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【意外と知らない】鯉のぼりにまつわる雑学&豆知識

5月5日のこどもの日が近くなるとそこかしこで見かけることが増えるこいのぼり。

昔からの伝承で男の子が生まれると飾るというしきたりのところも多いですが最近では住宅事情などもあり、あまり大きなものは見かけなくなりましたが室内に飾れるものやインテリア性の高いものなどが増えましたよね。

そんなこいのぼりにまつわる雑学、豆知識をこの記事ではご紹介していきますね。

そう言われれば知らないな……というような雑学、知っておくと話のネタにもなりますよ。

お子さんがいるご家庭でもぜひこいのぼりのルーツなど、ご家族でお話してみてくださいね。

もくじ

【意外と知らない】鯉のぼりにまつわる雑学&豆知識

こいのぼりは「端午の節句」のもので「こどもの日」とは別物である

こいのぼりは「端午の節句」のもので「こどもの日」とは別物である

「端午の節句」と「こどもの日」は同じ5月5日なので混同されがちですが、端午の節句は男の子の誕生を祝い成長を願う行事、こどもの日は国民の祝日の一つであり、性別関係なくすべての子供の健康と成長を願う日です。

そしてこいのぼりとは、端午の節句に飾るものなのですね。

男の子のいないご家庭ではこどもの日をお祝いしてもこいのぼりを飾ることは少ないと思うので、男の子のいるご家庭の方が混同しがちかもしれません。

同じ日なので別物ということを知らない方もおられると思います。

ぜひこの機会に覚えておきましょう。

平均的に子供が10歳前後で飾らなくなる家が多い

平均的に子供が10歳前後で飾らなくなる家が多い

こいのぼりは子供が健康に大きくなる願いを込めて飾られますが、多くのご家庭で子供が10歳前後になると飾らなくなるようですね。

明確に「何歳まで飾らないと……」という決まりはありません。

ただ日本では「7歳までは神のうち」という言葉が知られているので、7歳までは飾るご家庭が多いようです。

お子さんによっては毎年こいのぼりを楽しみにしている場合もあるでしょう。

そんな時は年齢のことは気にせず、ぜひ飾ってあげてくださいね。

童謡『こいのぼり』にも出てくる「まごい」と「ひごい」は色素の違いで同じ種類の鯉である

童謡『こいのぼり』にも出てくる「まごい」と「ひごい」は色素の違いで同じ種類の鯉である

マゴイは黒いですが、ヒゴイは赤いですよね。

一見別の種類のコイに思えますが、実は同じ種類のコイなんです!

ヒゴイはマゴイが突然変異したものだそうですよ。

メラニン色素が少ないために明るい体色になるそうですね。

確かに童謡『こいのぼり』でもマゴイはお父さん、ヒゴイは子供と歌われています。

親子なのに違う種類だったら少しびっくりしてしまいますよね。

ちなみにこのヒゴイを品種改良して生まれたのが、みなさんもよく知るニシキゴイです。

江戸時代のこいのぼりの数

江戸時代のこいのぼりの数

こどもの日を象徴する飾り付けであるこいのぼりは、カラフルな鯉が青空を舞っているイメージが強いかと思います。

そんなこいのぼりは、江戸時代は現在と違う形だったといわれています。

それはどのようなものだったのでしょうか。

現在では3から4匹のこいのぼりですが、明治の初頭は2匹、江戸時代は1匹と、徐々に数を増やしていったと語られています。

この江戸時代の1匹のこいのぼりは「真鯉一匹飾り」と呼ばれる形式で、子供そのものをあらわしていたといわれています。

子供への願いは変わっていないものの、シンプルな見た目だからこそ、願いも強いものに見えてくるような内容ですね。

おわりに

こいのぼりにまつわる雑学、豆知識をご紹介しました。

こいのぼりに鯉を掲げたのは武家ではなく一般家庭からというのも意外な事実だったのではないでしょうか?

こいのぼりのルーツから現代の伝わり方、変化を知ってみるとまた次にこいのぼりを見かけた時に違った印象で見えるかもしれませんね。