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ミニマルミュージックの名曲|マイナーな作品も登場

現代音楽を語る上で外せないジャンルの1つ、ミニマルミュージック。

名前を聞いたことがあっても定義まではよく分からないといった方も多いのではないでしょうか?

ミニマルミュージックの定義は意外にもシンプルで、主に同じような旋律をひたすらに反復することを意味します。

雰囲気としては基本的にアンビエントミュージックに近い感じですね。

今回はそんなミニマルミュージックの名曲をセレクトしました。

マイナーな作品も登場するので、すでにミニマルミュージックが好きな方もぜひチェックしてみてください。

ミニマルミュージックの名曲|マイナーな作品も登場(11〜20)

Diffractions 1Mark Fell

ミニマルミュージックは同じ旋律を繰り返すため癒やし系のサウンドにかたよる傾向にあります。

そういった曲も十分に魅力的なのですが、ミニマルミュージックを深く掘り下げた方にとっては刺激が足りないこともあると思います。

そんな方にオススメしたい作品が、こちらの『Diffractions 1』。

和風なテイストに仕上げられた作品でミニマルミュージックの特徴である繰り返しが使われているのですが、複雑な曲調にまとめられているため、毎回変化を感じるんですよね。

個性的なミニマルミュージックが好きな方は必聴です。

RainlightMax Richter

ドイツ生まれのイギリスの作曲家、マックス・リヒターさんの作品『Rainlight』は、まさにミニマムミュージックというような、抑揚のない静かな旋律が反復する楽曲です。

それなのに、聴いているうちに独特の深い世界観が徐々に広がっていくのが興味深いですね。

おやすみ前や、心を静かに落ち着けたいときに聴くのにぴったりの曲と言えるでしょう。

また、読書や、ゆったりと考え事をするときのサウンドとしてもよさそうですね!

VelvetMikael Sapin

初心者の方はミニマルミュージックのイメージがつかみづらいかと思います。

そんな方にオススメしたい作品が、こちらの『Velvet』。

典型的なミニマルミュージックの特徴であるピアノを主体とした作品で、悲しい曲調でありながらも癒やし系のメロディーにまとめられています。

フレーズを繰り返すことから、単調としたイメージがあるかもしれませんが、もともとのフレーズに深みがあるので、聴き続けても飽きがこないすばらしい作品です。

MothertongueNico Muhly

Nico Muhly : “Mothertongue” (Pt. 1: Archive)
MothertongueNico Muhly

一定の音程で歌い続ける声を多重録音した不思議な楽曲『Mothertongue』。

作曲したニコ・ミューリーさんは、アイスランドの歌姫、ビョークさんのほか、ロックバンド、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのボーカルとして有名なルー・リードさん、圧倒的な歌唱力でオペラとポップミュージックを融合した作品を発表しているルーファス・ウェインライトさんなど、さまざまなミュージシャンと共演してきたことでも知られています。

クラシックの作曲家という枠にとらわれない彼の活躍に注目ですね!

ProverbSteve Reich

ミニマムミュージックの大御所として知られるアメリカの作曲家、スティーヴ・ライヒさん。

彼が1995年に発表した『Proverb』は、同じような旋律が続きながらも、徐々に緊張感やエネルギーに満ちていく展開が魅力です。

彼の音楽は、1970年代に活躍したロックバンドのキング・クリムゾンから、1990年代から活動を続けるエレクトロ・グループのアンダーワールドまでさまざまなミュージシャンに影響を与えています。

さらに、2012年にはイギリスのロックバンド、レディオヘッドの楽曲を再構築したアルバム『レディオ・リライト』を発表するなど、彼自身もジャンルの枠にとらわれることもなく、活躍を続けています。

The Side of Man and WomankindTony Conrad

『The Side of Man and Womankind』は、アメリカの作曲家、トニー・コンラッドさんとドイツのクラウトロック・バンド、ファウストが共同で制作した楽曲です。

ミニマムミュージックだけでなく、音程が変化しない音が長く持続するドローンミュージックと呼ばれるジャンルの古典的名作として知られています。

メロディーだけでなくリズムにもほとんど変化がなく、ひたすら同じようなサウンドの反復ですが、日本の雅楽にも近い神聖で儀式的な世界観が感じられる楽曲です。

おわりに

今回はミニマルミュージックの名曲を紹介していったわけですが、ひとくちにミニマルミュージックといってもノイズに近いものだったり、アンビエントに近いものだったり、さまざまな作品がありましたね。

個人的にはアンビエントに近いミニマルミュージックの方が、本質である反復を深く味わえると思います。

ラグミュージックでは今回の記事の他にも現代音楽を紹介している記事がございます。

ぜひそちらもチェックしてみてください。