皆さんはノルウェーのポピュラー音楽シーンについて、どのようなイメージを持たれていますでしょうか。
おそらく往年のポップスなどがお好きな方はa-haを、メタルがお好きな方は映画の題材にもなったブラックメタルのバンドの名前がすぐに挙げられるかもしれませんね。
近年はカイゴさんやアラン・ウォーカーさんといった世界的な音楽プロデューサーを輩出していますし、オーロラさんやガール・イン・レッドさんといった若きシンガーソングライターの台頭も目覚ましいですね。
今回の記事では、そんなノルウェーのミュージシャンたちに注目、おすすめのアーティストを一挙ご紹介します!
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【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ(1〜10)
Cure For MeAURORA

ノルウェーの自然が育んだ、独創的な世界観で魅了するシンガーソングライター、オーロラさん。
エレクトロ・ポップやフォーク・ポップを軸に、感情や社会問題など深遠なテーマを扱うのが彼女のスタイルなのですよね。
2015年リリースのデビューEP『Running with the Wolves』で注目され、同年Spellemann賞「最優秀新人賞」を獲得しました。
11歳で手がけた「Runaway」はビリー・アイリッシュさんにも影響を与え、映画『アナと雪の女王2』では“不思議な声”役で劇中歌を披露、世界的な注目を集めましたね。
ファンは「ウォーリアー」と呼ばれ、強い絆で結ばれています。
近年は日本でもテレビ出演などもあって知名度が上昇、新しい学校のリーダーズとの共演作『Some Type Of Skin (ft. ATARASHII GAKKO!)』も必聴ですよ。
壮大で神秘的なサウンドと心に響くメッセージ性は、唯一無二の世界観を求めるリスナーの琴線に触れるはずですよ。
we fell in love in octobergirl in red

ノルウェー出身、1999年生まれのマリー・ウルヴェン・リングハイムさんのアーティスト名がガール・イン・レッドさんなのですね。
若きシンガーソングライターとして世界的な人気を博し、オルタナティブ・ポップやインディー・ロックといったジャンルで活動し、心に響く音楽を紡ぎ出しています。
音楽活動は2015年、贈られたマイクがきっかけでした。
2016年11月公開の『I Wanna Be Your Girlfriend』で注目を集め、2018年にはEP『Chapter 1』、そして多くの心を掴んだ『We Fell in Love in October』が続きました。
2021年のアルバム『If I Could Make It Go Quiet』はSpellemannprisenで3部門受賞と高い評価を得ましたね。
「Do you listen to girl in red?」という言葉が象徴的な意味を持つなど、彼女の音楽は多くの若者の心に寄り添っています。
自身の感情と重ねて音楽を楽しみたい方や、ローファイで親密なサウンドを好む音楽ファンにも、ぜひ一度触れてみてほしい存在なのですね。
Firestone (ft. Conrad Sewell)Kygo

トロピカルハウスの代表的な存在であり、今やその枠を超えて世界的な人気を博すノルウェー出身の音楽プロデューサー、カイゴさん。
幼少期からピアノで培った音楽的素養を活かし、電子音楽の世界へ。
2014年にエド・シーランさんの楽曲『I See Fire』のリミックスを手掛けたことで注目を集め、同年に公開されたシングル『Firestone』は世界中で大ヒットとなりました。
彼の音楽は、まるで陽光がきらめく海辺を思わせるリラックスしたビートと、心に沁みるメロディアスなサウンドが特徴で、ノルウェーの音楽賞「Spellemannprisen」も受賞しています。
心地よい音楽でリフレッシュしたい方や、気分を上げたい時のBGMに、カイゴさんのサウンドはまさにうってつけですよ。
SomebodyDagny

北欧ノルウェーの音楽シーンで、ひときわ輝きを放つ才能がダニーさんです。
音楽一家に育ち、ポップを基盤にインディーやエレクトロの要素を織り交ぜたサウンドは、聴く者の心を躍らせます。
2009年に活動を開始、2016年公開の「Backbeat」はApple Beats 1やドラマ『グレイズ・アナトミー』起用で世界的に注目されました。
2020年のデビュー・アルバム『Strangers / Lovers』はノルウェーで大ヒットし、収録曲「Somebody」はP3 Gull「Song of the Year」を受賞、ラジオで18週首位を記録。
Katy Perryさんの大ヒット曲「Never Really Over」共作の才能も光る彼女の音楽は、高揚感あるポップスを求めるファンにとって、まさに宝物のような存在ではないでしょうか。
La Prima EstateErlend Øye

ノルウェーはベルゲンが生んだ才能、アーランド・エーエー・ウードレ・ウェさんは、実に多彩な音楽世界を旅するアーティストです。
インディーフォーク、エレクトロニック、シンセポップなどジャンルの垣根を軽々と越えていきます。
1996年に音楽活動を開始し、キングス・オブ・コンビニエンスとして2001年に発表したデビューアルバム『Quiet Is the New Loud』は、その美しいアコースティックサウンドで世界中の音楽ファンを魅了しました。
ソロアルバム『Unrest』は世界10都市で様々な電子音楽家と制作され、商業的・批評的成功を収めます。
また、ザ・ホワイテスト・ボーイ・アライブでは生演奏にこだわったインディーポップを展開し、アルバム『Dreams』は高い評価を得ました。
Röyksoppとの共演曲も有名ですね。
彼の音楽は、繊細なメロディを愛する方から、ジャンルを横断する冒険を楽しみたい方まで幅広くおすすめできますよ。
StrangersSigrid

ノルウェーのオーレスンから登場したシンガーソングライター、1996年生まれのシグリッドさん。
2017年に公開されたシングル『Don’t Kill My Vibe』は世界的な共感を呼び、彼女を一躍シーンの注目株へと押し上げました。
彼女の魅力は、エレクトロポップを軸にしたサウンドに、透き通るような歌声と実体験に基づいた感情豊かな歌詞が融合している点でしょう。
16歳で自身の楽曲制作を開始したという早熟な才能は、翌2018年のBBC Music Sound of 2018受賞という形で結実し、多くの若者から支持されています。
誠実で心に響くポップスを聴きたい方に、ぜひおすすめしたいアーティストですよ。
Hurts So GoodAstrid S

ノルウェー出身のシンガーソングライター、アストリッドSさん。
2013年のオーディション番組をきっかけに、その才能が注目を集めました。
彼女の音楽は、キャッチーなポップスを軸に、トロピカルな響きやエレクトロ、R&Bなど多彩な要素を融合させ、聴く人を魅了します。
2014年発表のソロデビュー曲『2AM』は、ノルウェーの音楽賞P3 Gullで「Song of the Year」を受賞。
また、2016年発表の『Hurts So Good』は、2021年にTikTokで再燃し世界的なヒットを記録、Spotifyでの再生数は5億回を超え、彼女の代表曲の一つとなっています。
アルバム『Leave It Beautiful』やアルバム『Joyride』でも、進化し続ける音楽性を示しています。
MTVヨーロッパ・ミュージック・アワード「Best Norwegian Act」(2015年受賞)をはじめ、多くの栄誉に輝いています。
ファンとSNSで言葉を募り楽曲『Relevant』を共作するなど、親しみやすい一面も彼女の大きな魅力。
映画『Three Wishes for Cinderella』で主演を務めるなど、俳優としても活躍の幅を広げています。
多彩なポップサウンドと現代的なアプローチを併せ持つ彼女の音楽は、新しい刺激を求める音楽ファンにこそ、ぜひチェックしていただきたいアーティストですよ!