北島三郎の人気曲ランキング【2025】
人気曲をランキングするのが最も難しい日本の歌手のおひとりではないでしょうか。
そう北島三郎さんです。
流しの歌手からスタートしレコードデビューを果たした1962年からの活動の実績は並ではありません。
ヒット曲は世代と時代を越えて歌い継がれる作品ばかりです。
北島三郎の人気曲ランキング【2025】(21〜30)
あゝ水戸浪士北島三郎29位

演歌界の巨星、北島三郎さんの魂のこもった歌声が胸を打つ、水戸の歴史を歌った名曲です。
この曲は、幕末の「天狗党の乱」を題材にしており、国を憂い立ち上がった水戸浪士たちの悲壮な覚悟と誇りが描かれています。
北島さんの力強くも切ない歌唱は、まるで浪士たちの魂が乗り移ったかのよう。
その声に耳を傾ければ、雪の敦賀へ向かう彼らの険しい道のりや、胸に秘めた熱い志が目に浮かびますね。
福井県敦賀市との姉妹都市提携を記念して生まれたこの一曲は、茨城の歴史に息づく義の心を深く感じさせてくれます。
歴史物語が好きな方の心を捉えて離さない、重厚な一曲といえるでしょう。
俺がやらなきゃ誰がやる北島三郎30位

ここで歌いやすいながらも、少し難易度が高い楽曲をご紹介したいと想います。
それがこちらの『俺がやらなきゃ誰がやる』。
北島三郎さんの男歌のなかでも、特に幅広いテクニックが集約された1曲で、冒頭からシャウトをかけた力強いビブラートが登場します。
こぶしに関しては、登場回数が多いものの、3音階以上の変化を見せるこぶしはほぼ登場しないので、難易度は低めです。
力強さと静と動を意識しながら歌うことで、ボーカルラインにメリハリが出るため、そういった部分を意識しながら歌ってみてください。
北島三郎の人気曲ランキング【2025】(31〜40)
兄弟達よ北島三郎31位

兄弟愛を力強く歌い上げる名曲が、演歌界の大御所・北島三郎さんから届けられました。
人生の困難に立ち向かう勇気と仲間との絆を描いた本作は、2011年にリリースされたシングル「さだめ道/兄弟達よ」に収録されています。
北島さんの芸道50周年を記念する作品として発表され、その後もアルバムやカラオケバージョンとして再発されました。
深みのある歌声と、前向きなメッセージが込められた歌詞が魅力的です。
人生に悩み、励ましが必要な時に聴くのがおすすめです。
きっと勇気をもらえるはずです。
加賀の女北島三郎32位

ラテンのエッセンスを感じさせるメロディーが印象的な北島三郎さんの楽曲『加賀の女』。
本作は演歌らしさをしっかりと踏襲しつつも、全体を通して歌謡曲の要素が色濃く反映されています。
そのため、演歌の特徴であるこぶしはあまり登場しません。
音域は広いため、歌い手は限られますが、そこ以外は特に難しい要素はないので、北島三郎さんの楽曲のなかでは歌いやすい部類の作品と言えるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
北の兄弟北島三郎33位

演歌界の大御所、北島三郎さんが歌う心に響く楽曲です。
北国の厳しい環境で生きる兄弟の絆を力強く歌い上げ、聴く者の心を揺さぶります。
2003年1月に発売されたシングル『北の男船/北の兄弟』に収録された本作は、北島さんらしい重厚な演歌スタイルで、故郷や家族への思いを描き出しています。
中村要子さんの歌詞と原譲二さんの曲が見事に調和し、北島さんの歌唱力が楽曲の魅力を一層引き立てています。
家族や友人との絆を大切にしたい方におすすめの一曲です。
国東半島北島三郎34位

演歌界の巨星、北島三郎さんが歌い上げる、大分県が舞台の楽曲です。
神仏習合の文化が息づく「国東半島」を背景に、故郷を遠く離れた人が抱く熱い望郷の念や、大切な母への思慕が情熱的に歌われています。
北島さんご自身のペンネームで作詞作曲を手がけていることからも、この曲へのひときわ深い愛情が伝わってくるようです。
その威風堂々とした歌声に耳を傾ければ、国東の風や潮の香りが心に届くかもしれませんね。
故郷を持つすべての方の琴線に触れる1曲ではないでしょうか。
夢人北島三郎35位

北島三郎さんの作品のなかでも、異色のメロディーが印象的な作品。
演歌の要素はある程度残しながらも、そのメロディーは完全にポップスで、チャイニーズポップや、ニューソウルといった要素が含まれています。
そんな本作のボーカルラインは、ポップスらしく非常にシンプル。
演歌のような激しい音程の上下がないため、間違いなく歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ただし、通常の彼の作品よりも音域が広めなので、しっかりと歌いだしの前に発声の準備をするようにしましょう。