石川さゆりの人気曲ランキング【2025】
1973年にアイドル歌手としてデビューした石川さゆりさんは、歌唱力が高く評価されながら、ひまひとつ伸び悩んでいた印象がありました。
しかし、1977年に「津軽海峡・冬景色」が大ヒットすると、いっきに演歌界のトップグループに入る存在となり、ヒットも連発。
日本の演歌界を代表する大御所になりました。
石川さゆりの人気曲ランキング【2025】(1〜10)
大阪つばめ石川さゆり8位

石川さゆりが1986年に発売した楽曲で、歌詞には淀屋橋・法善寺・北新地など大阪の名所が登場するご当地ソングとして支持されている曲です。
つばめを切ない女性の恋心に例え、石川さゆりの優しく繊細な歌声が心に染みる演歌になっています。
愛されるために君は生まれた ※with KREVA, SEIJI KAMEDA石川さゆり9位

こちらは子供たちに健やかに過ごしてほしいという願いが込められた、石川さゆりさんが高らかに歌い上げるチャリティーソングです。
亀田誠治さんとKREVAさんが協力しているところも注目のポイントで、異なるジャンルのミュージシャンが力を合わせる姿から、世界のつながりや平和もイメージされますね。
また、ピアノが印象的に響くおだやかなサウンドと、やさしくて力強い歌声の重なりで、子供たちを支えていこうという決意も強く伝わってきます。
子供たちが生まれてきたことに対し、強い愛情を注いでいる内容で、子供たちが真っすぐに愛される世の中がおとずれてほしい、という大きな願いも込められている楽曲です。
風の盆恋歌石川さゆり10位

演歌の大御所である石川さゆりさんが、高橋治さんの小説『風の盆恋歌』をテーマとしたなかにし礼さんの歌詞をしっとりと歌い上げる1989年リリースの名曲です。
いわゆるご当地ソングでもあり、同年の第31回日本レコード大賞を受賞するなど高く評価されました。
歌詞の内容は不倫というテーマでありながらなかにしさんの言葉選びは繊細で美しく、どろどろとした雰囲気を全く感じさせない石川さんの歌唱も見事ですよね。
こういう曲は高度な表現力を求められるのは事実ですが、演歌的なこぶしやビブラートは割合に控えめで、そういったテクニックに自身が無い方でも挑戦してみてほしいところ。
全体的にキーが高めながら音域の幅は比較的平均的ですから、高音が苦手な人はキーを調節してみてくださいね。
石川さゆりの人気曲ランキング【2025】(11〜20)
かくれんぼ石川さゆり11位

後の演歌界を代表する石川さゆりさんの、1973年に発売された記念すべきデビューシングルです。
この曲が発売された当時、彼女はまだ15歳!
『津軽海峡・冬景色』の力強いイメージとは大きく異なる、アイドルらしい可憐な歌声がとても新鮮ですよね。
童謡をほうふつとさせるノスタルジックなメロディと、夕暮れの路地裏で遊んだ淡い記憶を呼び起こす歌詞が、絶妙にマッチしています。
好きな人への甘酸っぱい恋心を、もう見つからない「あの子」を探すかくれんぼに重ねているのかもしれませんね。
大歌手の貴重な原点に触れられる、センチメンタルな一曲です。
スマホ舟石川さゆり12位

スマホで勉強、なんて詳しくない人にとってはたしかに驚いてしまうかもしれませんね。
ソフトバンクのCM「スマホ舟」篇です。
CMソングを歌っているのは超大物演歌歌手、石川さゆりさん。
タイトル通り、スマホを題材にしたオリジナル曲です。
公式のMVも公開されていますので、フルバージョンが気になる方はぜひご覧ください。
波止場しぐれ石川さゆり13位

1985年にリリースされたシングル曲『波止場しぐれ』は、香川県は小豆島にある土庄港を舞台とするご当地ソングで、第27回日本レコード大賞の受賞や第36回NHK紅白歌合戦での歌唱など、結婚や長女の出産といった経験を経た石川さんにとっては大人の演歌歌手へと成長する転機となった名曲ですね。
1992年には香川県小豆郡土庄町に記念碑が、2012年には作詞を手掛けた吉岡治さんの顕彰碑も小豆島に建立されたことでも知られています。
カラオケでも大人気のこの曲は人情あふれる王道の演歌といった雰囲気で、演歌を歌い慣れている人であれば難なく歌いこなせるでしょう。
盛り上がるごとに少しずつ音が高くなって、ぐっと低い音からまた高くなるメロディで音程を外さないように注意してじっくりと歌い上げましょう!
火の国へ石川さゆり14位

熊本県出身の石川さゆりさんにとっては、まさに故郷へ錦を飾るようなご当地ソングの名曲ですね!
1978年にリリースされた『火の国へ』は阿蘇山を舞台とした熊本県のご当地ソングで、石川さんはこの曲で同年の紅白歌合戦にも出場しています。
当時20歳になったばかりとは思えない、石川さんの迫力の歌唱も聴き応え十分ですよね。
もちろんカラオケ人気も高い楽曲ですが、阿久悠さんと三木たかしさんという昭和を代表する黄金コンビによる『火の国へ』は演歌的な要素もありつつ、歌謡曲としての色が濃いため昭和歌謡的な感覚で歌えるのではないでしょうか。
いわゆるハチロクのリズムを感じつつ、歌詞の一音一音がしっかりと発声することを意識しながら歌ってみてください。