崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌
タイトルを見る、聴くだけでついつい主題歌をくちずさみたくなりますよね。
今回は宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」の主題歌、挿入歌をまとめてご紹介させていただきます。
現実のようで、でもどこかファンタジーな世界観。
淡くやわらかいタッチの線で描かれたキャラクターたちが画面の中を所狭しと走り回る様子、色彩感豊かな表現が心に残っている方は多いはず。
きっとまた「崖の上のポニョ」が観たくなる、そんな音楽ばかりが揃っております!
崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌(1〜10)
海のおかあさん林正子

海沿いの街を舞台に、「人間になりたい」と願うさかなの子、ポニョと5歳の少年宗介の物語のオープニングオープニング曲です。
作曲・編曲はジブリといえばの久石譲。
歌っているのは日本のオペラ歌手のソリスト林正子です。
フジモトのテーマ藤岡藤巻

所ジョージが演じる、不思議な雰囲気を持つフジモトのテーマ曲。
映画の全体的な雰囲気とは一味違ったタンゴ調の曲です。
あまりジブリ作品には見られないタンゴ。
大人な感じがいいですね。
この「フジモトのテーマ」は藤岡藤巻が歌っています。
かなり悲しい歌詞ですが、タンゴのおかげで、悲しいというよりもおしゃれに仕上がっています。
フィナーレ久石譲

「フィナーレ」というタイトル通り、エンドロールに自然につながる形で、主題歌のメロディーが使われています。
映画を観たことがない方でも、藤岡藤巻と大橋のぞみが歌う主題歌を知っている人は多いのではないでしょうか。
歴代のジブリ作品を見ても、どれも明るい終わり方が多いですね。
あえて、この映画の結末は伏せますが、この曲は明るい雰囲気が伝わってきますね!
崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌(11〜20)
いもうと達久石譲
ポニョには妹がいます。
それも何万匹も(笑)そう聞くと、ちょっと気持ち悪いと思うかもしれません。
しかし、映画をご覧になると分かると思いますが、妹たちがとっても癒やし系でかわいいんです!
そんなたくさんの妹たちを表現したこの曲。
たくさんの妹たちが動き回る姿が目に浮かびます。
妹たちはポニョをいろいろと支える重要な役割なので、ポニョだけでなく、妹たちにも注目です!
からっぽのバケツ久石譲
宗介が持っている黄色いバケツ。
ポニョを初めて見つけた時、宗介は金魚だと思ったポニョをその黄色いバケツにポニョを入れます。
ですがポニョの父、フジモトにポニョを連れ帰られてしまい、バケツは空っぽに……。
せっかく見つけたポニョを捕られてしまった寂しい宗介の気持ちを穏やかでそれでいて泣けてしまうような切ないストリングスの音色に乗せて表現しています。
クミコちゃん久石譲
宗介も通う「ひまわり園」という保育園に通う宗介の同級生クミコちゃん。
おませで勝ち気なクミコちゃんは宗介のことが気になってしかたない!
そんな5才のおませなクミコちゃんの印象をコミカルに、そして少し意地悪な雰囲気で描いた1曲です。
宗介がかわいがるポニョへのヤキモチも感じるような雰囲気が表現されています。
サンゴ塔久石譲
ポニョの父、フジモトが住むサンゴの塔を思わせる、キラキラしたハープの音が海の神秘的な様子を感じさせます。
彼は人間としての生活を捨て、海の中で暮らすことを選びましたが、ゆったりとしたメロディを聴いていると、その幻想的な海底の世界が目の前に現れてくるようですね。
「崖の上のポニョ イメージアルバム」に収録された楽曲です。