小林旭の人気曲ランキング【2025】
昭和の映画黄金期を彩り、歌手としてもその存在感を揺るぎないものとした大スター。
映画の主題歌からリズム歌謡に演歌までそのジャンルはさまざまですが、破格外のスケールの大きさですべてを変えてしまうパワーが魅力です。
数あるアキラ節の中から人気の曲をランキング形式で一挙にご紹介します。
小林旭の人気曲ランキング【2025】(11〜20)
遠き昭和の・・・小林旭15位

小林旭さんといえば、伸びやかな高音が印象的ですよね。
もちろん、そこも魅力ではありますが、彼の魅力は高音だけに留まりません。
こちらの『遠き昭和の・・・』は彼の低音の深さをたっぷりと味わえる作品です。
晩年の作品ということもあり、高音が出なくなってきているのですが、その分、低音が強調されています。
ハイトーンのロングトーンがないだけで一気に難易度が下がるのですが、本作はそれに加えて、ボーカルラインの起伏が少ないので、あらゆる側面から歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
いとしいとしというこころ小林旭/浅丘ルリ子16位

小林旭さんと浅丘ルリ子さんによるデュエット曲『いとしいとしというこころ』。
好きな人と別れた女性の心が描かれた楽曲です。
デュエット曲は大概、男女のかけあいやそれぞれの心理描写を描いた作品が多いのですが、こちらの楽曲は女性だけにフィーチャーしています。
女心を男性が歌うというのはなかなか難しく思えるかもしれませんが、小林旭さんのパートは基本的にコーラスなので、実際のところは難しくありません。
ぜひチェックしてみてくださいね。
ごめんね小林旭17位

哀愁に満ちたメロディーと歌詞が印象的な作品『ごめんね』。
歌謡曲に分類される作品ですが、Aメロは演歌の要素が強く現れています。
だからといって、演歌のように複雑な音程の上下を要するこぶしは登場しないので、比較的歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ただし、音域がやや広く、サビの終盤で高音域のロングトーンが登場するため、そこは注意が必要です。
低音域もそれなりに低いため、キーで合わせるのには苦労するかもしれません。
どうしても歌えないという場合は、音を後頭部で響かせるように意識してみてください。
さすらい小林旭18位

小林旭さんの初期の作品『さすらい』。
長いキャリアを通して、歌いまわしや音楽性が変わった小林旭さんですが、初期の作品でありながらも本作は小林旭さんの代名詞であるハイトーンのロングトーンが登場します。
とはいっても、キャリア中期のロングトーンに比べると、まだ短さが目立ち、声量を重視したパートも登場しません。
こぶしもほとんど登場しないため、音域さえクリアできるなら、誰でも問題なく歌い上げられるでしょう。
ぜひレパートリーに加えてみてください。
ついて来るかい小林旭19位

悲哀に満ちたメロディーが印象的な小林旭さんの名曲『ついて来るかい』。
小林旭さんの楽曲らしく、音域は広めなのですが、本作のハイトーンパートはサビ前のロングトーンだけなので、ここは大きな障壁とはならないでしょう。
ただし、コーラスの中盤で1箇所だけこぶしが登場するため、そこには注意が必要です。
ここで登場するこぶしは演歌調のこぶしというよりは、洋楽のフェイクに近い歌いまわしなので、ある程度の慣れは必要でしょう。
アキラのジーンときちゃうぜ小林旭20位

サントリーの定番ウイスキー「サントリーホワイト」のCMソングとして、まったく新しい小林旭さんの歌謡の魅力を引き出したとして当時大ヒットだったのが、東京スカパラダイスオーケストラが制作を担当した『アキラのジーンときちゃうぜ』。
小林旭さんの楽曲には『自動車ショー歌』や『ダイナマイトが150屯』などがありますが、あのノリをもっとグルーブ感に富んだ感じにした1曲。
アキラを語る時に、外せない曲になってしまいました。
小林旭の人気曲ランキング【2025】(21〜30)
アキラのソーラン節小林旭21位

力強い掛け声「ヤーレン」「ソーラン」を織り交ぜながら、漁場で生きる男たちの姿と恋情を歌い上げます。
1960年10月発売のシングルで、映画『大草原の渡り鳥』の主題歌としてリリースされたこちらの演奏。
遠藤実さんの補作曲によってメロディに起伏が生まれ、ブラスとストリングスを配した編曲が民謡の節回しに歌謡の華やかさを加えています。
小林旭さん特有の高域の張りと短い語尾処理が、海の男の勇ましさを際立たせる名演です。





