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【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ

皆さんはノルウェーのポピュラー音楽シーンについて、どのようなイメージを持たれていますでしょうか。

おそらく往年のポップスなどがお好きな方はa-haを、メタルがお好きな方は映画の題材にもなったブラックメタルのバンドの名前がすぐに挙げられるかもしれませんね。

近年はカイゴさんやアラン・ウォーカーさんといった世界的な音楽プロデューサーを輩出していますし、オーロラさんやガール・イン・レッドさんといった若きシンガーソングライターの台頭も目覚ましいですね。

今回の記事では、そんなノルウェーのミュージシャンたちに注目、おすすめのアーティストを一挙ご紹介します!

【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ(21〜30)

City BoyNEW!Donkeyboy

Donkeyboy – City Boy (Official video)
City BoyNEW!Donkeyboy

80年代ポップスのきらめきを現代に届けるノルウェー出身のバンド、ドンキーボーイ。

キラキラしたシンセサイザーと、エコーがかった浮遊感のあるボーカルが絡み合うサウンドがとっても魅力的です!

2009年に公開されたデビュー曲『Ambitions』は、続く『Sometimes』と共にノルウェーのチャートで連続1位を獲得する快挙を達成しました。

同年の音楽賞で新人賞など3部門を制覇し、伝説的な先輩アーハのツアーに抜擢されたエピソードも、彼らの実力を物語っています。

北欧ならではの透明感あふれるシンセポップは、ドライブや気分を上げたい時にピッタリ!

きっとあなたも夢中になるはずです。

The Golden CoreNEW!Motorpsycho

ノルウェーの音楽シーンを30年以上牽引するモーターサイコは、1989年にトロンハイムで結成されたロックバンドです。

メンバーはベント・ソーサーさんとハンス・マグヌス・ライアンさんが中心。

サイケデリック・ロックを軸としながら、ハードコアやジャズ、カントリーまで取り込む変幻自在のスタイルで知られています。

アルバム『Blissard』や名盤『Let Them Eat Cake』で、ノルウェーのグラミー賞ともいわれるスぺレマンス賞を4度受賞するなど、その功績は絶大です。

常に変化を恐れず、実験的なサウンドを探求し続ける姿勢は、一つのジャンルに収まらない音楽を求めるファンに高く評価されています。

IsaEnslaved

氷河が大地を削るように、メタルの常識を更新し続けるノルウェーのバンド、エンスレイヴド。

1991年、当時わずか13歳と17歳だった少年たちが北欧神話を礎に結成しました。

その音楽は初期のヴァイキングメタルから壮大なプログレッシブサウンドへと進化。

1994年のデビュー以来、探求を止めない姿勢は高く評価され、アルバム『Vertebrae』でノルウェーの権威ある音楽賞を受賞しました。

攻撃性と芸術性が融合した音像は、既存のジャンルに収まらない知的な刺激を求めるあなたの感性を間違いなく揺さぶるでしょう。

MONUMENTKEiiNO

KEiiNO – MONUMENT (Official Music Video) Norway MGP 2021
MONUMENTKEiiNO

北欧ノルウェーの伝統と革新を見事に繋ぐ音楽グループ、ケイノ。

彼らのサウンドは、先住民サーミの伝統歌唱「ジョイク」と中毒性の高いエレクトロポップを大胆に融合させているのが魅力です。

2018年末に結成されると、翌年のユーロビジョン・ソング・コンテスト2019で披露した『Spirit in the Sky』は、観客投票で堂々の1位を獲得し、世界にその名を轟かせました。

3人の異なる音楽的背景が織りなすハーモニーは、まるで極北のオーロラのように幻想的でパワフル。

文化の多様性を体現する音楽は、新しい刺激を求める人の感性をきっと揺さぶるでしょう。

Do Ya Wanna Taste ItWIG WAM

Wig Wam – “Do Ya Wanna Taste It” (Peacemaker Theme Song)
Do Ya Wanna Taste ItWIG WAM

ノルウェーのハルデンで2001年に結成されたウィグワムは、グラムメタルの華やかさとクラシックロックの魂を宿す生粋のロックバンドです。

2005年のユーロビジョン・ソング・コンテストで代表曲『In My Dreams』を披露し9位に入賞、ヨーロッパ中にその名を轟かせました。

デビューアルバム『667.. The Neighbour of the Beast』から一貫して、聴く者の心を瞬時に掴むメロディとパワフルな演奏が持ち味です。

2022年には、人気ドラマシリーズのオープニングに楽曲が抜擢され、再び世界的な注目を集めました。

往年のロックの熱気を現代に伝える彼らのサウンドは、理屈抜きで盛り上がりたい方にうってつけです。

Progenies of the Great ApocalypseDIMMU BORGIR

DIMMU BORGIR – Progenies of The Great Apocalypse (OFFICIAL MUSIC VIDEO)
Progenies of the Great ApocalypseDIMMU BORGIR

「暗い城」の名を冠し、氷と炎の国ノルウェーから現れたディム・ボルギル。

1993年の結成以来、彼らはブラックメタルに荘厳なオーケストラを大胆に融合させ、シンフォニックブラックメタルという独自の様式を確立しました。

アルバム『Enthrone Darkness Triumphant』などで世界的な評価を不動のものとし、2007年にはアルバム『In Sorte Diaboli』が母国のチャートで首位を獲得。

これはブラックメタルバンドとして初の快挙でした。

攻撃的な激しさと劇的な美しさが交錯する音像は、まるで壮大な叙事詩のよう。

ダークで幻想的な世界観に浸りたい方にぴったりのバンドです。

MajestyMadrugada

Madrugada – Majesty [Official Music Video] [2002]
MajestyMadrugada

「夜明け」を意味する名を持つ、ノルウェー出身のバンド、マドゥルガダ。

その音楽はオルタナティブロックを軸に、ブルースやダークカントリーの要素を溶け込ませた、陰影深くも美しいサウンドが魅力です。

1999年にアルバム『Industrial Silence』でデビューし、ノルウェー版グラミー賞で新人賞を獲得。

アネ・ブルンさんと共演した楽曲『Lift Me』も広く知られています。

シヴェルト・ホイェムさんの魂を揺さぶる歌声と、2007年に急逝したギタリスト、ロバート・ブラーズさんが紡ぐ音色は、聴く者の心を深く捉えて離しません。

ニック・ケイヴのような、物悲しくも壮大なロックを求める方にこそ聴いてほしいバンドです。