紙をくるくると巻き付けて作るペーパークイリングのアイデア
細長い紙をくるくると巻いたパーツを組み合わせて作るペーパークイリング。
ヨーロッパの修道女が宗教用具などを装飾する目的で作ったのが始まりといわれています。
紙を巻き付けていた鳥の羽軸がクイルと呼ばれていたことが語源です。
この記事では、渦巻き型の独自のデザインがかわいいペーパークイリングのアイデアをまとめました。
美しい花びらを組み合わせて花束を作ったり、メッセージカードの装飾に使用するのもオススメですよ。
インテリアや贈りものを華やかに仕上げるペーパークイリングの作品をぜひチェックしてみてください。
紙をくるくると巻き付けて作るペーパークイリングのアイデア(1〜10)
ポインセチア

クリスマスの花といえばポインセチアですよね。
そのポインセチアをペーパークイリングで作ってみましょう。
荒めのヘアコームなどを使って長円を4つ作ります。
それらを重ねて接着し、さらに周りに紙を巻き付け固定しましょう。
これを5つ作って花の形にしてくださいね。
同じ形で大、中、小の3つのサイズを作り、少しずらしながら接着して中央にビジューをあしらったら完成です。
赤×緑のほか、赤×白、青×白で作るのも季節感が出てオススメですよ!
梅の花

「忠実」「高潔」などの花言葉を持つ梅の花を作ってみましょう。
爪よう枝などに短冊状にカットしたペーパーを巻き付け、花びらを1枚ずつ作っていきます。
まずは白いペーパーでスクエアのパーツを作り、そこから梅の花びらに成形、できたら外側に赤色の紙を貼り付けてください。
すべての花びらを接着して中央に金色のビーズをつけてやくを表現すれば梅の花の完成。
台紙に貼り付けて作品にしても良いですし、小物やアクセサリーを作るときのパーツにしても良いですね。
砂糖菓子

小さくてかわいい、まるで砂糖菓子みたいなパーツやモチーフを作りましょう。
ミルキーカラーの色画用紙を使って、タイトサークル、マーキーズ、ティアドロップ、フリンジフラワーなどさまざまなパーツを作っていきます。
それらを組み合わせることで、花や葉、ハートなどのモチーフを表現できますよ。
同じモチーフでも使うパーツが違えば雰囲気が変わるので、ぜひいろいろと試してみてくださいね。
作ったパーツやモチーフを小物収納ケースに入れれば、まるで砂糖菓子みたいでかわいいですよ。
紙をくるくると巻き付けて作るペーパークイリングのアイデア(11〜20)
ひまわり

ペーパークイリングで夏らしい作品を作りたいなら、ひまわりはいかがでしょうか?
ルーズサークルに切り込みを入れたペーパーを巻き付け花の中心を作ったら、マーキーズをS字に成形したパーツを周りに貼り付けて花を作ります。
ひまわりの特徴でもある大きな葉は、マーキーズの両側にクレッセントというパーツを2つずつ貼り付けて作りますよ。
パーツの大きさがきちんと決まっているので、ペーパークイリング用の円定規を使って作業を進めてくださいね。
クレヨン

おもちゃにもインテリアにもなりそうな、かわいいクレヨンのアイデアをご紹介します。
こちらはタイトサークルを4つ使って1本のクレヨンを作りますよ。
タイトサークル3つは重ねて接着、残り1つも一番上に接着しますが、丸みのあるものを使って巻いた部分をアーチ状に押し出してから接着してくださいね。
クレヨンを持つ部分に紙を巻いたらきあがり!
あなたのお好きな色で作って、ぜひカラフルなクレヨンを完成させてくださいね。
メモスタンド

スクロールアーモンドという1つのパーツだけで作れてしまう、メモスタンドのアイデアです。
スクロールアーモンドは、ルーズサークルの両端をつまんで作りますよ。
2色のスクロールアーモンドを6つずつ作り、それぞれを花の形に貼り合わせたら、スタンドの土台に重ねて接着します。
中央にビーズやビジューをあしらうとより華やかになりますよ。
二つ折りにした3色のペーパーを重ねて中央を接着、両端に丸みを持たせバラバラになっている端を等間隔に貼り付けます。
これを花の両側に飾りとして接着すれば完成です。
とてもオシャレなメモスタンドですので、よければ作ってみてくださいね。
小鳥

かわいらしいモチーフをお探しの方にオススメしたい、小鳥のアイデアです。
タイトサークルで小鳥の顔を作り、体はティアドロップ、尻尾にはティアドロップを扇形に成形したパーツを使いますよ。
顔、体、尻尾を接着したら、別に切り出した羽、トサカ、足、くちばしを貼りましょう。
目にはビーズなど、お好きなものを付けてくださいね。
これだけでもとてもかわいらしい作品ですが、もう少しこだわりたい方は、小鳥のくちばしにお花をくわえさせてみましょう。
青色で作れば、まさに幸せの青い鳥ですね。