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クラシックの人気曲ランキング

パッヘルベルさんの「カノン」で心が癒され、エルガーさんの「愛の挨拶」で温かな気持ちに包まれ、バッハさんの「G線上のアリア」で深い感動に浸る…。

時代を超えて愛され続けるクラシック音楽には、人生の大切な瞬間に寄り添う不思議な力があります。

結婚式のBGMや映画のワンシーン、心に刻まれる思い出とともに、皆様から支持を集める珠玉の名曲をご紹介します。

もくじ

クラシックの人気曲ランキング(61〜80)

アレグロ・バルバロBartók Béla79

幼少期から才能を発揮し、若くして民族音楽研究にも没頭したバルトーク・ベーラの独創的な作風は、東欧の言語やリズムを模倣した不規則なリズムやポリトナリティなどに顕著に表れています。

1911年に作曲された『アレグロ・バルバロ』は、そうしたバルトークの特徴が凝縮された代表曲の一つ。

「野蛮」というタイトルには、彼を揶揄した批評家への皮肉が込められているとか。

激しく荒々しさとユーモアに富んだ本作は、バルトーク自身もアンコールとして愛用するなど人気が高く、クラシック音楽ファンのみならず幅広いリスナー層におすすめしたい名曲です。

白鳥Camille Saint-Saëns80

動物の謝肉祭は全14曲から成り立っていて、ゾウやカンガルー、亀などの動物が描写されている曲なんですが、けっこう他の曲をパロディ化して皮肉っている為に生前に発表されることがありませんでした。

その中での白鳥は「瀕死の白鳥」としてバレエ曲でも有名です。

湖に傷ついた白鳥が一羽、もがき苦しみながら飛び立とうとしている様をバレエでは表現しています。

学校では下校のBGMで起用されていましたね。

クラシックの人気曲ランキング(81〜100)

組曲「動物の謝肉祭」より「白鳥」Camille Saint-Saëns81

フランスを代表する作曲家サン・サーンスが作曲した、全14曲からなる組曲『動物の謝肉祭』の中の1曲。

ライオンや象などが登場する組曲『動物の謝肉祭』の中で光り輝く宝石のようなチェロの名曲である『白鳥』。

にぎやかな動物たち後、最後に登場します。

湖の水面を表現しているピアノの伴奏の上で、水しぶきをあげながら優雅に泳ぐ白鳥の様子をチェロが表現しています。

その美しい旋律から多くの人に愛されており、組曲の中で1番の人気を誇る作品です。

2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy82

ドビュッシー/2つのアラベスク 1.ホ長調/演奏:中井正子
2つのアラベスク 第1番 ホ長調Claude Debussy

柔らかな三連符の旋律が優美に奏でられ、緩やかな流れの中で印象的な和音の響きが織りなす美しい楽曲です。

右手と左手が織りなすポリリズムが躍動感を演出し、中間部では幻想的な雰囲気に包まれます。

1888年に作曲されたこの楽曲は、軽やかなリズムと抒情性が見事に調和しており、演奏技術の向上を目指す方に格好の一曲となっています。

アンダンティーノ・コン・モートのテンポ指定による自然な流れは、発表会で聴衆を魅了することでしょう。

やや複雑な和音進行や両手の独立した動きがありますが、丁寧な練習で確実に弾きこなせる難易度となっています。

ぜひレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか。

30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky83

【ピアノ発表会おすすめ】トッカティーナ ♫ カバレフスキー / Toccatina Op.27-12, Kabalevsky
30の子供の小品 トッカティーナ Op.27-12Dmitri Kabalevsky

子供向けのピアノ作品や、音楽教育に関する著書を数多く残したロシアの作曲家ドミトリー・カバレフスキーさんの『30の子供の小品 Op.27』。

個性豊かな小品集の第12曲目に収録されている『トッカティーナ』は、歯切れのよいリズミカルな楽曲です。

「トッカティーナ」とは、小さな即興曲のこと。

即興的な軽やかさが際立つ作品であり、スラーとスタッカートをはっきり弾き分けてメリハリを付けることが求められます。

カバレフスキー特有の民俗的なリズムを味わいながら演奏しましょう。

「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn84

結婚式の曲と言えばこの曲が浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

冒頭のファンファーレはあまりにも有名ですよね。

この曲は、ドイツの作曲家メンデルスゾーンが作曲した劇付随音楽『夏の夜の夢』のなかの1曲です。

『夏の夜の夢』は、ウィリアム・シェイクスピアによって書かれた戯曲であり、結婚を控えた貴族の男女達や妖精達によって織り成される物語です。

覚えやすい単純なメロディと、明るくも厳格な雰囲気が特徴的な1曲です。