久石譲の人気曲ランキング【2025】
真の意味で日本人の琴線に触れるようなメロディで、世界から認められている久石譲。
いつ聴いても懐かしい気分させられますよね。
久石譲という名はアメリカの有名プロデューサー、クインシー・ジョーンズから来ています。
今回は彼の人気曲をセレクトしました。
久石譲の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
Summer久石譲1位

日本が世界に誇る作曲家、久石譲さんによるあまりにも有名な名曲です。
久石さんといえば、切っても切り離せないのが北野武監督作品ですよね。
この楽曲は1999年に公開された映画『菊次郎の夏』のメインテーマで、後にトヨタ・カローラのCMにも起用されました。
ピアノが奏でる爽やかで軽快なメロディは、夏のまぶしい日差しや冒険のワクワク感を思い起こさせます。
それでいて、ふとした瞬間に感じる切なさや郷愁も巧みに表現されており、聴く人の心の琴線にそっと触れるようです。
久石さん自身がピアノソロで演奏したバージョンは2002年リリースのアルバム『ENCORE』にも収録されています。
夏の旅行や何気ない日常の動画に添えれば、忘れられない一場面として彩ってくれることでしょう。
人生のメリーゴーランド久石譲2位

幅広い世代から支持されているジブリの名作『ハウルの動く城』の主題曲。
3拍子のワルツが織りなす、エレガントでどこか切ないメロディが魅力的な楽曲です。
呪いで姿を変えられた少女が、冒険のなかで本当の自分を見つけていく物語の世界観や、人生の浮き沈みを巧みに表現しています。
本作は2004年公開の映画のために作られ、同年11月発売のアルバム『ハウルの動く城 サウンドトラック』に収録。
久石譲さんはこの一つの旋律をさまざまに変奏し、作品全体を彩りました。
オルゴールでの演奏は、赤ちゃんを寝かしつける穏やかな子守唄としてもピッタリですよ。
あの夏へ久石譲3位

スタジオジブリの屈指の名曲、映画『千と千尋の神隠し』より「あの夏へ」が作曲者久石譲さん本人の演奏で聴けます。
ピアノの澄んだ音色から静寂した中で奏でるメロディは映画の世界観に一気に引き込んでいきます。
映像にはオーケストラの姿はありませんが、ストリングスとハープがすっと入って日本の夏と思い出が溢れるような感情が沸いてきます。
スクリーンでの演奏も生演奏ですが、演奏している映像だと一層奏者の顔や息遣いが伝わり表現もより伝わってきますね。
ハトと少年久石譲4位

『天空の城ラピュタ』でパズーが朝を知らせる号令ラッパとして演奏する曲です。
劇中ではパズーが一人で吹きますが、金管アンサンブルとなって演奏されています。
トランペットソロから始まり、ホルンやトロンボーン、テューバなどが入ってブラスアンサンブルのためのファンファーレとなっています。
途中『天空の城ラピュタ』のエンディング曲「君をのせて」が挿入され、音楽の物語性を楽しめます。
朝一で演奏されるパズーのトランペットは金管奏者でも話題になり、プロがスカウトするレベル。
プロでもフォーミングアップが必要で、朝から高音を出せる実力が羨ましいと声が多数です。
パズーの演奏は劇伴やジャズ、カラオケの音源演奏などで活躍するスタジオミュージシャンの数原晋さんが担当し、素晴らしい演奏されています。
いのちの名前久石譲5位

日本を代表する作曲家、久石譲さんの作品は、映画音楽の枠を超えた深い感動を与えてくれます。
本作は、ピアノとストリングスが織りなす美しいメロディーで、生命の尊さや自己のアイデンティティを探す旅を表現しています。
宮崎駿監督の映画のために制作されたこの曲は、失われた名前を取り戻すストーリーと共鳴し、聴く者を神秘的な世界へ誘います。
久石さんは1984年に『風の谷のナウシカ』の音楽を担当して以来、多くの人々の心を揺さぶる作品を生み出し続けています。
切ない旋律に魅了される方や、映画音楽の奥深さを感じたい方におすすめの一曲です。
さんぽ久石譲6位

スタジオジブリの代名詞『となりのトトロ』で流れる井上あずみさんの「さんぽ」がオーケストラと合唱となって演奏されています。
映像は『久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』に収録されているもので、数々のジブリの名曲が久石譲さん本人による編曲と指揮で演奏されています。
オーケストラによる生の質感は素晴らしいですね。
本曲は一度「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」でアレンジされ、ナレーションと演奏したバージョンがあるのでこちらもおすすめです。
楽器紹介のように木管セクションや金管セクションだけの演奏や、弦楽器、打楽器など各楽器のセクション、ソロ演奏もありオーケストラが楽しめるアレンジとなっており、オーケストラ入門用の曲としてもおすすめです。
旅立ちの時久石譲7位

スタジオジブリ作品の楽曲制作で有名な、久石譲さんが作曲した楽曲です。
1997年の長野パラリンピックのテーマ曲として作られました。
きれいなメロディーラインのピアノ曲は、生徒がピアノを担当することも多い卒業ソングではやりがいを感じられるでしょう。
旅立ちを歌った楽曲ですが、大地や花などに触れた雄大な歌詞は、人生や希望などの大きなテーマに向かって流れていきます。
これから、新しい1歩を踏み出す卒業式にぴったりです。