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クラシックの人気曲ランキング

今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。

私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!

また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。

音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!

クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。

クラシックの人気曲ランキング(11〜20)

ハトと少年久石譲11

【2022/9/3】いろどりワンコインコンサート【金管】「ハトと少年」
ハトと少年久石譲

『天空の城ラピュタ』でパズーが朝を知らせる号令ラッパとして演奏する曲です。

劇中ではパズーが一人で吹きますが、金管アンサンブルとなって演奏されています。

トランペットソロから始まり、ホルンやトロンボーン、テューバなどが入ってブラスアンサンブルのためのファンファーレとなっています。

途中『天空の城ラピュタ』のエンディング曲「君をのせて」が挿入され、音楽の物語性を楽しめます。

朝一で演奏されるパズーのトランペットは金管奏者でも話題になり、プロがスカウトするレベル。

プロでもフォーミングアップが必要で、朝から高音を出せる実力が羨ましいと声が多数です。

パズーの演奏は劇伴やジャズ、カラオケの音源演奏などで活躍するスタジオミュージシャンの数原晋さんが担当し、素晴らしい演奏されています。

交響曲第7番Ludwig van Beethoven12

ベートーヴェン 交響曲第七番 小澤征爾 1975ライブ
交響曲第7番Ludwig van Beethoven

音楽史上、最も重要な作曲家の1人であるベートーヴェンは、日本においては「楽聖」と称され、その偉大な功績は言葉に尽くせるものではありません。

交響曲から管弦楽曲、狂騒曲に室内楽曲に至るまで、誰もが耳にしたことのある多くの楽曲の中でも、数々のドラマや映画などに起用され、人気の高い『交響曲第7番』をご紹介します。

古典的な形式でありながらもリズム重視の構成がとても斬新な楽曲で、かのワーグナーからは「舞踏の聖化」という言葉で絶賛される一方、他の作曲家からは非難されることもあったとか。

クラシック初心者にも聴きやすく、初心者にもオススメですよ。

ちなみに他の交響曲には『運命』や『田園』といったタイトルが付いていますが、この第7番は名前のない楽曲、というのもおもしろいですよね。

ラ・カンパネラFranz Liszt13

長富彩 / ラ・カンパネラ ~パガニーニによる大練習曲 第3番
ラ・カンパネラFranz Liszt

鐘の音を模した繊細な旋律が印象的で、高音域での跳躍や装飾音が美しく響き渡ります。

1851年に改訂されたピアノ曲は、ロマン派音楽の真髄を感じさせる情熱的な表現力と、技巧的な演奏が特徴です。

フランツ・リストは、1831年にパガニーニの演奏に感銘を受け、ヴァイオリン協奏曲の主題をピアノ用に編曲。

映画やテレビ番組のBGMとしても度々使用され、多くの人々の心を魅了してきました。

本作は、静かな環境で集中して勉強したい方にオススメです。

鐘の音のような透明感のある音色は、心を落ち着かせながらも適度な緊張感を保ってくれるでしょう。

ジュ・トゥ・ヴーErik Satie14

ジュ・トゥ・ヴー(サティ)Satie – Je te veux – pianomaedful
ジュ・トゥ・ヴーErik Satie

フランスの作曲家エリック・サティは、ドビュッシーやラヴェルなどの同時代の作曲家たちとは一線を画した独自の音楽スタイルで知られています。

パリ音楽院時代の挫折を経て、モンマルトルのカフェでピアニストとして働きながら作曲活動を続け、実験的な作品を数多く生み出しました。

なかでもサティの代表曲として知られるのが、声楽とピアノのために書かれた『ジュ・トゥ・ヴー』。

官能的な歌詞に乗せて奏でられるワルツのメロディは、どこか懐かしさと感傷を感じさせます。

ロマンティックでありながら、どこか毒のある大人の恋を思わせる雰囲気をまとった名曲を、ピアノ演奏でもお楽しみください。

エチュード集(練習曲集) 第4番 Op.10-4 嬰ハ短調Frederic Chopin15

エチュード10-4 – ショパン – 4K – Etude Op.10 No.4 – Chopin – ピアノ – piano – CANACANA
エチュード集(練習曲集) 第4番 Op.10-4 嬰ハ短調Frederic Chopin

激しく情熱的な楽曲で、聴く人の心をつかんで離しません。

高速な16分音符のパッセージや左右の手で細かい音型が連続する構成は、まるで嵐のような迫力を感じさせます。

1832年8月に作曲されたこの曲は、単なる練習曲を超えた芸術的価値の高い作品として評価されています。

ピアノ技術の向上を目指す人はもちろん、情熱的な音楽を好む人にもおすすめです。

演奏には高度な技術が必要ですが、その分達成感も大きいでしょう。

クラシック音楽の魅力に触れたい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven16

ベートーヴェンの初期のピアノ作品を代表する『ピアノソナタ 第8番 悲愴』。

なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディーのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。

シンプルなメロディーで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディーが埋もれてしまいがち。

聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディーと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに聴いてみましょう。

神聖な舞曲と世俗的な舞曲Claude Debussy17

Debussy’s Danse sacrée et danse profane, featuring Gulnara Mashurova
神聖な舞曲と世俗的な舞曲Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品の中でも印象主義の要素が色濃く表れている作品の一つである『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』。

ハープの新しい可能性を引き出すために作曲われたこの作品で、ドビュッシーは、自由な形式と調和の探求を通して、従来の音楽の枠組みからの脱却を試みたとされています。

厳かな「神聖な舞曲」と軽快な「世俗的な舞曲」の2つの対照的な部分から成り立つ本作は、静寂や自然、抽象的なイメージを音で表現するドビュッシーの才能が存分に発揮された1曲といえるでしょう。

愛の悲しみFritz Kreisler18

古き良きウィーンの情緒をたっぷりと含んだ、哀愁と優美さが溶け合う名作『愛の悲しみ』。

オーストリア出身のバイオリンの巨匠、クライスラーさんが作曲したサロン音楽を代表する傑作です。

甘美な旋律のなかにほろ苦い感情が漂う本作は、1910年5月にクライスラーさん自身の演奏で録音が残されており、その歌うような音色は今も色あせません。

1923年にはジョージ・バランシンさんがバレエ音楽として採用するなど、演奏会だけでなく舞台芸術の世界でも愛されてきました。

ワルツの心地よいリズムと優雅な響きは、心を落ち着かせたい作業中や、勉強に集中したいときにピッタリといえるでしょう。

ノヴェンバー・ステップス武満徹19

日本の作曲家、武満徹さんの『ノヴェンバー・ステップス』。

琵琶、尺八とオーケストラのための作品として作曲された本作によって、武満さんは世界的に広く知られることとなりました。

西洋楽器と和楽器の融合という新しい境地を開いたこの作品。

当初は『ウォーター・リング』というタイトルが付けられていましたが、「浴槽」を連想させるとの意見や初演が11月に行われる事情から、11月を意味するタイトルに変更されたそうです。

秋をイメージした作品ではないようですが、尺八のかすれた音が何となく落ち葉のこすれる音に聴こえるような気がしませんか?

ボレロMaurice Ravel20

RAVEL – Bolero – Flute Solo (López)
ボレロMaurice Ravel

フランスの作曲家であるモーリス・ラヴェルさんの代表的な管弦楽作品です。

本作はイダ・ルビンシュタインさんの依頼により、1928年11月当時にパリのオペラ座で初演されたバレエ音楽として知られています。

スネアドラムが刻み続ける一定のリズムの上で、ふたつの旋律素材がほとんど姿を変えずに繰り返される構成が独特ですね。

冒頭ではフルートが静かに主旋律を提示しており、奏者の絶妙なコントロールが求められます。

同じ旋律が次々と別の楽器へ渡り、最終的に巨大な響きへと拡張されていく過程を楽しめるので、管弦楽の色彩変化をじっくりと味わいたい方にオススメです。