中田喜直の人気曲ランキング【2025】
『ちいさい秋みつけた』や『めだかの学校』といった、今日では誰もが一度は幼少期に歌ったことがあるであろう童謡の作者として知られている職業作曲家、中田喜直さん。
生涯に残した楽曲は3000曲に迫るとも言われ、童謡のみならず校歌、社歌、自治体のための歌なども手掛けました。
また、1953年からはフェリス女学院短期大学音楽科の講師として活動するなど、教育者の一面でも知られています。
今回は、そんな中田喜直さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひ幼少期に戻った気持ちで聴いてみてはいかがでしょうか。
中田喜直の人気曲ランキング【2025】(11〜20)
お月さんと坊や作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直15位

月といえば、満月や三日月などのさまざまな形に変化することも大きな特徴ですよね。
『お月さんと坊や』はそんな月の形を眺めて似ている動物を連想していくかわいらしさも伝わる楽曲です。
ゆったりとした曲調も印象的で、涼しい秋の夜や眠りにつく直前の落ち着いた気持ちをイメージさせます。
動物の呼び方から坊やが月から連想している様子がしっかりと伝わりますね。
坊やのかわいらしい想像力と、秋の夜の落ち着いた雰囲気が感じられるやさしい楽曲です。
サンタクロースは不思議だな作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直16位

小さいお子さんにとって、サンタクロースというのはとっても不思議な存在ですよね!
そんな不思議なサンタさんについて楽しく歌った曲がこちらです。
同じ歌詞を何度も繰り返す部分がありますが、そこを表情豊かに歌ってあげれば、お子さんたちはきっと喜んでくれるはず!
歌詞で使われている言葉も難しくないので、一緒に歌うのにもオススメです。
あひるの行列中田喜直17位

お母さんあひるに続いて子供たちがよちよち歩いたりすいすい泳いでついていったりする様子が描かれた、童謡『あひるの行列』。
2021年度保育士試験の課題曲です。
軽やかな付点リズムが、おしりをフリフリさせながら一生懸命歩くあひるたちの姿を連想させますよね。
このかわいらしい様子を表現するために注目したいのは、やはりメロディのリズム!
甘くならないようはっきりと演奏し、声も弾ませて元気よく弾き語りしましょう。
途中で出てくる1オクターブ上の装飾音付きの音符は、曲のアクセントになっているため、キラッと目立つ音で弾いてみてくださいね。
おかあさん中田喜直18位

数々の童謡唱歌を手掛けた作曲家、中田喜直さん作曲の『おかあさん』。
2018年度保育士試験の課題曲です。
洗濯や家事をするお母さんに子供が「おかあさん、いいにおいがするね」と話しかける、そんなほっこりする場面が描かれた詩にやさしいメロディがつけられた、温かみあふれる作品です。
ゆったりとした曲で音数も少ないため、弾き語りしやすい曲でもあります。
まずは、右手のメロディに合わせて歌う練習をし、慣れてきたら小節の1拍目の左手をプラス、余裕が出てきたら伴奏の音数を増やすというように、段階的に練習してみてくださいね。
こどものピアノ曲 エチュードアレグロ中田喜直19位

優美で爽やかなハ長調の練習曲は、16分音符の連続と多彩なフレーズが織りなす魅力的な1曲です。
スピード感のある演奏とグリッサンドの輝かしい響きが、発表会で聴衆を魅了することでしょう。
本作は、1956年に出版された全17曲からなる名作アルバム『こどものピアノ曲』の最終曲として発表されました。
音の粒立ちを大切にしながら、テンポの変化や強弱をつけることで、技術的な要素と音楽性を両立した演奏が可能です。
指の独立性を養いたい方や、華やかな発表会曲をお探しの方にぴったりの1曲となっています。
めだかの学校中田喜直20位

このよく知られている童謡は1950年に茶木滋さんによって歌詞がつくられ、翌年1951年に他にもたくさんの童謡を作曲したことで知られる中田喜直さんが曲をつけたものが発表されました。
当時は新しすぎてなじまない、といった批評もあったようですが、2007年に「日本の歌百選」に選ばれました。
すっかり日本に根付いたこちらの曲は、学校がテーマになっているだけに、リコーダーで演奏すると雰囲気もピッタリで曲の魅力が増すような気がします。
中田喜直の人気曲ランキング【2025】(21〜30)
春がきて、桜が咲いて中田喜直21位

日本の四季を音楽で描いた組曲『日本の四季』の第1曲。
春の訪れと桜の開花を祝う喜びが表現されています。
ピアノ連弾の形式で、2人の奏者が協力して春の情景を鮮やかに描写。
日本の春を象徴する複数の旋律が巧みに織り交ぜられ、桜の花びらが舞い散る様子や春の穏やかな空気感を感じさせる美しい旋律が特徴的です。
日本の伝統的な旋律と現代音楽の要素が融合した叙情的な作品で、日本の春を感じたい方におすすめです。