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【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ

皆さんはノルウェーのポピュラー音楽シーンについて、どのようなイメージを持たれていますでしょうか。

おそらく往年のポップスなどがお好きな方はa-haを、メタルがお好きな方は映画の題材にもなったブラックメタルのバンドの名前がすぐに挙げられるかもしれませんね。

近年はカイゴさんやアラン・ウォーカーさんといった世界的な音楽プロデューサーを輩出していますし、オーロラさんやガール・イン・レッドさんといった若きシンガーソングライターの台頭も目覚ましいですね。

今回の記事では、そんなノルウェーのミュージシャンたちに注目、おすすめのアーティストを一挙ご紹介します!

【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ(21〜30)

Freezing MoonMayhem

北欧の静謐なイメージを根底から覆す、ノルウェーが生んだ伝説的なブラックメタルバンド、メイヘム。

1984年に結成され、このジャンルの礎を築いた存在として知られています。

死と超自然的な世界を描いたバンドの象徴的な一曲は、高速のドラム奏法を広め、シーンに絶大な影響を与えました。

その衝撃的な歴史は多くの論争を呼びましたが、2007年にはアルバム『Ordo Ad Chao』でSpellemann Awardを受賞。

再結成後はより実験的なサウンドを追求しています。

音楽が持つ暗闇の美学や、極限の表現に触れてみたい方におすすめです。

Mother NorthSatyricon

SATYRICON – Mother North (OFFICIAL VIDEO)
Mother NorthSatyricon

白夜と極夜が織りなすノルウェーの地で、独自の進化を遂げたブラックメタルバンド、サテュリコン。

1991年にオスロで活動を開始し、初期の純粋なスタイルから、伝統的なヘヴィメタルの要素を取り入れた先鋭的なサウンドへと変貌を遂げました。

その評価を決定づけたのが、2002年にノルウェーのグラミー賞を受賞したアルバム『Volcano』です。

収録された”Fuel for Hatred”は彼らの代名詞となりました。

ノルウェー国立オペラとの共演は、彼らが単なるバンドではなく芸術的探求者であることを示しています。

既存の音楽の枠を超えた、知的でスリリングな体験を求める方に最適です。

【2025】ノルウェーのおすすめアーティストまとめ(31〜40)

MetropolisSeigmen

凍てつくフィヨルドの空気をまとったかのような、ノルウェーの重鎮ロックバンド、サイグメン。

1989年の結成時はグランジでしたが、シンセサイザーを大胆に導入し、インダストリアルやゴシックの要素をまとった壮大なサウンドへと進化を遂げました。

1995年、アルバム『Metropolis』で国内チャート1位に輝き、その名を轟かせます。

ノルウェー・グラミー賞受賞の実績がそのクオリティを証明しています。

ダークで耽美的な世界観と、心を鷲掴みにするようなエモーショナルなメロディは、深く音楽の世界に浸りたい方にぴったりです。

Drain CosmeticsSerena-Maneesh

Serena-Maneesh – “Drain Cosmetics” HD
Drain CosmeticsSerena-Maneesh

極北の地ノルウェーから登場し、世界のオルタナティブシーンにその名を刻んだセリーナ・マニーシュ。

シューゲイザーとノイズ・ロックを掛け合わせた、嵐のような轟音と繊細なメロディが共存する音楽性が魅力です。

2005年のデビューアルバム『Serena-Maneesh』は、海外の音楽メディアPitchforkで10点満点中8.6点という高評価を獲得し、ノルウェーの日刊紙からは「アルバム・オブ・ザ・イヤー」に選出されました。

混沌とした音の洪水の中から浮かび上がる甘美な旋律は、まさに唯一無二。

挑戦的で美しい轟音ロックを求める方にこそ聴いてほしいバンドです。

All My Friends Are DeadTurbonegro

Turbonegro, All My Friends Are Dead (With Lyrics)
All My Friends Are DeadTurbonegro

「デスパンク」という唯一無二の看板を掲げ、北欧ノルウェーから登場した異端のロック集団、ターボネグロ。

1988年の結成以来、グラム・パンクの煌びやかさとハードロックの破壊力を融合させ、挑発的なパフォーマンスで世界を煽ってきました。

彼らの名を不動のものにしたのが、1998年発表の名盤『Apocalypse Dudes』。

この作品は本国でゴールドディスクに輝き、Dead KennedysのJello Biafraさんから「ヨーロッパで最も重要なレコード」と絶賛されました。

世界的なファン組織の存在も、彼らが単なるバンドではない証です。

常識を笑い飛ばすような、強烈で痛快なロックを体感したいあなたにこそ聴いてほしいです。

The Future Sound of MusicUlver

狼という名を冠するノルウェーのバンド、ウルヴァーは、1993年の結成以来、一枚の皮に留まることを知らない音楽の冒険者です。

キャリア初期のブラックメタルから、エレクトロニカ、アンビエント、果ては洗練されたダークポップまで、アルバムごとに全く異なる顔を見せ、リスナーを驚かせ続けています。

2008年にオスロ賞で年間最優秀アルバムに輝いた名盤『Shadows of the Sun』など、その変幻自在な音楽性は常に高く評価されてきました。

ジャンルの境界線を越えていく知的なスリルを味わいたい方に、彼らの軌跡は最高の道しるべとなるでしょう。

Fire in your HeartSissel

Sissel Kyrkjebø & Plácido Domingo – Fire In Your Heart
Fire in your HeartSissel

シセルはベルゲン出身の歌手で、その美しい歌声は「クリスタル・ボイス」と呼ばれています。

日本のテレビドラマ「Summer Snow」のオープニングテーマを歌ったこともあります。

「Fire in your Heart」はリレハンメルオリンピックのテーマ曲です。