【保育】切り絵のアイデア
保育向けの切り絵のアイデアを紹介します。
切り絵は図案が細かくなるとデザインナイフを使いますが、今回は幼児さんでも挑戦できる、ハサミでできる切り絵のアイデアを集めました。
お花やちょうちょ、動物など、制作遊びや壁面飾りに使えるアイデアもたくさんありますよ。
まずは、直線だけでできる切り絵に挑戦してみてください。
ガイドとなる線は大人が描いてあげてくださいね。
子供たちには、ハサミの練習として切ってもらいましょう。
【保育】切り絵のアイデア(1〜5)
タンポポ

春から夏にかけてよく見かける、黄色くてかわいいお花のたんぽぽ。
小さく細かな花びらがついたお花なので、一見複雑そうに見えますが、紙を何度も折った後に切り込みを入れていくことで、かわいいたんぽぽの花ができあがります。
四角に2回、三角に1回折り、さらに開いた部分を表裏両方外側に折り返す、といったように紙を細長く小さく折っていきます。
ある程度折れたら、開いたときにたんぽぽのような花びらが出現するように、切り込みをいれていきましょう。
切り込みを入れたら開いて、たんぽぽの完成です!
壁面飾りの一部などに、ぜひ活用してみてくださいね。
お花

画用紙を使ってお花の切り絵を楽しみましょう。
折った画用紙を手順通りに切ると、お花の形の完成。
お花にはペンで自由にお絵描きしましょう。
花びらをたたんで手でアイロンをかけたら、水を張ったたらいに浮かべます。
じっくり観察すると、花びらが徐々に開いていきますよ。
作るだけではなく、子供たちの反応も楽しめる切り絵です。
集中して取り組めるように少人数のグループに分けてくださいね。
どんなお花が咲くか楽しみになるアイデアです。
ちょうちょ

お花の周りをひらひら飛ぶ、ちょうちょを作ってみましょう。
ちょうちょは左右対称の体なので、そのまま形を切るよりも紙を半分に折って切る方がオススメです。
半分に折った紙の折り目をちょうちょの体の中心とし、そこから体半分の形を切っていきます。
切って広げてみると、しっかりちょうちょの体が左右それぞれできます。
切って模様を入れたいときは、全体を切った後に紙を折ったままの状態で切り込みを入れましょう。
丸みを帯びた羽の形にするのもいいですが、まだハサミを使いなれていない子供たちの場合は、少しカクカクした羽にしてあげると切りやすくなりますよ。
クリスマスツリー

クリスマスの時期には、クリスマスツリーの切り絵に挑戦してみませんか。
クリスマスツリーは左右対称にも見えるので、半分に折った紙の折り目をクリスマスツリーの中心とし、そこから外側に向かってツリーのギザギザを切って作っていくのがオススメ。
また、小さく折った後で同じような形で切り込みを入れると、クリスマスツリーがいくつも連なったような切り絵もできます。
できたクリスマスツリーはそのまま壁などに貼ってもいいですし、ペンやシールなどでオーナメントを加えてから飾るのもいいでしょう。
クローバー

公園や道端など、いろいろな場所でよく見かけるクローバー。
葉っぱの枚数が4枚の四つ葉のクローバーを見つけると幸せなれる、といったお話もありますよね。
そんな幸せな気持ちになれる、クローバーを作ってみましょう。
紙を四角に2回、三角に1回程度折ったら、クローバーの葉の丸い形を出すように、丸く切り込みを入れていきます。
切って広げると、クローバーの完成です!
どの季節の装飾にも使いやすいので、工作レクのアイデアに困ったときはぜひ作ってみてくださいね。