【洋楽】パワーバラードの世界。まずは聴きたい珠玉の名曲まとめ
皆さまは「パワーバラード」という言葉を聞いたことがありますか?
いわゆる「バラード」の曲調の中でエモーショナルなギターソロやどっしりとしたドラムスが導入されており、重厚なコーラス、美しいストリングスにピアノなども使われる楽曲のことで、実は1970年代から存在しているのですね。
1980年代の洋楽黄金期をよく知る世代であればおなじみの言葉ですが、若い音楽ファンであればよく知らないという方も多いでしょう。
当時のヘヴィメタルやハードロックのように激しいジャンルのバンドたちの作品でも、大抵1曲はパワーバラードの名曲が収録されていたのですよ。
今回は、そんな洋楽のパワーバラードの名曲たちをご紹介します!
【洋楽】パワーバラードの世界。まずは聴きたい珠玉の名曲まとめ(1〜10)
Can’t Fight This FeelingREO Speed Wagon

1980年にリリースされたアルバム『Hi Infidelity』が、すさまじい売上を記録したロックバンド、REOスピードワゴン。
彼らが1984年にリリースした『Can’t Fight This Feeling』は、ギターソロに特に注目してほしいパワーバラードです。
特に中間のギターソロは、ハーモニクスという非常に高い音で始まり、落ち着いた曲調の中で非常によいスパイスになっていて、思わず何度も聴いてしまいます!
Is This LoveWhitesnake

パワーバラードのラブソングとして真っ先に思い浮かぶのが『Is This Love』です。
イングランドで結成されたロックバンド、ホワイトスネイクによるこの歌は、日本の歌謡曲にも通じるような美しいメロディーが最大の魅力。
ギターもロングトーンを効果的に使ったエモーショナルなプレイがシビれます。
歌いやすい洋楽ロックバラードとてもオススメなので、会社の同僚や学校の友達とのカラオケでぜひ歌ってみてくださいね!
(Everything I Do) I Do It For YouBryan Adams

カナダ出身のシンガーソングライター、ブライアン・アダムスさん。
彼が1991年にリリースした『(Everything I Do) I Do It For You』は、力強いボーカルと重厚なコーラスが魅力のパワーバラード。
ピアノの静かな伴奏で始まるので最初は普通のバラードのように思えますが、途中からバンドサウンドか加わってどんどん盛り上がっていくのがポイント。
最後はエモーショナルなギターソロで終わるというアレンジもとってもかっこいいんですよ!
【洋楽】パワーバラードの世界。まずは聴きたい珠玉の名曲まとめ(11〜20)
AloneHeart

ボーカルのアン・ウィルソンさんと、ギターのナンシー・ウィルソンさんの姉妹が率いるロックバンド、ハート。
彼女たちの『Alone』は、パワフルなボーカルとコーラス、熱いギターソロがたまらない、パワーバラードとしてオススメの1曲です。
特に女性ならではの高いキーを活かしたサビのメロディーは、聴いていてると自然にこぶしを突き上げたくなるほどエネルギッシュなんですよ。
また、この時代のハードロックらしい深いエコーのかかったドラムも必聴です!
FaithfullyJourney

スティーヴ・ペリーさんの突き抜けるような高音が気持ちよいロックバンド、ジャーニー。
彼らの『Faithfully』は、ニール・ショーンさんのよく伸びるギターの音色が胸を熱くするパワーバラードなんです。
また、キーボードのフレーズがこの曲をより重厚にしてくれているのもポイント。
ジャーニーは他にも『Open Arms』や『Send Her My Love』などのパワーバラードがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね!
You’re the InspirationCHICAGO

アメリカ、ロサンゼルスを中心に活動しているシカゴ。
彼らの『You’re the Inspiration』は、濃厚なハーモニーが聴きごたえたっぷりの1曲。
全体的にキーが高く、そのさらに上の音程にかぶせられたコーラスは爽快感バツグンなんですよ!
あくまでもボーカルを際立たせるような、さりげないバックの演奏もいい仕事をしています。
派手なギターソロはありませんが、非常にテンションが上がるパワーバラードとしてオススメです!
AngelAerosmith

イントロのエモーショナルなギターソロが印象的な『Angel』。
この曲は、アメリカンロックバンドの巨匠、エアロスミスが1987年にリリースしたアルバム『Permanent Vacation』に収録の非常に有名なバラードなんです。
サビ前のジョーイ・クレイマーさんによるドラムのキメから、スティーヴン・タイラーさんの力強いボーカルにつながる流れは、まさにパワーバラードの模範的な美しい流れでとても感動しますよ!