紙をくるくると巻き付けて作るペーパークイリングのアイデア
細長い紙をくるくると巻いたパーツを組み合わせて作るペーパークイリング。
ヨーロッパの修道女が宗教用具などを装飾する目的で作ったのが始まりといわれています。
紙を巻き付けていた鳥の羽軸がクイルと呼ばれていたことが語源です。
この記事では、渦巻き型の独自のデザインがかわいいペーパークイリングのアイデアをまとめました。
美しい花びらを組み合わせて花束を作ったり、メッセージカードの装飾に使用するのもオススメですよ。
インテリアや贈りものを華やかに仕上げるペーパークイリングの作品をぜひチェックしてみてください。
紙をくるくると巻き付けて作るペーパークイリングのアイデア
バラ

紙をくるくる巻いて作るペーパークイリングでバラを作ってみませんか?
まずはクイリングツールを使って花の芯となる部分を巻き、次からはペーパーを内側に折りながら巻いてバラの形を表現していきます。
折った部分を巻いたら、また折って巻くを繰り返してお好みの大きにしていきましょう。
バラはさまざまなシーンで使えるため、作り方を覚えておくと便利です。
プレゼントの装飾や壁面飾り、手作りアクセサリーのポイントになど、ぜひお好きなカラーで作って活用してみてくださいね。
蝶々

丸めて貼り付けるだけ!簡単に作れるちょうのペーパークイリングに挑戦してみましょう。
こちらのアイデアでは、羽の上部と下部に分けて作っていきます。
使う紙の高さは全て1cm、幅は上部の羽が9〜20cm、下部は7〜12cmの紙を1枚ずつ重ねて使いますよ。
紙は短いものが上になるように順に重ねて中央で接着、両端の1mmを外側に折り返します。
内側の紙から折り返した部分を中央に合わせて接着して羽を作りましょう。
上部と下部の羽ができたら貼り合わせ、触覚部分を中央につけて外れないよう細い紙を巻き付けたら完成です!
蔓草

蔓草は飾りの一部によく使われますね。
そこで今回は、蔓草のさまざまな作り方をご紹介します。
基本は一度丸めたものをあえて少し戻して作りますが、いくつかの紙を重ねて丸めたり、長めの紙を使って上下を丸めたりしてデザイン性を加えても良いでしょう。
紙を重ねる場合はカラー違いの紙を使って作るとカラフルに仕上がって、蔓草がまるで主役のような華やかさを持ちますよ。
ペーパーを巻くときはクイリングスロットがあると便利です。
細い部分の接着にはクイリング用のスポイトボトルを使うと良いでしょう。
桜の花

春の風物詩である桜のペーパークイリングのアイデアです。
まず、短冊状にカットしたピンク色の紙を棒状のものに巻き付け丸めます。
それをティアドロップに成形したら接着し、丸くなっている部分を内側につぶしてハートを作りましょう。
これが花びら1枚になるので、同じものを5つ作ってくださいね。
5つ作れたら花びらを接着して桜の完成です!
春の壁面制作やつるし飾りに活用すればとても華やかになるでしょう。
作り方も簡単なので、子供から高齢者まで挑戦できるアイデアですよ。
ハート

作りやすくてシンプルなハートのアイデアを紹介しますね。
細長い紙をくるくる丸めてルーズサークルを作ったら上下を押さえて長円にします。
長円を押さえながら、右側をぎゅっと内側に押し込んだらハートの完成です。
指で押し込むのは難しいので、針など細い道具があると便利ですよ。
小さなハートを5つ合わせれば花に見えますし、へこませた部分を外側にして二つ並べたらちょうにも見えるかも?
組み合わせ次第でいろいろなものが表現できそうですね。
クローバー

ディアドロップで作るクローバーのアイデアをご紹介しますね。
ディアドロップは、基本パーツであるルーズサークルの片側をつまんで折り目をつけ、中心を反対方向に引っ張って涙形にしたパーツです。
まずはこのディアドロップを6つ作り、2つを貼り合わせてハート形を3つ作りましょう。
3つのハートを中心部分で接着、紙を2つ折りして作った茎につけたらクローバーの完成です。
インテリアフレームとして活用したり、メッセージカードに使ってみてはいかがでしょうか?
クローバーはシンプルなモチーフなので、どんな作品にも使いやすいですよ。