切り出していきます。
切って広げると、結んだ状態のリボンがちゃんと左右そろった形で出現します。
ちょうちょ結びの状態のもの、ちょうちょ結びの上部分だけのもの、どちらもこのやり方でできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
【保育】切り絵のアイデア(11〜20)
どうぶつ

子供たちそれぞれで好きな動物を作って、保育園や幼稚園を動物園にしちゃいましょう!
紙を一度半分に折り、折り目を中心にし、動物の半身を切り出していきます。
そうすると、広げたときにしっかり動物の体全体が現れます。
目や鼻、体の模様などは、切った後にペンなどで描いてもOK。
各パーツも切り絵で作りたい場合は、胴体を切り出した後に紙を折った状態のままで切り込みを入れていきましょう。
お花や食べ物を作るよりも動物は複雑な構造をしているので、ハサミの練習にはぴったりなアイデアです。
ガイド線は、切りやすさを考えた線にしてくださいね。
もみじ

お部屋の中に秋の美しい紅葉を作れる、もみじを切り絵で作ってみましょう!
紙を折った状態で切り込みを入れることで、キレイなもみじの葉ができます。
しかし、紙を折る工程が複雑な場合が多いので、折ってガイド線を入れるまでの工程は先生側で対応するのがいいでしょう。
子供たちには切る工程をおこなってもらい、ハサミに慣れてもらうことにポイントをおくのがオススメです。
赤やオレンジ、黄色などの紙を使って作り、壁一面にたくさん貼ったら、肌寒くなってくる秋でも暖かいお部屋でもみじ狩りが楽しめますよ。
りんご

そのまま食べるのはもちろん、お菓子にしてもおいしいりんごを切り絵で作ってみましょう。
左右対称に見えるりんごは、半分に折った紙に丸い切り込み、そしてヘタ部分を表す細長い切り込みを入れるだけで完成します。
大きく丸に切っていくので、子供たちにとっては紙を丸く切る練習にもなりますよ。
初めは大きな紙を使って練習するのが、いいかもしれませんね。
赤や緑、黄色など、色とりどりのりんごを作って、飾ってみてくださいね。
チューリップ

春はいろいろな色のチューリップを作って、お部屋を華やかにしましょう!
半分に折った紙にチューリップの花の形になるように切り込みを入れれば、開いときに左右対称のキレイなチューリップが完成します。
一度にたくさんチューリップをつくりたいときは、紙を3回三角形臭った後、チューリップの花型の切り込みを入れると、一度に4つほど花ができます。
くきと葉っぱも同じようにして作成してみましょう。
両方できたら組み合わせて、壁面や画用紙などに貼ってみてくださいね。
子供たちみんなでいろいろな色の花を作り、お友達同士で作ったものを交換すれば、それぞれがカラフルなチューリップを制作できますよ。