【ミセス】Mrs.GREEN APPLEの歌いやすい楽曲|ボーカル解説
キレのあるロックから、キャッチーなポップチューンまで、幅広い音楽性で現代の邦楽シーンを彩るバンド、Mrs.GREEN APPLE。
若者なら誰しも一度は彼らの耳にしたことがあると思いますが、それと同時に難易度の高い楽曲が多いという印象を抱いている方も多いのではないでしょうか?
確かにボーカルの大森元貴さんは広い声域を持つため、一般人からするとなかなかの難易度をほこります。
そこで今回は、Mrs.GREEN APPLEの楽曲のなかでも、特に歌いやすい楽曲をピックアップいたしました!
ボーカルの専門的な解説を交えてますので、ぜひチェックしてみてください。
【ミセス】Mrs.GREEN APPLEの歌いやすい楽曲|ボーカル解説(21〜40)
ケセラセラMrs. GREEN APPLE

Mrs. GREEN APPLEの7作目の配信限定シングルで、2023年4月リリース。
テレビ朝日系ドラマ『日曜の夜ぐらいは…』の主題歌として書き下ろされました。
地声〜ミックスボイス〜ファルセットと多彩な発声を使いこなした大森元貴さんの歌唱が聴き手を惹きつける一曲に仕上がっています。
その声には一筋の希望が込められ、聴く人を応援します。
また、「なんとかなるさ」を意味する「ケセラセラ」の言葉として、自己受容の大切さを伝えます。
とくに悩みや自己嫌悪を抱えた時、この曲を聴けば自分だけが自分を守れるという事実に気づくでしょう。
カラオケでの歌唱でも、この楽曲の持つそんなメッセージや世界観を再現できるようにしてくださいね。
歌唱表現をする上での発声の使い分けを学ぶ素材としても最適だと思いますので、ぜひ歌ってみてください。
HugMrs. GREEN APPLE

ジャケットに収録曲それぞれのイメージに合う動物が描かれている1stアルバム『TWELVE』に収録されている『Hug』。
心地いいビートに乗せたギターのフレーズで幕を開けるイントロが印象的なナンバーです。
ファルセットを多用したハイトーンが続くメロディーですが、音域そのものは広くないためご自身のキーに合わせれば歌いやすいのではないでしょうか。
ただし、高いキーのメロディーをあまり声を張らずに歌わなければいけないため、力加減に気をつけて挑戦してくださいね。
私は最強Mrs. GREEN APPLE

Adoさんの11作目のデジタル配信シングルとしてMrs. GREEN APPLEの大森元貴さんによって書き下ろされた楽曲。
今回ここでご紹介するのはそのセルフカバーバージョンで、Mrs. GREEN APPLEの10作目のシングル『Sorange』のカップリング曲として収録されています。
Adoさんのよるバージョンもインパクトのある仕上がりですが、こちらのセルフカバーバージョンもボーカルの大森元貴さんのハイトーンボイスがマッチしていてステキですよね。
アボイドノートMrs. GREEN APPLE

1stベストアルバム『5』のために書き下ろされ、音楽用語で「他の音を邪魔してしまうため避けるべき音」という意味がある『アボイドノート』。
爽快なロックチューンに乗せたシニカルな歌詞は、自分のことを言い当てられているような気持ちになる方も多いのではないでしょうか。
音程の幅が広くキーも高いですが、階段上に動くメロディーが多いためご自身のキーに合わせれば歌いやすいですよ。
韻を踏んだような歌詞の構成が聴いていて心地いい、モダンなロックチューンです。
Ke-Mo Sah-BeeMrs. GREEN APPLE

4thアルバム『Attitude』に収録されている楽曲『Ke-Mo Sah-Bee』。
アグレッシブなドラムのビートに乗せたヒステリックなギターサウンドと浮遊感のあるシンセサウンドとのコントラストが強烈なインパクトを生み出していますよね。
特にサビなどはかなり疾走感のあるアンサンブルですが、メロディーはゆったりしているため印象よりも歌いやすいのではないでしょうか。
ただし、音域が広くメロディーが複雑なため、しっかり覚えた上にご自身のキーに合った設定で歌うようにしましょう。