崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌
タイトルを見る、聴くだけでついつい主題歌をくちずさみたくなりますよね。
今回は宮崎駿監督作品「崖の上のポニョ」の主題歌、挿入歌をまとめてご紹介させていただきます。
現実のようで、でもどこかファンタジーな世界観。
淡くやわらかいタッチの線で描かれたキャラクターたちが画面の中を所狭しと走り回る様子、色彩感豊かな表現が心に残っている方は多いはず。
きっとまた「崖の上のポニョ」が観たくなる、そんな音楽ばかりが揃っております!
崖の上のポニョの歌。主題歌・挿入歌(21〜40)
新しい家族久石譲
海の世界から脱走してきたポニョは、宗介とリサの本物の家族のようにともに同じ時間を過ごすことになります。
今までのポニョの生活とは全く違う世界。
初めて食べるおいしいハムやラーメン。
宗介とリサにとって何気ない日常とポニョにとっての初めての感覚に対するワクワク感とを穏やかなメロディーに乗せて伝えている1曲です。
浦の町久石譲
宗介やリサたちが住む街をテーマにした曲です。
多くの船が行き交うこの街は、誰もが顔見知りで仲の良い街です。
坂が多かったり、船が通るために一時車が通れなくなったり……。
そんなある意味では険しい道を宗介の母リサは愛車のリサ・カーをぶっ飛ばします。
そんな危険な運転をも受け入れるまるで雄大な海のような広い心を持った愉快でステキな街の自己紹介のような1曲です。
深海牧場久石譲
ポニョがもともと住んでいた深海の世界は、地上の世界にないような色で彩られた鮮やかな世界が広がっています。
色とりどりの魚たちがいて、まさに深海の牧場のような雰囲気ですよね。
そのさまざまな魚たちが泳いでいるようにたくさんの楽器で演奏されたこの曲は穏やかで雄大な海の世界を感じられる優しい雰囲気の曲です。
また、ポニョたちが住んでいる海の世界を音楽で紹介しているようです。
船団マーチII久石譲
「船団マーチ」の2バージョン目のこの曲。
一つ目の船団マーチよりもさらに勇ましい印象を感じる演奏ですね。
宗介がいつも持っている船とは違い、父耕一が乗るような海にある船は大きく、5才の子にとってはとてもかっこいい存在です。
そんなかっこいい存在が船団となって連なるとその勇猛な雰囲気はさらに増します。
そのより一層感じる勇ましさを2では表現しているようですね。
船団マーチ久石譲

崖の上のポニョでは海がひとつの大きな存在として描かれています。
そしてそんな海で内航貨物船の船長として船に乗って宗介の父、耕一は働いています。
耕一の船「小金井丸」を含めた船団の勇ましい雰囲気が表現された力強い1曲です。
荒々しい海の上でも力強く突き進む船の姿は、耕一の父としての威厳をも表しているようですね。
波の魚のポニョ久石譲

曲の最初から疾走感が感じられる一曲。
映画をすでにご覧になった方なら、お分かりかと思いますが、ポニョが波と一緒に走るシーンがあります。
その場面に使われています。
宮崎駿にしか描けない波の描写なので、観たことがない方はぜひ、注目してみてください!
もう一つの注目ポイントは、この曲の中に主題歌の一部が使われているという点です!