クラシックの人気曲ランキング
今から数百年前に作曲され、今なお愛されているクラシックの名曲たち。
私たちが普段生活をしていても、さまざまな場面で耳にする機会がありますよね!
また、クラシックファンの方であればオーケストラの演奏を聴きにいったり、ピアノやバイオリンをされている方ならご自身で演奏したことがあるという方も多いと思います。
音楽としてこれほどまでに世界中で聴かれて愛されているジャンルはないとも言えるクラシックの名曲を、ランキング形式で紹介していきますね!
クラシック入門者の方だけでなく、クラシックファンの方にも見ていただきたい、名曲だらけのランキングです。
クラシックの人気曲ランキング(11〜20)
ジュ・トゥ・ヴーErik Satie15位

フランスの作曲家エリック・サティは、ドビュッシーやラヴェルなどの同時代の作曲家たちとは一線を画した独自の音楽スタイルで知られています。
パリ音楽院時代の挫折を経て、モンマルトルのカフェでピアニストとして働きながら作曲活動を続け、実験的な作品を数多く生み出しました。
なかでもサティの代表曲として知られるのが、声楽とピアノのために書かれた『ジュ・トゥ・ヴー』。
官能的な歌詞に乗せて奏でられるワルツのメロディは、どこか懐かしさと感傷を感じさせます。
ロマンティックでありながら、どこか毒のある大人の恋を思わせる雰囲気をまとった名曲を、ピアノ演奏でもお楽しみください。
ラ・カンパネラFranz Liszt16位

ロマン派の巨匠フランツ・リストが作曲した、ピアノの名曲です。
パガニーニのヴァイオリン協奏曲を基に、リストが「ピアニストのパガニーニになる」という思いを込めて編曲しました。
鐘の音を表現した高音の連続が特徴的で、ピアノの技巧を極限まで引き出した超絶技巧の曲として知られています。
本作は、リストが21歳の1832年に作曲したもので、パガニーニの演奏に触れた後に生み出されました。
曲を聴くと、鐘の音が響き渡るような美しさと、ピアノの可能性を追求した迫力がある演奏に魅了されることでしょう。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、ピアノの魅力を存分に味わいたい方にもおすすめの一曲です。
愛の悲しみFritz Kreisler17位

古き良きウィーンの情緒をたっぷりと含んだ、哀愁と優美さが溶け合う名作『愛の悲しみ』。
オーストリア出身のバイオリンの巨匠、クライスラーさんが作曲したサロン音楽を代表する傑作です。
甘美な旋律のなかにほろ苦い感情が漂う本作は、1910年5月にクライスラーさん自身の演奏で録音が残されており、その歌うような音色は今も色あせません。
1923年にはジョージ・バランシンさんがバレエ音楽として採用するなど、演奏会だけでなく舞台芸術の世界でも愛されてきました。
ワルツの心地よいリズムと優雅な響きは、心を落ち着かせたい作業中や、勉強に集中したいときにピッタリといえるでしょう。
ボレロMaurice Ravel18位

フランスの作曲家であるモーリス・ラヴェルさんの代表的な管弦楽作品です。
本作はイダ・ルビンシュタインさんの依頼により、1928年11月当時にパリのオペラ座で初演されたバレエ音楽として知られています。
スネアドラムが刻み続ける一定のリズムの上で、ふたつの旋律素材がほとんど姿を変えずに繰り返される構成が独特ですね。
冒頭ではフルートが静かに主旋律を提示しており、奏者の絶妙なコントロールが求められます。
同じ旋律が次々と別の楽器へ渡り、最終的に巨大な響きへと拡張されていく過程を楽しめるので、管弦楽の色彩変化をじっくりと味わいたい方にオススメです。
神聖な舞曲と世俗的な舞曲Claude Debussy19位

クロード・ドビュッシーの作品の中でも印象主義の要素が色濃く表れている作品の一つである『神聖な舞曲と世俗的な舞曲』。
ハープの新しい可能性を引き出すために作曲われたこの作品で、ドビュッシーは、自由な形式と調和の探求を通して、従来の音楽の枠組みからの脱却を試みたとされています。
厳かな「神聖な舞曲」と軽快な「世俗的な舞曲」の2つの対照的な部分から成り立つ本作は、静寂や自然、抽象的なイメージを音で表現するドビュッシーの才能が存分に発揮された1曲といえるでしょう。
トッカータ ハ長調 Op.7Robert Schumann20位

ロマン派の大作曲家ロベルト・シューマンの代表作の一つ、『トッカータ ハ長調 Op.7』。
彼が若き日に作曲したこの技巧的なピアノ曲は、当時の限界に挑戦した野心作ともいえるでしょう。
サンソン・フランソワさんの演奏は、大胆な和音とシンコペーションで幕を開け、絶え間なく続く16分音符の連なりが、まるで感情の波のように聴く者を飲み込んでいきます。
高度な技術を駆使しつつ、シューマンの創造的な世界観と感情をも表現しきっているその演奏は、息をのむほどの見事さ。
ロマン派音楽の神髄に触れたい方、ピアノという楽器の可能性を追求したい方にオススメの名演です。
クラシックの人気曲ランキング(21〜30)
ノヴェンバー・ステップス武満徹21位

日本の作曲家、武満徹さんの『ノヴェンバー・ステップス』。
琵琶、尺八とオーケストラのための作品として作曲された本作によって、武満さんは世界的に広く知られることとなりました。
西洋楽器と和楽器の融合という新しい境地を開いたこの作品。
当初は『ウォーター・リング』というタイトルが付けられていましたが、「浴槽」を連想させるとの意見や初演が11月に行われる事情から、11月を意味するタイトルに変更されたそうです。
秋をイメージした作品ではないようですが、尺八のかすれた音が何となく落ち葉のこすれる音に聴こえるような気がしませんか?


