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クラシックの人気曲ランキング

今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。

私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!

また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。

音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!

クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。

クラシックの人気曲ランキング(91〜100)

剣の舞Aram Khachaturian92

Khachaturian: Sabre Dance / Ozawa · Berliner Philharmoniker
剣の舞Aram Khachaturian

木琴の早弾きが軽やかな『剣の舞』はロシアの作曲家であるアラム・ハチャトゥリアンによるバレエの組曲『ガイーヌ』の最終幕で奏でられる楽曲です。

クルド人が剣=サーベルを使用して舞う戦いの踊りを表現しているのだそう。

演奏時間は2分と短い楽曲としても知られています。

運動会では徒競走やパン食い競争、障害物競走など個人で行う種目や、時間制限のある玉入れなども曲のリズムに合わせて玉をどんどん入れられるのでオススメです!

ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky93

【ピアノ発表会おすすめ】ソナチネOp.13-1 第1楽章 ♫ カバレフスキー / Sonatine op.13-1 mov.1, Kabalevsky
ソナチネ Op.13-1 第1楽章Dmitri Kabalevsky

多くの優れた子供向けピアノ作品を作曲したことで知られる、ロシアの作曲家兼ピアニスト、ドミトリー・カバレフスキーさん。

なかでも『ソナチネ Op.13-1』は発表会などで演奏される機会の多い作品で、コロコロと表情を変える楽しげな曲調が、多くの子供たちの心をつかんでいます。

華やかな和音から始まる第1楽章は、変化に富んだインパクトの強い楽曲です。

歯切れのよい冒頭と、なんともいえない緩い雰囲気の中間部、再び快活さを取り戻す再現部を弾き分け、メリハリのある演奏に仕上げましょう。

GymnopédiesErik Satie94

透明感があふれる旋律が心に染み入るエリック・サティさんの代表作。

1888年に作曲されたこの3つのピアノ曲は、古代ギリシャの儀式にちなんで名付けられました。

水彩画を思わせる優しい音色の中に、時折現れる切ない和音が印象的です。

映画やテレビ番組のBGMとしても頻繁に使用され、その普遍的な魅力は多くのアーティストにも影響を与えています。

忙しい日常の中でほっと一息つきたいとき、心を落ち着かせたいときに、ぜひ耳を傾けてみてはいかがでしょうか?

穏やかな時間が流れるような本作は、きっとあなたの心のオアシスになることでしょう。

ボレロMaurice Ravel95

Ravel – Boléro | Alondra de la Parra | WDR Sinfonieorchester
ボレロMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1928年に作曲した管弦楽作品。

彼の代表作の一つで、単調なリズムの反復と巧みなオーケストレーションが特徴的です。

スネアドラムによる一定のリズムの上に、さまざまな楽器が次々とメロディを奏でていく構成で、徐々に音量と強さを増していきます。

約15分の演奏時間で、テンポも一切変わらず、たった2つのメロディでここまで魅力的な音楽が奏でられる作品は他にありません。

オーケストラの色彩豊かな響きを存分に楽しめる本作は、クラシック音楽に興味のある方はもちろん、音楽の魔力を体感したい方にもオススメです。

ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi96

ソナチネ 12番 楽譜  op.36-6 第1楽章 楽譜 M.クレメンティ
ソナチネ 第12番 第1楽章Muzio Clementi

優美で華やかなアルペジオで始まるこの楽曲は、古典派の気品と活気に満ちています。

滑らかに紡がれる右手のメロディーと、左手の優雅な伴奏が織りなす美しい旋律は、春の訪れを思わせるような明るさと希望に満ちています。

本作は『グラドゥス・アド・パルナッスム』の作者として知られるムツィオ・クレメンティが1797年に発表したアルバム『ソナチネ集 Op.36』に収録されています。

力強いフレーズと繊細な表現が見事に調和し、ピアノコンクールや発表会でも人気の高い曲となっています。

表情が豊かな4つのセクションを通じて、さまざなな感情を表現できることから、演奏技術を磨きながら音楽性も高めたい方におすすめの1曲です。

交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov97

リムスキー=コルサコフ - 交響組曲《シェエラザード》Op.35 カラヤン ベルリンフィル 1967
交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov

リムスキー=コルサコフは、ロシア5人組と呼ばれる作曲家集団の中心的存在であり、「近代管弦楽法の父」と呼ばれています。

この曲のタイトルとなっている「シェエラザード」は、アラビア文学を代表する説話文学『アラビアン・ナイト』に出てくるヒロインの女性の名前です。

物語のストーリーを忠実に追った曲ではありませんが、全曲を通じて荒々しさのあるシャリアール王の主題と優しさあふれるシェエラザードの主題が展開され、「世にも不思議な物語」といったイメージを鮮やかに感じさせてくれます。

子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann98

シューマン/トロイメライ 「子供の情景」より Op.15-7 pf.中川京子
子供の情景 Op.15 第7曲「トロイメライ」Robert Schumann

ドイツ・ロマン派を代表する作曲家ロベルト・シューマン。

彼はピアニストを志しながらも、手の怪我により作曲家への道を進みました。

妻のクララとの結婚や作曲家ブラームスとの交流など、シューマンの人生には音楽に影響を与えた出来事が数多くあります。

彼の代表的なピアノ曲集『子供の情景 Op.15』の第7曲『トロイメライ』は、穏やかで美しい旋律からシューマンの豊かな感性が伝わってくる1曲。

ピアノ独奏だけでなく、さまざまな編曲版も人気を集めている名曲です。