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実は幅広いジャンル?さまざまな音楽性が人気のパンクアーティスト!

パンクロック、と聞くと、どういったイメージをお持ちでしょうか?

明るくて、テンポが速い曲が多くて、といった印象や、洋楽のパンクバンドに詳しければ反体制的なスタンスをイメージする方も多いですよね。

もちろんそういった要素もパンクの重要な要素ですが、より激しさやポップ性を求めたり、スカや民族音楽といった他ジャンルとの親和性を模索したりなど、長い歴史の中で多くのアーティストがパンクロックというジャンルの発展に貢献してきました。

そこで今回は、パンクロックを語る上で外せないアーティストや日本で独自の進化を遂げたバンドなど、幅広くご紹介します!

実は幅広いジャンル?さまざまな音楽性が人気のパンクアーティスト!(11〜15)

MinorityGreen Day

Green Day – Minority [Official Music Video]
MinorityGreen Day

アメリカのパンクシーンを牽引し、メインストリームでも成功を収めているGreen Day。

1987年に結成され、1994年のメジャーデビューアルバム『Dookie』で一躍トップバンドの仲間入りを果たしました。

2004年発表のアルバム『American Idiot』は、全米チャート1位を獲得するなど大ヒットを記録。

第47回グラミー賞では、パンクロックバンドとしては初の「最優秀ロック・アルバム賞」に輝きました。

シンプルなバンド編成ながら、キャッチーなメロディーとパワフルなサウンドが魅力。

パンクファンのみならず、幅広い音楽ファンから支持されています。

GloriaPatti Smith

ニューヨーク市がパンクロックの中心地だった1970年代、そのシーンに欠かせない存在だったのがパティ・スミスさんです。

彼女はシンガーソングライターでありながら詩人、画家、著者としても活躍するマルチな才能の持ち主。

1975年のデビューアルバム『Horses』で一躍有名になり、ロックと詩の融合という独自のスタイルを確立しました。

代表曲の一つ『Because the Night』は、ブルース・スプリングスティーンさんとの共作で全米13位を記録。

2007年にはロックの殿堂入りを果たすなど、パンクポエトリーのパイオニアとして確固たる地位を築いています。

彼女の作品に触れれば、言葉の力とロックンロールスピリッツを存分に味わえるでしょう。

Ruby SohoRancid

Rancid – ‘Ruby Soho’ (Music Video)
Ruby SohoRancid

カリフォルニア州オールバニ出身のスカパンクバンド、Rancid。

ポップパンクからストリートパンクまで多彩な音楽性が魅力のバンドです。

1991年に結成され、1994年リリースのアルバム『Let’s Go』で一躍注目を集めました。

アルバム『…And Out Come the Wolves』に収録されている『Time Bomb』や『Ruby Soho』は彼らの代表曲として知られていますよね。

Rancidの音楽はパンクロックをベースにしつつ、ルーツレゲエやロカビリー、ファンクなどの要素を取り入れた独創的なスタイル。

また反体制的なリリックとキャッチーなメロディーも魅力です。

パンクロックやスカが好きな方はもちろん、幅広い音楽性を求める方にもオススメのバンドですよ。

MIND YOUR STEP!SNAIL RAMP

SNAIL RAMPは、1995年に結成されたスカパンク、メロディックハードコアバンドです。

日本の音楽シーンを席巻していたメロコアサウンドにスカを取り入れたような楽曲は多くの支持を集めました。

このバンドをきっかけにスカパンクというジャンルを知った方も多いのではないでしょうか。

1999年にリリースしたシングル『MIND YOUR STEP!』はオリコン週間10位を記録するなど商業的成功を収めました。

後進のバンドに大きな影響を与えた存在です。

卒業 -2011-ガガガSP

「日本最古の青春パンクバンド」とも呼ばれるガガガSP。

1997年に兵庫県神戸市で結成され、2002年にメジャーデビューを果たしました。

2000年代前半の青春パンクブームの中心的存在として知られ、フォークをパンクで昇華させたようなスタイルで多くのファンを魅了してきました。

飾り気のない言葉で青春を歌い上げるリアルな歌詞が心に響きます。

メンバーはコザック前田さん、山本聡さん、桑原康伸さん、田嶋悟士さんの4人。

青春時代の輝きや悩みを見事に描き出し、ライブではエネルギッシュなパフォーマンスで会場を沸かせています。

10代、20代の方にぜひ聴いてほしいアーティストです。

おわりに

今回はパンクロックのアーティストを新旧問わず、邦楽から洋楽まで幅広くご紹介しました。

イメージどおりの王道アーティストから、他ジャンルとの融合で新たな扉を開いたバンドまで、パンクロックの奥深さに触れていただければ幸いです。

気になったアーティストが見つかった場合には、ぜひ深く掘り下げてみてくださいね!