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クラシックの人気曲ランキング

今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。

私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!

また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。

音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!

クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。

クラシックの人気曲ランキング(11〜20)

ピアノソナタ 第8番「悲愴」第2楽章Ludwig van Beethoven15

ベートーヴェンの初期のピアノ作品を代表する『ピアノソナタ 第8番 悲愴』。

なかでも第2楽章は、ベートーヴェンが書いたメロディーのうちでもっとも美しいといわれ、多くの映画やドラマの挿入曲として使用されています。

シンプルなメロディーで音域もそれほど広くありませんが、それ以外のパートの音に厚みがあるため、バランスを注意深く聴きながら演奏しないとメロディーが埋もれてしまいがち。

聴く者の心を温かく包み込んでくれるゆったりと流れる優雅なメロディーと、それを支える重厚な和音を意識しながら、穏やかに聴いてみましょう。

神聖な舞曲と世俗的な舞曲Claude Debussy16

Debussy’s Danse sacrée et danse profane, featuring Gulnara Mashurova
神聖な舞曲と世俗的な舞曲Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの作品の中でも印象主義の要素が色濃く表れている作品の一つである『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』。

ハープの新しい可能性を引き出すために作曲われたこの作品で、ドビュッシーは、自由な形式と調和の探求を通して、従来の音楽の枠組みからの脱却を試みたとされています。

厳かな「神聖な舞曲」と軽快な「世俗的な舞曲」の2つの対照的な部分から成り立つ本作は、静寂や自然、抽象的なイメージを音で表現するドビュッシーの才能が存分に発揮された1曲といえるでしょう。

エチュード集(練習曲集) 第4番 Op.10-4 嬰ハ短調Frederic Chopin17

エチュード10-4 – ショパン – 4K – Etude Op.10 No.4 – Chopin – ピアノ – piano – CANACANA
エチュード集(練習曲集) 第4番 Op.10-4 嬰ハ短調Frederic Chopin

激しく情熱的な楽曲で、聴く人の心をつかんで離しません。

高速な16分音符のパッセージや左右の手で細かい音型が連続する構成は、まるで嵐のような迫力を感じさせます。

1832年8月に作曲されたこの曲は、単なる練習曲を超えた芸術的価値の高い作品として評価されています。

ピアノ技術の向上を目指す人はもちろん、情熱的な音楽を好む人にもおすすめです。

演奏には高度な技術が必要ですが、その分達成感も大きいでしょう。

クラシック音楽の魅力に触れたい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

愛の悲しみFritz Kreisler18

Janine Jansen, Antonio Pappano – Kreisler: Liebesleid
愛の悲しみFritz Kreisler

ウィーンの情緒が詰まった名曲。

甘美で表現力豊かなメロディが、聴く人の心に切ない余韻を残します。

1905年に初めて出版されたこの曲は、クライスラーのレパートリーの重要な一部として愛され続けてきました。

彼の繊細な感性が、ヴァイオリンの音色に乗せて優しく響き渡ります。

恋の切なさや喪失感を抱えた時、この曲を聴くと心が癒されるかもしれません。

ゆったりとした3拍子のリズムに身を委ねれば、ウィーンの街並みを散歩しているような気分になれるでしょう。

ノヴェンバー・ステップス武満徹19

日本の作曲家、武満徹さんの『ノヴェンバー・ステップス』。

琵琶、尺八とオーケストラのための作品として作曲された本作によって、武満さんは世界的に広く知られることとなりました。

西洋楽器と和楽器の融合という新しい境地を開いたこの作品。

当初は『ウォーター・リング』というタイトルが付けられていましたが、「浴槽」を連想させるとの意見や初演が11月に行われる事情から、11月を意味するタイトルに変更されたそうです。

秋をイメージした作品ではないようですが、尺八のかすれた音が何となく落ち葉のこすれる音に聴こえるような気がしませんか?

トッカータ ハ長調 Op.7Robert Schumann20

ロマン派の大作曲家ロベルト・シューマンの代表作の一つ、『トッカータ ハ長調 Op.7』。

彼が若き日に作曲したこの技巧的なピアノ曲は、当時の限界に挑戦した野心作ともいえるでしょう。

サンソン・フランソワさんの演奏は、大胆な和音とシンコペーションで幕を開け、絶え間なく続く16分音符の連なりが、まるで感情の波のように聴く者を飲み込んでいきます。

高度な技術を駆使しつつ、シューマンの創造的な世界観と感情をも表現しきっているその演奏は、息をのむほどの見事さ。

ロマン派音楽の神髄に触れたい方、ピアノという楽器の可能性を追求したい方にオススメの名演です。

クラシックの人気曲ランキング(21〜30)

シャコンヌTomaso Antonio Vitali21

1700年代から1740年代の半ばにかけて活躍した、イタリア出身の作曲家、トマソ・アントニオ・ヴィターリ。

父であるジョヴァンニ・バティスタ・ヴィターリやアルカンジェロ・コレッリから影響を受けた音楽性で知られており、バイオリニストとしても高い評価を受けていました。

そんな彼の名曲として名高い、こちらの『シャコンヌ』は、技巧的なバイオリンの作品として、何人もの有名なバイオリニストによる名演が残されています。