再デビューからのブレイク!川中美幸の人気曲ランキングをご紹介
1973年に春日はるみの芸名でデビューするもヒット曲に恵まれず、1977年に再デビューを果たした演歌歌手、川中美幸さん。
NHK紅白歌合戦に20回以上出場していることからも、その実力や人気ぶりがわかりますよね。
2010年にはNHK連続テレビ小説『てっぱん』に出演するなど、俳優としての活動もしています。
今回はそんな大御所演歌歌手、川中美幸さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、往年の演歌ファンはもちろん、若い世代の方もぜひチェックしてみてくださいね!
再デビューからのブレイク!川中美幸の人気曲ランキングをご紹介(1〜10)
二輪草川中美幸1位

夫婦の絆をつづった温かみのある歌で、川中美幸さんの情感豊かな歌声が心に響く楽曲です。
2つの花が寄り添うように咲く植物を題材に、お互いを思いやり支え合いながら生きていくことの大切さを歌い上げています。
優しく包み込むような歌声と相まって、深い愛情と絆を感じられる心温まる作品なんです。
1998年に発売されて大ヒットを記録し、出荷枚数が100万枚を突破。
第40回日本レコード大賞では優秀作品賞と編曲賞をダブル受賞しました。
NHK紅白歌合戦にも5回出場を果たしている本作は、長年連れ添ったご夫婦の思い出の曲として、カラオケでも親しまれている楽曲です。
ふたり酒川中美幸2位

温かみのあるメロディーが印象的な川中美幸さんの名曲『ふたり酒』。
本作はオーソドックスな哀愁をただよわせた演歌です。
一般的な演歌と同じく、難関テクニックであるこぶしが複数回登場するのですが、それらの3分の1くらいは、音程を上下させるというよりもビブラートを応用したこぶしを採用しています。
この手のこぶしは普通のこぶしよりも遥かに難易度が低いため、本作は間違いなく簡単な楽曲と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
豊後水道川中美幸3位

1988年に川中美幸さんのシングル曲としてリリースされた『豊後水道』は、阿久悠さん、三木たかしさんという日本の音楽史において数えきれないほどの名曲を生み出したコンビによる名曲です。
川中さんにとっては代表曲の一つでもあり、後続の演歌歌手がカバーすることも多く、カラオケでの人気も高い曲ですよね。
日本人の心に響く哀愁漂う王道の演歌ですし、ビブラートやこぶしといった演歌らしいテクニックも一通り網羅されていますがメロディ自体はそこまで複雑なものではなく、比較的歌いやすい部類の曲と言えそうです。
落ち着いたAメロと伸びやかな高音が際立つサビとのコントラストを意識しつつ、うまく表現できるように心がけながら歌ってみてください!
越前岬川中美幸4位

川中美幸さんは、数々の演歌を世に送り出してきた実力派歌手です。
1980年にリリースされた『ふたり酒』が有名ですよね。
そんな彼女の楽曲『越前岬』は、1982年8月5日にリリースされた切ない恋心を歌った名作です。
この曲で川中さんは、遠く離れた愛する人への深い思いを、力強い歌声で表現しています。
歌詞の中には、届かぬ思いや真っすぐな愛情の悲哀が繊細に描かれ、聴く者の心を深く打ちます。
真っすぐな恋心を抱えるすべての人にオススメの曲であり、川中さんの表現力の高さを感じさせる一作です。
いとしい人へ川中美幸5位

この曲のサビを聴いて、90年代をよく知る世代であればハウス食品の即席ラーメン「うまいっしょ」のCMを思い浮かべた方も多いはず。
1994年にリリースされた川中美幸さんのシングル曲で、王道の演歌から少し離れたJ-POPテイスト満載の楽曲で、ど演歌が苦手な方であってもカラオケで挑戦しやすい曲と言えそうです。
もちろん演歌で鍛えられたビブラートなどのテクニックは随所に登場しますが、ビブラート無しで歌っても気持ちよく歌えるメロディというのはありがたいですね。
慣れてきたら原曲の川中さんの歌唱をよく聴いて、少しずつビブラートを取り入れるようにしてみましょう!
明日は今日より山田邦子、川中美幸6位

山田邦子さんと川中美幸さんが心を込めて歌い上げる『明日は今日より』は、困難な時代を生き抜いてきた高齢者の方々の心に寄り添う応援歌。
人生は七色どころではなく、もっと多くのさまざまな色が混ざり合って輝くもの。
自分のために生きることの大切さを説いた歌詞は、希望を失いそうになった時、優しく背中を押してくれます。
今の時代だからこそ必要とされる、前を向いて生きていく勇気をくれる1曲です。
ちょうちんの花川中美幸7位

1996年にリリースされてロングヒットを記録したこちらの『ちょうちんの花』は、作詞に阿久悠さん、作曲に円広志さんを迎えた90年代における川中美幸さんの名曲です!
ちょうちんとお酒、人生の悲喜こもごもを悲しくなりすぎずに丁寧に歌う川中さんの澄んだ美しい歌声がきらりと光りますね。
どこか哀愁を帯びたサビは歌謡曲テイストもあって非常に覚えやすく、音域の幅もそれほど広いものではなく全体的に演歌初心者の方であっても歌いやすい部類の楽曲と言えましょう。
演歌らしいこぶしよりも、繊細ながらも艶のあるビブラートをしっかり出せるように練習してみてくださいね。