【ミセス】Mrs.GREEN APPLEの歌いやすい楽曲|ボーカル解説
キレのあるロックから、キャッチーなポップチューンまで、幅広い音楽性で現代の邦楽シーンを彩るバンド、Mrs.GREEN APPLE。
若者なら誰しも一度は彼らの耳にしたことがあると思いますが、それと同時に難易度の高い楽曲が多いという印象を抱いている方も多いのではないでしょうか?
確かにボーカルの大森元貴さんは広い声域を持つため、一般人からするとなかなかの難易度をほこります。
そこで今回は、Mrs.GREEN APPLEの楽曲のなかでも、特に歌いやすい楽曲をピックアップいたしました!
ボーカルの専門的な解説を交えてますので、ぜひチェックしてみてください。
【ミセス】Mrs.GREEN APPLEの歌いやすい楽曲|ボーカル解説(1〜20)
藍(あお)Mrs. GREEN APPLE

もともとはライブ会場限定のミニアルバム『Introduction』に収録され、後にリアレンジされたバージョンが1stアルバム『TWELVE』に収録された『藍』。
タイトなイントロやギターのタッピングをフィーチャーしたスリリングなアンサンブルが耳に残るロックチューンです。
音程の跳躍が少なくメロディーの動きも比較的少ないため、あまり歌が得意でないという方にも音程がとりやすいのではないでしょうか。
疾走感のあるアレンジがカラオケを盛り上げてくれる、おすすめのナンバーです。
クスシキMrs. GREEN APPLE

神秘的な物語が織りなす情景を、オリエンタルな雰囲気のメロディーとバンドサウンドで表現した作品です。
Mrs. GREEN APPLEが2025年4月に手がけた本作は、テレビアニメ『薬屋のひとりごと』第2期第2クールのオープニングテーマとして起用され、久保田真悟さんと大森元貴さんとで編曲を担当しました。
古語の「奇し」が持つ二面性から着想を得た歌詞は、言葉の力や感情の機微、そして時を超えた愛を繊細に紡ぎ出します。
物語に寄り添い、心の奥底に響く歌声とともに、人生の不思議さや大切な思いに触れたい方にオススメの一曲です。
ProPoseMrs. GREEN APPLE

4thアルバム『Attitude』に収録され、フェーズ1期の隠れた名曲としてファンからの人気も高い『ProPose』。
恋愛中の自分でも自分が分からなくなるような複雑な感情は、多くの方が共感してしまうのではないでしょうか。
全体的の声を張るシーンが少なく音域も広くないため、どうしてもキーが合わない方でもご自身に合った設定をすれば歌いやすいのではないでしょうか。
ただし、ビートに合わせてスタッカートを意識しながら歌わないとメロディーが間延びしてしまうため、注意して歌いましょう。
FACTORYMrs. GREEN APPLE

バンドの名前が作品のタイトルとなっている2ndアルバム『Mrs. GREEN APPLE』に収録されている楽曲、『FACTORY』。
透明感を作り出しているシンセサウンドをフィーチャーしたと奥行きのあるアンサンブルが心地いいですよね。
全体的に音域の幅が狭く抑揚も少ないため、カラオケでも挑戦しやすいのではないでしょうか。
独特の浮遊感が歌っていても気持ちいい、歌が苦手という方にもおすすめしたいドラマチックなポップチューンです。
恋と吟Mrs. GREEN APPLE

爽やかな楽曲が多いMrs.GREEN APPLEですが、なかには情熱的な楽曲も存在します。
なかでも、特にオススメしたいのが、こちらの『恋と吟』。
基本的なメロディーはよくある邦楽ロックといった感じですが、後半のギターソロやボーカルラインのボルテージの上げ方は、ややプリンスさんの『Purple Rain』を意識しているように感じますね。
基本的には静かに歌う楽曲ですが、後半ではそれなりに叫ぶ部分も多くなります。
ただし、高音が抑えられているので、高い声が出なくても、大きい声が出るなら、わりと歌いやすい楽曲と言えるでしょう。