崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌
タイトルを見る、聴くだけでついつい主題歌をくちずさみたくなりますよね。
今回は宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」の主題歌、挿入歌をまとめてご紹介させていただきます。
現実のようで、でもどこかファンタジーな世界観。
淡くやわらかいタッチの線で描かれたキャラクターたちが画面の中を所狭しと走り回る様子、色彩感豊かな表現が心に残っている方は多いはず。
きっとまた「崖の上のポニョ」が観たくなる、そんな音楽ばかりが揃っております!
崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌(1〜20)
母の愛久石譲

この曲を聴くと、母親の優しい雰囲気が伝わってきますね!
「母の愛」というタイトル通り、母親が子供を包み込んでいるような、母性愛に満ちた曲になっています。
劇中ではポニョの母親と宗介の母親という2人の母親が出てきます。
「崖の上のポニョ」では母親の存在がかなりポイントになっています。
この曲を聴きながら、母親に注目してみてください!
発光信号久石譲

「モールス信号」がこの映画では宗介と父親の連絡手段として使われています。
小さい宗介がモールス信号を使えることに驚いてしまいます(笑)。
さて、曲全体はとてもシンプルな構成で、信号の単純な感じを表現しています。
しかし、曲の途中に転調などがあり、それが曲に深みを与えています。
宗介の父親は船員なので、船上の過酷さなども転調によって表現しているのかもしれませんね。
ポニョの子守唄大橋のぞみ

2008年に発売された「崖の上のポニョ イメージアルバム」に収録されています。
歌っているのは、主題歌も担当し大ブレイクした大橋のぞみ。
タイトルの通りゆったりとした子守唄で、自然と目をつぶってじっくり聴いてしまいます。
フィナーレ久石譲

「フィナーレ」というタイトル通り、エンドロールに自然につながる形で、主題歌のメロディーが使われています。
映画を観たことがない方でも、藤岡藤巻と大橋のぞみが歌う主題歌を知っている人は多いのではないでしょうか。
歴代のジブリ作品を見ても、どれも明るい終わり方が多いですね。
あえて、この映画の結末は伏せますが、この曲は明るい雰囲気が伝わってきますね!
いもうと達久石譲
ポニョには妹がいます。
それも何万匹も(笑)そう聞くと、ちょっと気持ち悪いと思うかもしれません。
しかし、映画をご覧になると分かると思いますが、妹たちがとっても癒やし系でかわいいんです!
そんなたくさんの妹たちを表現したこの曲。
たくさんの妹たちが動き回る姿が目に浮かびます。
妹たちはポニョをいろいろと支える重要な役割なので、ポニョだけでなく、妹たちにも注目です!
からっぽのバケツ久石譲
宗介が持っている黄色いバケツ。
ポニョを初めて見つけた時、宗介は金魚だと思ったポニョをその黄色いバケツにポニョを入れます。
ですがポニョの父、フジモトにポニョを連れ帰られてしまい、バケツは空っぽに……。
せっかく見つけたポニョを捕られてしまった寂しい宗介の気持ちを穏やかでそれでいて泣けてしまうような切ないストリングスの音色に乗せて表現しています。