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【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ

皆さんはノルウェーのポピュラー音楽シーンについて、どのようなイメージを持たれていますでしょうか。

おそらく往年のポップスなどがお好きな方はa-haを、メタルがお好きな方は映画の題材にもなったブラックメタルのバンドの名前がすぐに挙げられるかもしれませんね。

近年はカイゴさんやアラン・ウォーカーさんといった世界的な音楽プロデューサーを輩出していますし、オーロラさんやガール・イン・レッドさんといった若きシンガーソングライターの台頭も目覚ましいですね。

今回の記事では、そんなノルウェーのミュージシャンたちに注目、おすすめのアーティストを一挙ご紹介します!

【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ(1〜20)

La Prima EstateNEW!Erlend Øye

ノルウェーはベルゲンが生んだ才能、アーランド・エーエー・ウードレ・ウェさんは、実に多彩な音楽世界を旅するアーティストです。

インディーフォーク、エレクトロニック、シンセポップなどジャンルの垣根を軽々と越えていきます。

1996年に音楽活動を開始し、キングス・オブ・コンビニエンスとして2001年に発表したデビューアルバム『Quiet Is the New Loud』は、その美しいアコースティックサウンドで世界中の音楽ファンを魅了しました。

ソロアルバム『Unrest』は世界10都市で様々な電子音楽家と制作され、商業的・批評的成功を収めます。

また、ザ・ホワイテスト・ボーイ・アライブでは生演奏にこだわったインディーポップを展開し、アルバム『Dreams』は高い評価を得ました。

Röyksoppとの共演曲も有名ですね。

彼の音楽は、繊細なメロディを愛する方から、ジャンルを横断する冒険を楽しみたい方まで幅広くおすすめできますよ。

LighterNEW!Kyle Alessandro

Kyle Alessandro – Lighter | Norway 🇳🇴 | Official Music Video | #Eurovision2025
LighterNEW!Kyle Alessandro

ノルウェー中部レヴァンゲルが生んだ若き才能、2006年生まれのカイル・アレッサンドロさん。

スペインとノルウェーにルーツを持ち、ポップやR&Bを軸にラテンや北欧民謡、K-POPの要素まで融合させる音楽性は、彼の大きな特徴と言えるでしょう。

2017年にシングル『Din Sang』とアルバム『Første kapittel』でデビュー。

代表曲『Lighter』で2025年Melodi Grand Prixを見事制覇、ユーロビジョン代表の座を掴みました。

19歳でのこの快挙、そして母親の闘病経験を反映した感動的なステージは高く評価され、同年のSpellemannprisen「年間楽曲賞」にもノミネート。

国際的な感性と情熱的な表現を求める音楽ファンに、ぜひ注目してほしい存在ですよ。

StrangersNEW!Sigrid

Sigrid – Strangers (Official Video)
StrangersNEW!Sigrid

ノルウェーのオーレスンから登場したシンガーソングライター、1996年生まれのシグリッドさん。

2017年に公開されたシングル『Don’t Kill My Vibe』は世界的な共感を呼び、彼女を一躍シーンの注目株へと押し上げました。

彼女の魅力は、エレクトロポップを軸にしたサウンドに、透き通るような歌声と実体験に基づいた感情豊かな歌詞が融合している点でしょう。

16歳で自身の楽曲制作を開始したという早熟な才能は、翌2018年のBBC Music Sound of 2018受賞という形で結実し、多くの若者から支持されています。

誠実で心に響くポップスを聴きたい方に、ぜひおすすめしたいアーティストですよ。

PstereoNEW!Emilie Nicolas

Emilie Nicolas – Pstereo (Official Video)
PstereoNEW!Emilie Nicolas

ジャズのフィーリングを内包した歌声と、エレクトロニック・ポップやR&Bが絶妙に混ざり合う独自のスタイルを確立した、ノルウェー出身のエミリー・ニコラスさん。

2013年にシングル『Pstereo』で音楽シーンに鮮烈な印象を与え、同年発表のデビュー・アルバム『Like I’m a Warrior』はノルウェーのチャートで1位に輝きました。

ノルウェーのグラミー賞とも言われるスペレマン賞を4度受賞(2014年の最優秀デビュー・アルバム賞など)という輝かしい経歴も持っています。

一度は体調不良で活動を休止するも、2018年のアルバム『Tranquille Emile』で華麗に復活。

そのソウルフルで情感豊かな歌声は、日常に寄り添う音楽を求める方にこそ聴いてほしい魅力に溢れています。

E Du Nord?NEW!Kari Bremnes

Kari Bremnes – E Du Nord? (Herøy – Helgeland)
E Du Nord?NEW!Kari Bremnes

ノルウェー音楽シーンを代表するカリ・ブレムネスさんは、深い詩情と物語性豊かな楽曲で聴衆を魅了する存在です。

ジャーナリストから音楽家へ転身した彼女は、フォークやジャズの要素を巧みに織り交ぜ、独自の音楽世界を創造しています。

1987年発表のデビュー・アルバム『Mitt ville hjerte』でSpellemannprisenを受賞し、華々しいキャリアをスタートさせました。

その後も名盤『Spor』や兄弟との共作アルバム『Soløye』で同賞に輝き、その評価を不動のものにしています。

『E du nord』といった楽曲も広く親しまれています。

彼女の音楽は歌詞の世界観を重視し、それに音楽が寄り添うスタイルが特徴で、ドイツで約9万枚のセールスを記録するなど国外でも人気です。

ノルウェー音楽界の至宝の1人と言えるでしょう。

詩的で物語豊かな音楽や、ジャンルを超えた成熟したサウンドを求める方に、ぜひ触れていただきたいアーティストですよ!

Love Decay (feat. Michelle Darkness)NEW!Liv Kristine

LIV KRISTINE – Love Decay (feat. Michelle Darkness) | Napalm Records
Love Decay (feat. Michelle Darkness)NEW!Liv Kristine

1993年から音楽シーンで活躍する、ノルウェー出身の多才なシンガーソングライター、リヴ・クリスティーネさん。

ゴシック・メタルバンド、シアター・オブ・トラジディでキャリアを築き、ソプラノとデスボイスを融合させた「ビューティ&ザ・ビースト」スタイルはシーンに大きな影響を与えました。

1998年公開のアルバム『Aégis』は彼女の代表作の一つです。

クレイドル・オブ・フィルスとの共演曲「Nymphetamine」は2005年にグラミー賞にノミネートされました。

その透き通る歌声は、ジャンルを超えて多くの音楽ファンを魅了するでしょう。

美しいメロディと力強いサウンドの融合を求める方に、ぜひお薦めしたいアーティストです。