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クラシックの人気曲ランキング

今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。

私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!

また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。

音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!

クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。

クラシックの人気曲ランキング(71〜80)

練習曲「鉄道」Op.27bCharles Valentin Alkan78

フランスのロマン派を代表する作曲家の1人、シャルル=ヴァランタン・アルカン。

こちらの『練習曲「鉄道」Op.27b』はアルカンの作品のなかでも、特に難しいと言われている楽曲です。

そんなこの作品のポイントは、なんといっても緩急。

冒頭からいきなり、蒸気機関車をイメージした急速のパッセージが登場します。

16分音符ということもあり、とにかく右手が忙しい作品で、相当な指の速さが求められます。

シンプルに演奏難易度が高い作品なので、指の動きに自信のある方はぜひチェックしてみてください。

シチリアーナGabriel Urbain Fauré79

フランスが誇る作曲家ガブリエル・フォーレの作品は、初めてバイオリンに触れる方にもおすすめです。

1893年に作曲された本作は、もともとモリエールの戯曲のために書かれましたが、後にチェロとピアノ用に編曲されました。

ゆったりとした6/8拍子で、短調の美しいメロディーが特徴的です。

演奏時間は約4分と短めで、技巧的な難しさもないので、バイオリン初心者の方でも挑戦しやすいでしょう。

フォーレの繊細な感性が表現された本作を通して、クラシック音楽の魅力に触れてみませんか?

12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin80

スクリャービン/12のエチュード 12.悲愴 Op.8-12/演奏:石井絵里奈
12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」Aleksandr Skryabin

アレクサンドル・スクリャービンの名作『12の練習曲 Op.8 第12番「悲愴」』。

スクリャービンの作品のなかでは特に難しい楽曲として知られていますが、実際のところはショパンのエチュードよりは簡単といった程度です。

しかしながら、やけに跳躍が多い楽曲なので、人によっては暗譜が必須だと思います。

ただし、細かいアルペジオが登場するわけではないので、指回りに自信がない方でも気軽に取り組めるといった側面もあります。

しっかりと聴き映えのする作品なので、ぜひチェックしてみてください。

クラシックの人気曲ランキング(81〜90)

交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」Anton Bruckner81

ブルックナー 交響曲第4番《ロマンティック》 第1楽章 ヴァント NDR
交響曲第4番 変ホ長調「ロマンティック」Anton Bruckner

副題の『ロマンティック』というタイトルでも知られる、オーストリアの作曲家にしてオルガン奏者のアントン・ブルックナーによって書かれた作品です。

ブルックナーといえば、難解かつ長い演奏時間の作品が多く、クラシック愛好者の中でも玄人好みの作曲家というイメージを持たれていますよね。

そんなブルックナーの作品の中では、この『交響曲第4番変ホ長調』は比較的短い演奏時間で親しみやすい旋律があり、ブルックナー初心者にもオススメできる作品です。

また、本人の名声を確立するきっかけとなった作品でもあります。

もちろん短い、といっても1時間弱の演奏時間はありますから、秋の夜長に腰を据えてじっくりと耳を傾けてみてくださいね。

剣の舞Aram Khachaturian82

Khachaturian: Sabre Dance / Ozawa · Berliner Philharmoniker
剣の舞Aram Khachaturian

木琴の早弾きが軽やかな『剣の舞』はロシアの作曲家であるアラム・ハチャトゥリアンによるバレエの組曲『ガイーヌ』の最終幕で奏でられる楽曲です。

クルド人が剣=サーベルを使用して舞う戦いの踊りを表現しているのだそう。

演奏時間は2分と短い楽曲としても知られています。

運動会では徒競走やパン食い競争、障害物競走など個人で行う種目や、時間制限のある玉入れなども曲のリズムに合わせて玉をどんどん入れられるのでオススメです!

連作交響詩「わが祖国」より第2曲「モルダウ」Bedřich Smetana83

チェコの作曲家べドルジハ・スメタナは、19世紀のオーストリア帝国支配下にあった祖国の自由と独立を強く願い、音楽によってチェコの民族意識の高揚に尽力しました。

彼の連作交響詩『わが祖国』の第2曲『モルダウ』は、チェコを代表する川の流れを描いた作品。

スメタナ自身も愛した故郷の自然や民族の精神を、情景豊かに表現しています。

民族の魂に迫る、スメタナの深い愛国心を感じずにはいられない名曲は、さまざまな編曲によって親しまれており、ピアノコンサートでもたびたびとり上げられています。

ピアノソナタ第14番Ludwig van Beethoven84

★ベートーヴェン ピアノ・ソナタ 第14番 ≪月光≫ 嬰ハ短調 Op 27-2  ホロヴィッツ Beethoven Piano Sonata No.14
ピアノソナタ第14番Ludwig van Beethoven

ドイツの作曲家、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの曲はインパクトが強いので、今でもBGMなどで使われることが多いんですよ。

そんな彼の名曲の中でも『ピアノソナタ第14番』は、その悲しく沈み込むようなピアノの旋律が印象的。

この曲は第1楽章、第2楽章、第3楽章から構成されていて、その中でも第1楽章は月の光が差し込む暗い海をイメージさせてくれます。

その美しくもはかないメロディーを聴いていると思わず涙が出そうになりますよ。