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現代でもさまざまな創作に登場することで人気の剣豪、宮本武蔵の名言

現代でもさまざまな創作に登場することで人気の剣豪、宮本武蔵の名言
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江戸時代初期の剣術家として実在し、演現代でも劇、小説、漫画、映画といった創作において取り上げられることも多い兵法家、宮本武蔵氏。

老若男女誰もが一度は耳にしたことがあるであろう偉人なのではないでしょうか。

また、芸術家としての顔も持っており、水墨画や木刀などの工芸品が現在でも各地の美術館に存在しています。

今回は、そんな宮本武蔵氏が遺した名言にスポットを当ててみました。

多才だった偉人による名言は、きっと人生を照らしてくれますよ。

現代でもさまざまな創作に登場することで人気の剣豪、宮本武蔵の名言

体の大きい者も小さい者も、心をまっすぐにして、自分自身の条件にとらわれないようにすることが大切である。NEW!宮本武蔵

体の大きい者も小さい者も、心をまっすぐにして、自分自身の条件にとらわれないようにすることが大切である。NEW!宮本武蔵

NBAのスーパースター、アレン・アイバーソンさんは身長が180cmほど。

2mを越える選手が多い中、随分小柄な……、小柄といいますか「NBAで活躍するにはちょっと……」と誰もが思う身長でした。

そんな彼が得点王に輝いたときに放った「サイズのことを気にしていたらバスケットボールなんか上手にならないよ」は最高にシビれる言葉でした。

武蔵さんこの言葉を見てそんなことを思い出しました。

自分の今の境遇は剣の道には、しいて言えば自分の人生には関係ないものだとする、まこと潔い言葉。

このポジティブ思考、大切にしたいですね。

兵法の道において、心の持ちやうは、常の心に替る事なかれ。NEW!宮本武蔵

兵法の道において、心の持ちやうは、常の心に替る事なかれ。NEW!宮本武蔵

ミスタータイガースこと掛布雅之さんのサインにはいつも「平常心」の言葉が書き添えられると聞きます。

緊張や心の高ぶりの向こう側に正しいバッティングを見いだした掛布さんらしい言葉です。

ここに挙げた宮本武蔵さんの言葉も「平常心の大切さ」を説いています。

あなたも学校のテスト、会社のプレゼンなどで緊張することがあるでしょう。

そんな普通ではない状況に立ち向かうときにはぜひこの言葉を思い出してください。

心が楽になってきっと困難を乗り越えられることでしょう!

初めの少しのゆがみが、あとには大きくゆがむものである。NEW!宮本武蔵

初めの少しのゆがみが、あとには大きくゆがむものである。NEW!宮本武蔵

分度器で測る1度の話。

初めの1度の狂いは1メートル先では1.7cmの狂いになるというのですから大変です。

「たかが1.7cmじゃないですか?」と思う方もいるかと思いますが、月に向かってロケットが出発するとき、スタート地点で1度の角度の誤差があると月に着くころには地球5つ分の違いになっているんですよ。

この宮本武蔵さんの言葉は「何事も初めが肝心」と基礎の大切さを説いてくれています。

鉛筆の持ち方、ボールの握り方、「多少の違いがあっても……」と思うことにも気を配りたいものですね。

剣術一ぺんの利までにては、剣術もしりがたし。NEW!宮本武蔵

剣術一ぺんの利までにては、剣術もしりがたし。NEW!宮本武蔵

柔道場や相撲の稽古場などで見掛ける「心技体」の言葉。

毛筆で書かれている書を見るにつけいつも気持ちが引き締まります。

この理念は格闘技だけではなく、あらゆるスポーツの底辺を流れる「心のありよう」だとも思えます。

宮本武蔵さんのこの言葉は「剣術だけに役立つ修業だけではだめだ」ということを説いているかのよう。

技術に心が追い付かなければただの動作に過ぎないんですね。

剣道や弓道、日本には「道」の言葉が付く競技がたくさんあります。

そんな「道」にも通ずる言葉ではないでしょうか。

役に立たぬ事を、せざる事。NEW!宮本武蔵

役に立たぬ事を、せざる事。NEW!宮本武蔵

井上雄彦さんの大ヒットマンガ『バガボンド』は宮本武蔵さんと佐々木小次郎さんの2人をクローズアップした作品。

まだ連載中ですが、ラストに待っているだろう2人の戦いはもうどうでもよい?

とまで思わせる人物描写は特筆もの。

そこに描かれるのは2人の人生ではなく、まさに「生きざま」なんです。

この武蔵さんからの言葉から、マンガで描かれた一時農業に従事する武蔵さんの挿話を思い出しました。

何が役に立ち、何が役に立たないのかを決めるのも結局自分、そう思うとさらに深く思える言葉です。

心、常に、道を離れず。NEW!宮本武蔵

心、常に、道を離れず。NEW!宮本武蔵

剣道、柔道、合気道と日本古来?

の競技とされるものには「道」の字が付いているものが多いです。

また競技ではないものの、華道、茶道、香道などにも「道」の字が付いています。

少々我田引水的な考察とはなるのですが、日本人は長い修業が必要な習いごとに「道」の字を当てたのではないのかなと。

もちろん宮本武蔵さんの「道」とは剣術の道のこと。

何をしているときもそのことだけを考える、まさに武蔵さんそのものを表す大きな言葉だと思います。