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クラシックの人気曲ランキング

今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。

私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!

また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。

音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!

クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。

クラシックの人気曲ランキング(11〜20)

ノヴェンバー・ステップス武満徹15

日本の作曲家、武満徹さんの『ノヴェンバー・ステップス』。

琵琶、尺八とオーケストラのための作品として作曲された本作によって、武満さんは世界的に広く知られることとなりました。

西洋楽器と和楽器の融合という新しい境地を開いたこの作品。

当初は『ウォーター・リング』というタイトルが付けられていましたが、「浴槽」を連想させるとの意見や初演が11月に行われる事情から、11月を意味するタイトルに変更されたそうです。

秋をイメージした作品ではないようですが、尺八のかすれた音が何となく落ち葉のこすれる音に聴こえるような気がしませんか?

エチュード集(練習曲集) 第4番 Op.10-4 嬰ハ短調Frederic Chopin16

エチュード10-4 – ショパン – 4K – Etude Op.10 No.4 – Chopin – ピアノ – piano – CANACANA
エチュード集(練習曲集) 第4番 Op.10-4 嬰ハ短調Frederic Chopin

激しく情熱的な楽曲で、聴く人の心をつかんで離しません。

高速な16分音符のパッセージや左右の手で細かい音型が連続する構成は、まるで嵐のような迫力を感じさせます。

1832年8月に作曲されたこの曲は、単なる練習曲を超えた芸術的価値の高い作品として評価されています。

ピアノ技術の向上を目指す人はもちろん、情熱的な音楽を好む人にもおすすめです。

演奏には高度な技術が必要ですが、その分達成感も大きいでしょう。

クラシック音楽の魅力に触れたい方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

愛の悲しみFritz Kreisler17

Janine Jansen, Antonio Pappano – Kreisler: Liebesleid
愛の悲しみFritz Kreisler

ウィーンの情緒が詰まった名曲。

甘美で表現力豊かなメロディが、聴く人の心に切ない余韻を残します。

1905年に初めて出版されたこの曲は、クライスラーのレパートリーの重要な一部として愛され続けてきました。

彼の繊細な感性が、ヴァイオリンの音色に乗せて優しく響き渡ります。

恋の切なさや喪失感を抱えた時、この曲を聴くと心が癒されるかもしれません。

ゆったりとした3拍子のリズムに身を委ねれば、ウィーンの街並みを散歩しているような気分になれるでしょう。

愛の喜びFritz Kreisler18

愛の喜び Liebesfreud /クライスラーKreisler ピアノソロ Piano solo
愛の喜びFritz Kreisler

ウィーンの伝統的なワルツの要素を取り入れた軽やかな舞曲で、明るく陽気な旋律が特徴です。

聴く人に喜びや楽しさを伝える作品となっており、心の底から湧き上がる幸福感を表現しています。

1905年に発表された『3つの古いウィーンの舞曲』の一部として作曲され、当初は19世紀の作曲家の作品として紹介されていました。

ヴァイオリンとピアノのデュオとして演奏されることが多いですが、ピアノソロや他の楽器編成によるアレンジも存在します。

クラシック音楽の名曲として広く親しまれており、映画やテレビ番組、CMなどでも頻繁に使用されています。

明るく華やかな旋律が魅力的な本作は、クラシック音楽初心者の方にもおすすめです。

ピアノ協奏曲 ヘ長調George Gershwin19

Gershwin Concerto in F 3rd movement (excerpt) Hayato Sumino / Boston Pops
ピアノ協奏曲 ヘ長調George Gershwin

アメリカ音楽史にさん然と輝く作曲家ジョージ・ガーシュウィンさん。

彼は、ジャズとクラシックを融合させた独創的な音楽スタイルによって、『ラプソディ・イン・ブルー』や『ポーギーとベス』などの傑作を生み出しました。

そんな彼の代表作のひとつが、1925年に発表された『ピアノ協奏曲 ヘ長調』です。

カーネギーホールでの初演では、ガーシュウィン自身がピアノを弾き、聴衆を魅了したといいます。

全3楽章からなるこの協奏曲は、第1楽章のはつらつとしたチャールストンリズム、第2楽章の優美なブルース、第3楽章の情熱的なラグタイムが印象的。

ジャズの要素を随所に取り入れつつ、クラシック音楽の形式美にも配慮した、まさに画期的な作品です。

交響曲第9番「新世界より」Antonín Dvořák20

ドボルザーク作曲 「交響曲第9番 新世界より」
交響曲第9番「新世界より」Antonín Dvořák

後期ロマン派に位置するチェコの作曲家でありながら、アメリカに渡り音楽院院長として音楽教育に貢献した作曲家、アントニン・ドヴォルザークの交響曲。

『新世界より』という副題は「アメリカから故郷ボヘミアへ向けてのメッセージ」という意味を持ち、ドヴォルザークのアメリカ時代を代表する作品として有名な楽曲です。

『遠き山に日は落ちて』などにアレンジされている第2楽章や、映画『ジョーズ』を連想させる始まりから荘厳な曲調へと変化する第4楽章など、あまりクラシックに詳しくない方でも耳にしたことが多いのではないでしょうか。

クラシックで何から聴けばいいのかわからない方にもオススメの1曲です。

クラシックの人気曲ランキング(21〜30)

甘き死よ、来たれJ.S.Bach21

バロック時代を代表するクラシック作曲家ヨハン・セバスティアン・バッハが、1736年にゲオルク・クリスティアン・シュメッリと共同で出版した宗教歌曲集の一部として収録された、深い宗教的感情を表現した作品です。

バッハの信仰心の深さと、音楽を通じて伝えようとしたメッセージの普遍性が感じられる曲で、死を恐れることなく、むしろ穏やかな死を迎え入れることで永遠の安息に至るというキリスト教の教えが歌われています。

シンプルで美しいメロディは、リスナーに深い感動を与え、バッハの音楽が持つ普遍的な魅力を今に伝えています。

心の安らぎを求める方や、バッハの宗教音楽の世界に触れたい方におすすめの一曲です。