小林旭の人気曲ランキング【2025】
昭和の映画黄金期を彩り、歌手としてもその存在感を揺るぎないものとした大スター。
映画の主題歌からリズム歌謡に演歌までそのジャンルはさまざまですが、破格外のスケールの大きさですべてを変えてしまうパワーが魅力です。
数あるアキラ節の中から人気の曲をランキング形式で一挙にご紹介します。
小林旭の人気曲ランキング【2025】(1〜10)
夢ん中小林旭8位

小林旭さんの隠れた名曲『夢ん中』。
本作は非常に独特な作品で、ギターパートはブルース、全体の演奏は歌謡曲、ボーカルラインは演歌という、さまざまなジャンルがミックスされています。
演歌調のボーカルラインは、小林旭さんの楽曲らしく音域が広めになっていますが、細かいこぶし回しは登場しません。
サビ終わりのヒーカップ唱法という声をひっくり返しながら効かせるこぶしが少しだけ難しいので、どうしても歌えないという方はアゴでビブラートをかけるイメージでこぶしをきかせましょう。
惜別の唄小林旭9位

小林旭さんの異色の作品『惜別の唄』。
本作は少しばかりのアレンジが加えられたカバーソングで、原曲は中央大学の学生歌です。
原曲が昭和初期に作られたということもあってか、ポップスの要素が非常に薄く、そのメロディーはさながら軍歌と演歌の中間のよう。
そんな本作ですが、全体を通して低音域~中低音域で歌われており、急な音程の上下がありません。
ボーカルラインが単調な分、迫力を出しづらいというデメリットはありますが、歌いやすさはバツグンですので、ぜひレパートリーに加えてみてください。
アキラのズンドコ節小林旭10位

ズンドコのリズムと青春のロマンスが描かれた、明るく楽しい恋愛ソング。
若い男女の恋の情景をみずみずしく切り取った歌詞と、チャチャチャのノリのいいビートが絶妙にマッチした楽曲です。
1960年6月に発売された本作は、小林旭さんが主演を務めた映画『海を渡る波止場の風』の挿入歌として制作され、見事に30万枚のセールスを記録しました。
戦前からある『海軍小唄』を基にしながらも、戦後の明るい時代の空気をたっぷりと含んだアレンジが見事です。
宴会や飲み会など、みんなが集まる場所で歌うと盛り上がること間違いなし。
世代を超えて愛され続けているメロディと、思わず口ずさみたくなる楽しげな歌詞が、今宵の宴をいっそう華やかに彩ってくれるはずです。
小林旭の人気曲ランキング【2025】(11〜20)
ズンドコ節小林旭11位

1960年の大ヒット曲『ズンドコ節』は、小林旭さんが歌うアップテンポで明るい楽曲で、当時の人々の熱狂が楽しさやリズムから感じられます。
現代でもお祭りなどでこの曲が聴かれることがあり、まさに日本人のDNAに刷り込まれた音楽と言えるでしょう。
ズンドコ節は昭和のヒットチャートを飾る名曲の一つで、1960年代は高度経済成長期であり、新しい文化が生まれた時代でした。
音楽も歌謡曲や海外の音楽に影響を受けた様々なテイストの曲が楽しめる時代で、この時代に活躍していたアーティストの中には現在も活動を続ける方がいらっしゃいます。
ぜひ、昭和の名曲を楽しんでみてください。
五月雨ワルツ小林旭12位

普段はポップスやロックを聴いている人もたまには演歌を聴いてみるのはどうでしょうか。
5月にぴったりな演歌として小林旭さんの『五月雨ワルツ』はとてもオススメできます。
やっぱり長年歌い続けられる曲はとても素晴らしいですし、歌唱力も抜群です。
歌の合いの手のように入ってくるエレキギターのフレーズが、なんともブルージーでかっこいいですよね。
恋の山手線小林旭13位

1964年にリリースされた小林旭さんの『恋の山手線』。
タイトルに「恋」とつく、ラブソングかと思いきやそれよりもいろんなことが気になってしまう、言葉遊びのような1曲です。
好きな彼女に対する気持ちを歌っているのですがその歌詞がすべて山手線の駅名、ちょっとダジャレのような言い回しがクセになって聴き入ってしまいます。
山手線の愛用者、駅名をご存じの方はもちろん、利用したことがなくても知っている駅名、地名ばかりで全部の駅名をピックアップしたくなってきます。
自動車ショーの歌小林旭14位

かなり有名なコミックソングと言える、小林旭さんの自動車ショーの歌です。
歌詞のあちらこちらに自動車に関連するキーワードがちりばめられていますが、このような手法はコミックソングの一つのパターンとして王道と言えるものでしょう。