中田喜直の人気曲ランキング【2025】
『ちいさい秋みつけた』や『めだかの学校』といった、今日では誰もが一度は幼少期に歌ったことがあるであろう童謡の作者として知られている職業作曲家、中田喜直さん。
生涯に残した楽曲は3000曲に迫るとも言われ、童謡のみならず校歌、社歌、自治体のための歌なども手掛けました。
また、1953年からはフェリス女学院短期大学音楽科の講師として活動するなど、教育者の一面でも知られています。
今回は、そんな中田喜直さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひ幼少期に戻った気持ちで聴いてみてはいかがでしょうか。
中田喜直の人気曲ランキング【2025】(11〜15)
「こどものピアノ曲」より 土人のおどり中田喜直11位

1分間の短いながらも迫力が溢れるこの楽曲は、アルバム『こどものピアノ曲』に収録された17曲の中でも異彩を放っています。
イ短調を基調とした力強いリズムパターンが、独特の緊張感と躍動感を生み出しています。
本作の魅力は、日本の伝統的な五音音階を用いながらも、民族音楽的な活力を持つ印象的な旋律にあります。
Pitinaピアノステップの課題曲としても採用され、基礎5のレベルで親しまれている楽曲です。
手の交差を伴う演奏技法は、観客に強い印象を与え、発表会やコンクールでの演奏に最適です。
聴衆を魅了する表現力と、奏者の技術を引き出す工夫がちりばめられた、見事な小品となっています。
風の即興曲中田喜直12位

アルバム『こどものゆめ』に収録された一曲は、まるで風が吹き抜けていくような爽やかな旋律が印象的です。
軽やかで流れるような自由なメロディが心地よく、グリッサンドの技法を取り入れた仕上がりは発表会でも魅力的な要素となっています。
本作は、流麗なフレーズと繊細なタッチが溶け合い、ピアノならではの表現力を存分に引き出した1分20秒の小品。
2011年のピティナ・ピアノコンペティションでC級の課題曲に選ばれた本作は、ピアノの発表会だけでの演奏に留まらず、夏の爽やかな風もイメージさせられる作品としても聴いていられます。
お月さんと坊や作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直13位

月といえば、満月や三日月などのさまざまな形に変化することも大きな特徴ですよね。
『お月さんと坊や』はそんな月の形を眺めて似ている動物を連想していくかわいらしさも伝わる楽曲です。
ゆったりとした曲調も印象的で、涼しい秋の夜や眠りにつく直前の落ち着いた気持ちをイメージさせます。
動物の呼び方から坊やが月から連想している様子がしっかりと伝わりますね。
坊やのかわいらしい想像力と、秋の夜の落ち着いた雰囲気が感じられるやさしい楽曲です。
サンタクロースは不思議だな作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直14位

小さいお子さんにとって、サンタクロースというのはとっても不思議な存在ですよね!
そんな不思議なサンタさんについて楽しく歌った曲がこちらです。
同じ歌詞を何度も繰り返す部分がありますが、そこを表情豊かに歌ってあげれば、お子さんたちはきっと喜んでくれるはず!
歌詞で使われている言葉も難しくないので、一緒に歌うのにもオススメです。
せみのうた作詞:佐藤義美/作曲:中田喜直15位

せみの鳴き声を耳にすると、否が応でも夏が来たという気がしますよね。
あまりにも大合唱ですとうるさく感じられてしまいますが、日本の夏と結びついているのがせみたちの鳴き声と言えそうです。
そんな子どもたちにも人気のせみを歌った同様『せみのうた』は、暑い夏に子どもたちとせみ取りをしながら一緒に歌ってあげると、よりいっそう楽しくせみ取りで遊べますからオススメですよ。
オリジナルの振り付けを考えてあげる、というのも楽しそうですね!