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クラシックの人気曲ランキング

今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。

私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!

また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。

音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!

クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。

クラシックの人気曲ランキング(71〜80)

春の歌Felix Mendelssohn78

《春の歌 – メンデルスゾーン》Mendelssohn – Song without words, Op. 62 No. 6 “Spring Song” クラシックピアノ- CANACANA
春の歌Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの『無言歌集』から生まれた名作は、爽やかな旋律と明るい曲調で、イ長調の温かみのある音色が心に響きます。

数々の名曲を作り上げたメンデルスゾーンの作品の中でも、この楽曲は優しさと華やかさを兼ね備えた珠玉の一曲。

1844年に出版された本作は、映画やテレビ番組のBGMとしても広く親しまれており、ピアノ独奏だけでなく、ヴァイオリンやフルートなどさまざまな楽器のための編曲版も存在します。

明るく軽やかな雰囲気と洗練された旋律は、結婚式や披露宴のシーンにぴったり。

優雅な気品と温かみのある音色で、大切な一日を彩るすてきなBGMとしてお勧めです。

巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」Franz Liszt79

2020PTNA特級セミファイナル 森本 隼太/リスト/巡礼の年第2年「ダンテを読んで 」
巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」Franz Liszt

マイナーな作品でピアノ発表会に出たいという方にオススメしたいリストの作品が、こちらの『巡礼の年 第2年 イタリア S.161 第7曲「ダンテを読んで-ソナタ風幻想曲」』。

難易度としてはショパンの幻想曲よりも簡単で、異常なまでに難しいというわけではありませんが、確かな技量を見せるにはうってつけの作品です。

リストの作品にしては珍しく演奏効果が高いので、単純な楽曲としても楽しめるでしょう。

コーダの跳躍の難易度が高いので、腕に自信のある方はぜひ挑戦してみてください。

12の練習曲 Op.25-11「木枯らし」Frederic Chopin80

『12の練習曲 Op.25-6』と並ぶショパンの高難易度の作品、『12の練習曲 Op.25-11「木枯らし」』。

『木枯らしのエチュード』という名前でも親しまれている作品ですね。

この作品の難しさは非常にわかりやすく、ただただ速い16分音符が演奏を困難にしています。

指が分離しづらい人にとっては異常な難しさを感じるかもしれませんが、そうでない人にとっては繰り返しが多いため、『12の練習曲 Op.25-6』ほどの難しさは感じないでしょう。

クラシックの人気曲ランキング(81〜90)

ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin81

【ピアノ】子犬のワルツ/ショパン/Minute Waltz/Chopin/Piano/CANACANA
ワルツ 第6番 変ニ長調「小犬のワルツ」Frederic Chopin

ピアノ独奏のために書かれたこの楽曲は、軽快で華やかなメロディが特徴的です。

右手の速いスケールと左手の安定したワルツリズムが絶妙に組み合わさり、まるで小犬が楽しげに駆け回る様子を描写しているかのようです。

1846年から1848年にかけて作曲され、デルフィナ・ポトツカ伯爵夫人に献呈されました。

演奏時間は約1分半から2分と短めですが、高度な技術と表現力が要求される曲でもあります。

クラシック音楽ファンはもちろん、ピアノ演奏を学ぶ方にもおすすめの一曲です。

映画やアニメのBGMとしても使用され、幅広い層に親しまれています。

ソナチネ 第9番 第1楽章Muzio Clementi82

ソナチネ 第9番 第1楽章 / クレメンティ / ピアノ / Sonatine No.9 Mov.1 Op.36-3 / Clementi / CANACANA
ソナチネ 第9番 第1楽章Muzio Clementi

明るく華やかで情熱的な響きが魅力のクラシック音楽をお探しの方に、ムーツィオ・クレメンティの軽快な一曲をご紹介します。

1797年に発表されたこの楽曲は、力強く活気に満ちたフレーズから始まり、軽やかなスケールパターンへと展開していきます。

アレグロ(速い)のテンポで奏でられる本作は、軽やかな指さばきとダイナミックな表現力を必要とする構成となっています。

調和のとれた美しい和音とスタッカート(跳ねるような音)の絶妙なバランスが、華やかさと優雅さを見事に演出しています。

メロディーが明快で親しみやすい本作は、ピアノの表現力を存分に味わいたい方や、華やかで生き生きとした楽曲をレパートリーに加えたい方におすすめの一曲です。

子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann83

シューマン/トロイメライ 「子供の情景」より Op.15-7 pf.中川京子
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマン。

彼はピアニストを志しながらも、手の怪我により作曲家への道を進みました。

妻のクララとの結婚や作曲家ブラームスとの交流など、シューマンの人生には音楽に影響を与えた出来事が数多くあります。

彼の代表的なピアノ曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲『トロイメライ』は、穏やかで美しい旋律からシューマンの豊かな感性が伝わってくる1曲。

ピアノ独奏だけでなく、さまざまな編曲版も人気を集めている名曲です。

剣の舞Aram Khachaturian84

Khachaturian: Sabre Dance / Ozawa · Berliner Philharmoniker
剣の舞Aram Khachaturian

木琴の早弾きが軽やかな『剣の舞』はロシアの作曲家であるアラム・ハチャトゥリアンによるバレエの組曲『ガイーヌ』の最終幕で奏でられる楽曲です。

クルド人が剣=サーベルを使用して舞う戦いの踊りを表現しているのだそう。

演奏時間は2分と短い楽曲としても知られています。

運動会では徒競走やパン食い競争、障害物競走など個人で行う種目や、時間制限のある玉入れなども曲のリズムに合わせて玉をどんどん入れられるのでオススメです!