パンクロック、と聞くと、どういったイメージをお持ちでしょうか?
明るくて、テンポが速い曲が多くて、といった印象や、洋楽のパンクバンドに詳しければ反体制的なスタンスをイメージする方も多いですよね。
もちろんそういった要素もパンクの重要な要素ですが、より激しさやポップ性を求めたり、スカや民族音楽といった他ジャンルとの親和性を模索したりなど、長い歴史の中で多くのアーティストがパンクロックというジャンルの発展に貢献してきました。
そこで今回は、パンクロックを語る上で外せないアーティストや日本で独自の進化を遂げたバンドなど、幅広くご紹介します!
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実は幅広いジャンル?さまざまな音楽性が人気のパンクアーティスト!(1〜5)
New RoseThe Damned

イギリスのロックシーンを牽引し続けてきた伝説のバンド、The Damned。
パンクロック、ゴシックロック、サイケデリックロックなど、さまざまなジャンルにおいて先駆的な作品を生み出してきました。
1976年に『New Rose』でデビューを飾り、イギリスのパンクバンドとして初のシングルリリースを成し遂げるなど、常に時代の先頭を走り続けてきたことでも知られています。
『Damned Damned Damned』や『Machine Gun Etiquette』といった名盤の数々は、パンクの歴史に確固たる地位を築いています。
メンバーチェンジを繰り返しながらも、デイヴ・ヴァニアンさんとキャプテン・センシブルさんを中心に独創的な音楽を追求し続ける姿勢は、ロックファンのみならず、ジャンルの垣根を越えて多くのリスナーを魅了し続けているのではないでしょうか。
ともにWANIMA

熊本出身の3ピースロックバンド、WANIMA。
2014年にミニアルバム『Can Not Behaved!!』でデビューを果たし、2017年にはNHK紅白歌合戦に初出演、2018年にメジャー1stフルアルバム『Everybody!!』をリリースしました。
彼らの音楽性はパンクロックをベースにしつつ、ポップさも兼ね備えたキャッチーなサウンドが特徴的。
ボーカルのKENTAさんの力強い歌声と、3人の息の合ったアンサンブルは見事の一言!
地元熊本での野外フェス開催など地域に根差した活動もおこなう彼らは、老若男女問わず幅広い世代から支持されているバンドです。
Stay GoldHi-STANDARD

「メロコア」その言葉を聞いて真っ先に思い浮かぶ日本のバンドと言えば、Hi-STANDARDではないでしょうか。
1991年に結成され、1994年にミニアルバム『LAST OF SUNNY DAY』でデビュー。
疾走感あふれるメロディと力強いパンクサウンドで、若者の心をがっちりとつかみました。
代表曲『Stay Gold』や『Dear My Friend』など、今なお愛され続ける名曲の数々……。
アルバム『GROWING UP』や『ANGRY FIST』は、70万枚以上のセールスを記録するなど社会現象に。
自主レーベルPIZZA OF DEATH RECORDSから生まれた『MAKING THE ROAD』に至っては、100万枚以上を売り上げる快挙を成し遂げています。
一度は活動休止するも、2011年に再結成。
これからもパンクシーンに新たな風を吹き込み続けてくれることでしょう。
Blitzkrieg BopRamones

ニューヨーク発の4人組パンクロックバンド、Ramones。
彼らは1974年に結成され、1996年の解散までに2000回以上ものライブをおこないました。
そして彼らの音楽性であるシンプルでキャッチーな3コードのサウンドは、パンクロックの原型となり、後続のアーティストに多大な影響を与えたのです。
代表曲『Blitzkrieg Bop』や『I Wanna Be Sedated』は、速いテンポと意図的に馬鹿げた歌詞が特徴的。
ロックの本質を追求するバンドサウンドは、パンクファンのみならず、あらゆる音楽ファンにオススメです。
リンダ リンダTHE BLUE HEARTS

結成から解散まで10年という短い活動期間ながら、日本のパンクロックシーンに多大な影響を与えたTHE BLUE HEARTS。
ブルースをルーツに持つメッセージ性の強い日本語ロックを武器に、1980年代から1990年代にかけて全国の中高生を熱狂させました。
1987年のメジャーデビュー曲『リンダ リンダ』は、疾走感のあるパンクサウンドと独特の歌詞が話題を呼び、現在でもカバーされるほどの名曲に。
ボーカルの甲本ヒロトさんは文学的な詞の世界観を、ギターの真島昌利さんはキャッチーなメロディを生み出し、揺るぎないリズム隊と共に唯一無二のバンドサウンドを確立。
『情熱の薔薇』などの代表曲で、ロックファンのみならず多くのリスナーを魅了し続けています。