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クラシックの人気曲ランキング

パッヘルベルさんの「カノン」で心が癒され、エルガーさんの「愛の挨拶」で温かな気持ちに包まれ、バッハさんの「G線上のアリア」で深い感動に浸る…。

時代を超えて愛され続けるクラシック音楽には、人生の大切な瞬間に寄り添う不思議な力があります。

結婚式のBGMや映画のワンシーン、心に刻まれる思い出とともに、皆様から支持を集める珠玉の名曲をご紹介します。

もくじ

クラシックの人気曲ランキング(41〜60)

テ・デウムMarc-Antoine Charpentier55

シャルパンティエ 「テ・デウム」ルイ=マルティーニ/パイヤールo. Charpentier : Te Deum
テ・デウムMarc-Antoine Charpentier

耳なじみのよいメロディと心地よいトリルが印象的な楽曲。

明るく美しい讃美歌のような雰囲気でお祝いの場をやさしく包み込んでくれる、結婚式にピッタリの1曲です。

実際に多くの結婚式で用いられており、さまざまなシーンを華やかかつ上品に彩っています。

特に、ゆったりとした落ち着いた雰囲気のお式に合うのではないでしょうか。

ボレロMaurice Ravel56

Ravel – Boléro | Alondra de la Parra | WDR Sinfonieorchester
ボレロMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルが1928年に作曲した管弦楽作品。

彼の代表作の一つで、単調なリズムの反復と巧みなオーケストレーションが特徴的です。

スネアドラムによる一定のリズムの上に、さまざまな楽器が次々とメロディを奏でていく構成で、徐々に音量と強さを増していきます。

約15分の演奏時間で、テンポも一切変わらず、たった2つのメロディでここまで魅力的な音楽が奏でられる作品は他にありません。

オーケストラの色彩豊かな響きを存分に楽しめる本作は、クラシック音楽に興味のある方はもちろん、音楽の魔力を体感したい方にもオススメです。

ジークフリート牧歌Richard Wagner57

彼の妻コジマへのお誕生日プレゼントとクリスマスのプレゼントとして作られた曲です。

「ジークフリート」とは前年に生まれたワーグナー夫妻の息子の名前です。

子どもを生んでくれた妻に対して感謝の気持ちを表すために作られました。

愛する人を想う温かい気持ちがちりばめられています。

ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30Sergei Rachmaninov58

Yunchan Lim 임윤찬 – RACHMANINOV Piano Concerto No. 3 in D Minor, op. 30 – Album Coming May 16, 2025!
ピアノ協奏曲 第3番 ニ短調 作品30Sergei Rachmaninov

ラフマニノフが1909年に作曲したピアノ協奏曲第3番は、演奏者に課せられる技術的難易度と音楽的要求の高さで知られています。

演奏時間は約40分。

協奏曲でありながらほとんどピアノは演奏しており、音数の多さからかなりの持久力も必要な作品です。

しかし難しいだけでなく、数あるピアノ協奏曲のなかでも高い人気をほこる名曲。

第1楽章に登場するカデンツァでは二つのパターンがあり難易度の違いはありませんが、とくに「大カデンツァ」と呼ばれているほうは、他の協奏曲に出てくるカデンツァのなかで最も壮大で情熱的だと感じます。

演奏者によるカデンツァの違いを聴き比べるのもこの曲の醍醐味かもしれません。

一つのテーマがさまざまな形に展開される第1楽章、切ない序奏から明るさを増す第2楽章、ロシア民謡風の活気がある第3楽章、それぞれラフマニノフらしい美しさと重厚な響き、壮大な構成を感じられる傑作です。

GymnopédiesErik Satie59

エリック・サティさんが1888年に作曲した3つのピアノ曲。

水彩画を連想させるような透明感あふれる楽曲ですが、ゆったりと進んでいくなかに時折あらわれる悩ましい和音に、苦しみや切なさを感じます。

本作は、クロード・ドビュッシーやモーリス・ラヴェルにも支持され、後にセルゲイ・ディアギレフとバレエ・リュスとのコラボレーションも行いました。

心にじんわり染みてくる穏やかな作品なので、ぜひ、眠る前や心を落ち着かせたいときに聴いてみてはいかがでしょうか?

2つのラプソディ Op.79 第1番Johannes Brahms60

ブラームス: 2つのラプソディ,Op.79 第1番 ロ短調 Brahms, Johannes / 2 Rhapsodien Op.79 h moll Pf.萬谷衣里:Mantani,Eri
2つのラプソディ Op.79 第1番Johannes Brahms

ブラームスが1879年に作曲したピアノ独奏曲。

2つの曲からなるこの作品は、当初『2つのピアノ曲』という題名でしたが、後に『2つのラプソディ』と改められました。

第1番は力強く始まり、激しい情感が表現されています。

静かな中間部を挟んで再び激しい動きに戻る構造を持ち、最後は静かに終結します。

オクターブの連続やフォルテは、手首に力が入らないようできる限り脱力し、打鍵の速さや腕の重さで力強さを表現できるとよいですね。