クラシックの人気曲ランキング
パッヘルベルさんの「カノン」で心が癒され、エルガーさんの「愛の挨拶」で温かな気持ちに包まれ、バッハさんの「G線上のアリア」で深い感動に浸る…。
時代を超えて愛され続けるクラシック音楽には、人生の大切な瞬間に寄り添う不思議な力があります。
結婚式のBGMや映画のワンシーン、心に刻まれる思い出とともに、皆様から支持を集める珠玉の名曲をご紹介します。
もくじ
- クラシックの人気曲ランキング
- カノンJohann Pachelbel
- 東洋風幻想曲「イスラメイ」Mily Balakirev
- 愛の挨拶Edward Elgar
- 弦楽のためのアダージョSamuel Barber
- 亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel
- 亜麻色の髪の乙女Claude Debussy
- ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin
- G線上のアリアJ.S.Bach
- 交響曲第7番Ludwig van Beethoven
- 愛の夢 第3番Franz Liszt
- ジュ・トゥ・ヴーErik Satie
- ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven
- ラ・カンパネラFranz Liszt
- 愛の喜びFritz Kreisler
- 交響曲第9番「新世界より」Antonín Dvořák
- ピアノソナタ ロ短調 S.178Franz Liszt
- ハンガリー狂詩曲 第2番Franz Liszt
- 交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven
- アルハンブラの思い出Francisco Tárrega
- ベルガマスク組曲第3曲「月の光」Claude Debussy
- 巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt
- クシコスポストHermann Necke
- 主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach
- ラデツキー行進曲Johann Strauss I
- 亡き女王のためのパヴァーヌMaurice Ravel
- 交響詩「ツァラトストラはかく語りき」より導入部Richard Strauss
- 半音階的大ギャロップFranz Liszt
- シャコンヌTomaso Antonio Vitali
- エトピリカ葉加瀬太郎
- 舞踏への勧誘Carl Maria von Weber
- ベルガマスク組曲より「月の光」Claude Debussy
- 月の光Claude Debussy
- ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53 「英雄ポロネーズ」Frederic Chopin
- スペイン狂詩曲 S.254Franz Liszt
- 水の戯れMaurice Ravel
- 弦楽四重奏曲第2番 1楽章Alexander Borodin
- チェロ・ソナタ 第2番 ニ長調 Op.58Felix Mendelssohn
- 春の歌Felix Mendelssohn
- 花の歌Gustav Lange
- 交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov
- ヴォカリーズ Op.34-14Sergei Rachmaninov
- フランスの歌 「ああ、お母さん聞いて」による12の変奏曲「きらきら星変奏曲」Wolfgang Amadeus Mozart
- アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
- 練習曲「鉄道」Op.27bCharles Valentin Alkan
- シチリアーナGabriel Urbain Fauré
- 剣の舞Aram Khachaturian
- 連作交響詩「わが祖国」より第2曲「モルダウ」Bedřich Smetana
- 演奏会用練習曲「騎士」 Op.17Charles Valentin Alkan
- 夢想Claude Debussy
- ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky
- 超絶技巧練習曲 第5番 『鬼火』Franz Liszt
- ワルツ 第1番 変ホ長調 Op.18「華麗なる大円舞曲」Frederic Chopin
- タイスの瞑想曲Jules Massenet
- エリーゼのためにLudwig van Beethoven
- テ・デウムMarc-Antoine Charpentier
- ボレロMaurice Ravel
- ジークフリート牧歌Richard Wagner
- ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30Sergei Rachmaninov
- GymnopédiesErik Satie
- 2つのラプソディ Op.79 第1番Johannes Brahms
- ハンガリー舞曲 第5番Johannes Brahms
- ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi
- ジ・エンターテイナーScott Joplin
- サルタレッロ ホ短調 Op.23Charles Valentin Alkan
- 牧神の午後への前奏曲Claude Debussy
- 「讃美歌」320番「主よ 御許に近づかん」Eliza Flower)
- メフィスト・ワルツ 第1番 s.514 『村の居酒屋での踊り』Franz Liszt
- 別れの曲Frederic Chopin
- 歌曲集「3つのメロディ」Op.7 第1曲「夢のあとに」Gabriel Fauré
- 美しく青きドナウJohann Strauss II
- ソナチネ 第8番 第1楽章Muzio Clementi
- 弦楽四重奏曲第1番 第2楽章「アンダンテ・カンタービレ」Pyotr Tchaikovsky
- 勇敢な騎手 「子供のためのアルバム」よりRobert Schumann
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Rachmaninov
- パガニーニの主題による狂詩曲 Op.43 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Rachmaninov
- 交響曲第2番第3楽章Sergei Rachmaninov
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- 弦楽四重奏曲第2番 3楽章「夜想曲」Alexander Borodin
- アレグロ・バルバロBartók Béla
- 白鳥Camille Saint-Saëns
- 組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns
- 2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy
- 30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky
- 「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn
- ピアノのための練習曲集 第2巻 第13番「悪魔の階段」György Ligeti
- 春の祭典Igor Stravinsky
- 春の声Johann Strauss II
- 鳥の歌Pablo Casals
- 「カヴァレリア・ルスティカーナ」より間奏曲Pietro Mascagni
- 子どものための音楽 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev
- 人形の夢と目覚めTheodor Oesten
- 歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner
- カスタネットWilliam Gillock
- 「レクイエム」より「涙の日(ラクリモーサ)」Wolfgang Amadeus Mozart
- アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart
- トルコ行進曲Wolfgang Amadeus Mozart
- 幻想交響曲Hector Berlioz
- ツィゴイネルワイゼンPablo de Sarasate
- ピアノ協奏曲2番ハ長調op.18Sergei Rachmaninov
- ピアノ協奏曲第21番Wolfgang Amadeus Mozart
クラシックの人気曲ランキング(1〜20)
カノンJohann Pachelbel1位

永遠に色あせることのない美しい旋律が心に響く、誰もが一度は耳にしたことのある優雅な名曲です。
17世紀後半にヨハン・パッヘルベルによって生み出されたこの楽曲は、3本のヴァイオリンと通奏低音による見事な調和を奏でています。
1970年代にジャン=フランソワ・パイヤール指揮の管弦楽団による演奏をきっかけに世界中で愛される曲となり、映画やドラマのBGMとしても数多く採用されてきました。
輪唱のように次々と重なり合う美しい旋律は、結婚式や披露宴での入場シーンを華やかに彩る定番曲として親しまれています。
人生の大切な瞬間に寄り添い、幸せな気持ちを一層高めてくれる本作は、心温まる思い出とともに記憶に刻まれることでしょう。
東洋風幻想曲「イスラメイ」Mily Balakirev2位

ロシア五人組のまとめ役として知られるミリイ・バラキレフ。
彼はロシア国民楽派の音楽を推進し、ロシア民謡の要素を取り入れた親しみやすい作品を多く遺しました。
カフカス地方への旅行中に触れた現地の民俗音楽に影響を受けて作曲された『東洋風幻想曲「イスラメイ」』は、8分の6拍子のリズムと速いテンポが特徴的な難曲!
複雑なリズムと華麗な装飾音が織りなす東洋的な雰囲気で聴く者を魅了します。
あまりの技術的難易度の高さゆえ、演奏者にとっては大きな挑戦となる作品ですが、感動的な演奏を目指して、チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
愛の挨拶Edward Elgar3位

ロマンティックな雰囲気に満ちたこの曲は、1888年にエドワード・エルガーが愛妻キャロライン・アリス・ロバーツへ婚約記念として贈られた作品です。
優美で甘美な旋律が特徴で、結婚式や記念日の音楽としても親しまれています。
ヴァイオリンとピアノのために作曲されましたが、ピアノ独奏や管弦楽版などさまざまな編成で楽しめます。
シンコペーションのリズムが印象的で、緩やかに始まり、中間部で転調し、再び主題が戻って高揚しながら終わります。
愛に溢れたこの名曲は、新しい出会いの季節として春の雰囲気にもぴったりです。
弦楽のためのアダージョSamuel Barber4位

サミュエル・バーバーが1936年に作曲し、1938年に初演された『弦楽のためのアダージョ』は、感動的なメロディと心のこもった演奏でリスナーの心をわしづかみにします。
この曲は、喪の時期や重要な場面でよく使われ、アメリカの音楽史上最も有名な作品の一つとしても知られています。
作曲家名や曲名でピンとこなくても、冒頭を耳にするだけで「あぁこの曲!」と思い当たる方も少なくないはず!
美しく、しっとりとした旋律は、卒業式のような特別な瞬間にピッタリです。
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel5位

繊細な美しさが魅力の本作は、モーリス・ラヴェルが若き日に作曲した珠玉の小品です。
1899年にピアノ曲として誕生し、後にオーケストラ版へと編曲されました。
優雅な旋律が静かに響き渡り、聴く人の心に深い感動を与えます。
ラヴェルは「曲名に特別な意味はない」と語っていますが、16世紀スペインの宮廷ダンス「パヴァーヌ」を踊る小さな王女の幻想を描いたそうです。
ホルンやフルート、オーボエの美しい音色が印象的で、しっとりとした雰囲気に浸りたい方にオススメ。
穏やかな気分で音楽を楽しみたいときに、ぜひ耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
亜麻色の髪の乙女Claude Debussy6位

フランスの作曲家クロード・ドビュッシーによる印象派音楽の代表作です。
ドビュッシーは1862年に生まれ、10歳でパリ音楽院に入学するなど幼少期から才能を発揮しました。
本作は1910年に発表された『前奏曲集第1巻』の第8曲目で、詩的な雰囲気が特徴です。
変ト長調で書かれた3/4拍子の穏やかなリズムが、朝の爽やかな時間に歌う美しい乙女の姿を描き出しています。
静かで優雅な旋律は、ムラサキウマゴヤシの花畑に座る乙女の情景を想像させ、聴く人の心を癒してくれます。
クラシック音楽に興味のある方や、心を落ち着かせたい方におすすめの一曲です。