Jean-Philippe Rameauの人気曲ランキング【2025】
機能和声法と調性を初めて体系的に理論化した音楽理論家として知られるフランスの作曲家、ジャン=フィリップ・ラモーさん。
クレルモン大聖堂、ディジョン、リヨンなどでオルガニストを務めた経歴を持ちますが、元々は法学を学んでいたことでも知られています。
フランス王室作曲家の称号を獲得するという経歴からも、その多才さや活躍ぶりが分かりますよね。
今回は、そんなジャン=フィリップ・ラモーさんの人気曲ランキングをご紹介します!
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Jean-Philippe Rameauの人気曲ランキング【2025】(31〜35)
ナイス (Naïs)Jean-Philippe Rameau31位

ラモーのオペラ第四作目が1749年に初演された「ナイス」で、アーヘン条約でオーストリア継承戦争(1740-48)が終結したことを祝賀するために、このオペラは依頼されました。
内容は、ジュピターとタイタン・巨人達の戦いの英雄牧歌劇です。
ナバラの王姫(La Princesse de Navarre )Jean-Philippe Rameau32位

ラモーは若い頃は法律家志望の青年で、作曲家としての名声を得るようになったのは40代を過ぎてからでした。
この「ナバラの女王」(1744年、脚本はヴォルテール)でフランス王室作曲家の称号を授与されて、その地位を不動の物としていきました。
この「ナバラの女王」の演奏を指揮者するニコラス・マギーガンはバロック音楽の最高峰の指揮者です。
ピグマリオン(Pygmalion)Jean-Philippe Rameau33位

ギリシア神話に登場する王様の物語からジャン=フィリップ・ラモーが1幕しかない短いバレエ付きオペラ形式『アクト・ド・バレ』にしました。
ピグマリオンは、キプロス島の王で自分の理想の女性像ガラテアを彫刻して、その彫像に恋をしてしまい側から離れられなくなって衰弱して死にそうになっていきます。
気の毒に思ったアプロディーテが彫像に生命を吹き込み、ピュグマリオーンは人間になったガラテアと結婚すると言うギリシア神話です。
ラモーの卓越した作曲技巧とピグマリオン(1748年初演)の物語が見事に融合した素晴らしい作品です。
ちなみにピグマリオン効果のピグマリオンもこのギリシア神話に登場する王様の名前から来ています。
短いバレエ付きオペラ形式なので聞きやすいですよ。
プラテー(Platée)Jean-Philippe Rameau34位

18世紀フランスで高い評価を得たバロック音楽の傑作です。
オペラ『プラテー』は、神々の嫉妬心を巧みに風刺したユニークな作品で、1745年にヴェルサイユ宮殿で初演されました。
美しくない水のニンフ・プラテーを主人公に、神々の策略と人間の愚かさを描いた物語は、観客を笑いで包みます。
音楽は軽快で華やかな舞曲や豊かな和声が特徴的で、プラテーの錯覚を象徴する風変わりなリズムが印象的です。
コミカルな要素と音楽の美しさを兼ね備えた本作は、バロックオペラの魅力を存分に味わいたい方におすすめです。
ロンドー形式のコントルダンス(アバリス)Jean-Philippe Rameau35位

1764年9月に、81歳で偉大なフランスバロック界巨匠の作曲家ラモーは人生の幕を下ろしました。
彼の最後の作品が、オペラ・アバリス(北風の神、1764年)になります。
その中で最も有名な曲がロンドー形式のコントルダンスで、魂を揺さぶるドラマチックな曲です。