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クラシックの人気曲ランキング

パッヘルベルさんの「カノン」で心が癒され、エルガーさんの「愛の挨拶」で温かな気持ちに包まれ、バッハさんの「G線上のアリア」で深い感動に浸る…。

時代を超えて愛され続けるクラシック音楽には、人生の大切な瞬間に寄り添う不思議な力があります。

結婚式のBGMや映画のワンシーン、心に刻まれる思い出とともに、皆様から支持を集める珠玉の名曲をご紹介します。

もくじ

クラシックの人気曲ランキング(1〜20)

アルハンブラの思い出Francisco Tárrega19

アルハンブラの思い出 (ギター名曲)  タレガ   Pepe Romero  Recuerdos de la Alhambra ( F. Tarrega)
アルハンブラの思い出Francisco Tárrega

繊細で美しいギターの音色が心に染み入る名作です。

圧巻のトレモロ奏法によって生み出される幻想的な旋律は、クラシックギターの限りない可能性を証明しました。

フランシスコ・タレガさんが1896年に制作したこの楽曲は、グラナダのアルハンブラ宮殿から受けた深い感動を音楽で表現しています。

本作は映画『キリング・フィールド』のサウンドトラックに採用され、また韓国ドラマのBGMとしても使用されたことで、より多くの人々の心をつかみました。

穏やかな気持ちで音楽に浸りたい時、心を落ち着かせたい時にオススメの1曲です。

まるで噴水のせせらぎのように流れるメロディーに身を委ねれば、静かな安らぎに包まれることでしょう。

ベルガマスク組曲第3曲「月の光」Claude Debussy20

クロード・ドビュッシーが生み出した名曲は、月の光を音で表現したかのような幻想的な雰囲気が特徴です。

ピアノの優しい音色が織りなす美しい旋律は、まるで月明かりに照らされた夜の景色を目の前に浮かび上がらせるようです。

1905年に改訂版が出版された本作は、1971年8月に放送されたNHKの『みんなのうた』でも取り上げられ、日本でも広く親しまれています。

疲れた心を癒やしたい時や、ゆったりとした時間を過ごしたい時におすすめの一曲です。

優雅な旋律に身を委ねれば、日々の騒がしさから離れ、穏やかな気持ちで過ごせることでしょう。

クラシックの人気曲ランキング(21〜40)

巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt21

リスト: 巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」,S.162/R.10,A197 3. 「タランテッラ」 塚田 尚吾
巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 第3曲「タランテラ」Franz Liszt

フランツ・リストの集大成といっても過言ではない作品『巡礼の年 第2年への追加「ヴェネツィアとナポリ」S.162 』の第3曲『タランテラ』。

20代から60代までに断続的に作られた作品で、ロマン主義から印象主義へ移り変わる様子が味わえます。

そんな本作は、フランツ・リストの作品というだけあって、高い難易度をほこります。

細かい装飾音が連続する部分が非常に難しいのですが、ここは高い演奏効果を発揮する部分でもあるため、聴いている分には非常に魅力的な作品です。

クシコスポストHermann Necke22

『ネッケ:クシコスポスト』(H.Necke, Csikos Post)(ピアノ楽譜)
クシコスポストHermann Necke

軽快なリズムと躍動感のあるメロディが印象的な珠玉の1曲です。

馬車が草原を駆け抜ける様子や、馬のひづめの音をイメージしながら、左手の速いパッセージと右手の跳躍的なメロディで表現された作品となっています。

ポップな雰囲気ながらも、中間部では優雅で落ち着いた旋律も織り交ぜられ、聴き手を魅了します。

日本では運動会のBGMとして定着し、幅広い世代に親しまれており、1990年代のゲームソフト『ダウンタウン熱血行進曲 それゆけ大運動会』でも採用されました。

華やかで聴き映えのする本作は、手の小さな方でも演奏しやすいアレンジが施されており、ピアノ発表会を盛り上げたい方にぴったりの曲です。

主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach23

Celtic Woman – Jesu, Joy of Man’s Desiring 主よ、人の望みの喜びよ Lyrics/和訳 [CC]
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

バロック音楽の巨匠、バッハによって生み出された穏やかで温かみのある珠玉の作品です。

1723年に教会カンタータとして作曲された本作は、豊かな調べと美しいハーモニーによって、至福のひとときを演出する結婚式の定番曲として永きにわたって愛され続けています。

透明感のある旋律は、人生の門出を迎えるカップルの未来への希望と喜びを優しく包み込んでくれることでしょう。

イギリスのピアニスト、マイラ・ヘスさんによるピアノ編曲版が1926年に発表され、その後もさまざまな楽器編成での演奏が可能となり、幅広い層に親しまれています。

厳かな挙式シーンはもちろん、フォトスライドショーのBGMとしても最適です。

ラデツキー行進曲Johann Strauss I24

【宇宙戦艦ヤマト3199】シュトラウス1世「ラデッキー行進曲」 吉田裕史指揮 ボローニャ歌劇場フィルハーモニー
ラデツキー行進曲Johann Strauss I

オーストリアのウィーン出身の作曲家であるヨハンシュトラウスによる行進曲。

クラシック音楽の中でもとても人気の高い楽曲ですよね!

「ラデツキー」とはオーストリアの将軍の名前で、当時の激しい民族統一紛争を鎮圧したとても優秀な人物。

『ラデツキー行進曲』は鎮圧に成功した記念の祝典のために依頼された楽曲だそうです。

小太鼓で始まる軽やかなイントロから緩急のあるメロディが秀逸で1歩1歩楽しく行進できますね。

運動会の入退場にはぜひこの曲を選曲してみてはいかがでしょうか。