中田喜直の人気曲ランキング【2025】
『ちいさい秋みつけた』や『めだかの学校』といった、今日では誰もが一度は幼少期に歌ったことがあるであろう童謡の作者として知られている職業作曲家、中田喜直さん。
生涯に残した楽曲は3000曲に迫るとも言われ、童謡のみならず校歌、社歌、自治体のための歌なども手掛けました。
また、1953年からはフェリス女学院短期大学音楽科の講師として活動するなど、教育者の一面でも知られています。
今回は、そんな中田喜直さんの人気曲ランキングをご紹介しますので、ぜひ幼少期に戻った気持ちで聴いてみてはいかがでしょうか。
中田喜直の人気曲ランキング【2025】(21〜30)
夕方のおかあさん作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直29位

『かわいいかくれんぼ』や『ちいさい秋みつけた』を手がけた、作詞家サトウハチローさんと作曲家の中田喜直さんによる、もう一つの秋の名曲です。
この楽曲で描かれるのは、秋の夕暮れのどこか寂しい風景と、その中で感じる母親の温かさ。
中田喜直さんならではの、やさしく心に染み入るようなメロディが、聴く人の胸に深く響きます。
本作は1950年代にラジオなどを通じて広まった作品で、アルバム『中田喜直 童謡名選集~かわいいかくれんぼ・めだかのがっこう~』などでも聴けます。
1973年、サトウハチローさんの葬儀で中田さん自身のピアノに合わせて参列者全員で合唱されたというエピソードは、二人の絆の深さと、この歌が持つ特別な力を感じさせますね。
秋の夕暮れ、家族を思うひとときにぴったりの、包み込むような優しさを持った1曲です。
さわると秋がさびしがる作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直30位

『さわると秋がさびしがる』の作曲家の中田喜直さんは、『ちいさい秋みつけた』や『夏の思い出』なども手がけています。
最初は、ジャズピアニスト志望でしたが手が小さいというこで諦めるしかなく、作曲家に転向し、私たちの心に残る名曲を数多く作りました。
栗やホウセンカなど、秋の植物が登場する歌詞に秋の香りを感じますね。
中田喜直の人気曲ランキング【2025】(31〜40)
とんとんともだち作詞:サトウハチロー/作曲:中田喜直31位

作詞はサトウハチローさん、作曲は中田喜直さんで昔から歌われている童謡です。
ユーモアたっぷりに仲間の絆の強さを歌っています。
1から9までの数字がついた9人の子どもが出てきますが、その名前も昔風です。
クラスのお友達の名前を入れて替え歌にしても楽しいですよ。
せみのうた作詞:佐藤義美/作曲:中田喜直32位

せみの鳴き声を耳にすると、否が応でも夏が来たという気がしますよね。
あまりにも大合唱ですとうるさく感じられてしまいますが、日本の夏と結びついているのがせみたちの鳴き声と言えそうです。
そんな子どもたちにも人気のせみを歌った同様『せみのうた』は、暑い夏に子どもたちとせみ取りをしながら一緒に歌ってあげると、よりいっそう楽しくせみ取りで遊べますからオススメですよ。
オリジナルの振り付けを考えてあげる、というのも楽しそうですね!
セミのうた作詞:佐藤義美/作曲:中田喜直33位

夏の風物詩といえばセミの鳴き声ですよね。
でも、いざ捕まえようと目で探してみるとなかなか見つからず、鳴き声を頼りに探した、という経験がある人も多いのではないかと思います。
この『セミのうた』でも、セミの特徴的な鳴き声と、その鳴き声でセミを見つけるまでの過程が表現されています。
この歌を歌いながらセミ捕りをするのも楽しそうですね。
雪のふるまちを作詞:内村直也/作曲:中田喜直34位

日本におけるシャンソン歌手の第一人者としても知られる高英男さん。
俳優や歌手として活躍した彼が、1952年にリリースした曲がこちらの『雪のふるまちを』。
劇作家として活動した内村直也さんが作詞、『ちいさい秋みつけた』などを制作した中田喜直さんが作曲を担当しました。
連続放送劇『えり子とともに』の挿入歌として制作されたことをきっかけに、ヒットを記録。
哀愁のただようメロディーと冬の情景を描いた歌詞が絡み合う、春を待つ切ない心を歌った楽曲です。
かえるの合唱作詞:北原白秋/作曲:中田喜直35位

どこからともなく聴こえてくるかえるの鳴き声が、まるで歌を歌っているかのように感じられる『かえるの合唱』。
かえるの鳴きマネをする歌詞があるので、まだ聴きなれない変わった鳴き声に赤ちゃんもびっくりしながら喜んでくれるはず!
かえるの鳴き声だけに注目される歌ですが、ブタやアヒルなど、他の動物で替え歌してまた違った鳴き声を教えてあげるのもオススメです。
一緒に歌えるようになったら、輪唱にも挑戦したいですね!
それまではパパとママで輪唱して聴かせてあげてくださいね。