ボカロPとして活動していたn-bunaとシンガーのsuisにより結成され、近年大きな話題となっているバンド、ヨルシカ。
YouTubeにアップロードしているMVの再生回数が、彼らの人気を表しているといえるでしょう。
爽やかなギターロックを基調とした楽曲にsuisの美しく透明な歌声が合わさり、キャッチーさと美しさが共存しているのが最大の魅力。
この記事では、そんな彼らの人気楽曲をランキングで紹介していきますので、ぜひご覧ください。
ヨルシカの人気曲ランキング【2025】(1〜5)
ただ君に晴れヨルシカ1位

どこまでも続く青空を思わせる爽快なメロディが心地よい、ヨルシカの1曲です。
描かれるのは大人になるにつれ感じる喪失感や、もう届かない相手へのもどかしい思い。
この楽曲は2018年5月発売のアルバム『負け犬にアンコールはいらない』に収録され、お笑いコンビのライブBGMにも起用されました。
ストリーミング再生数が3億回を超えるなど、青春のきらめきと切なさが多くの人の心をつかんで離さない、夏の夕暮れにピッタリのナンバーです。
だから僕は音楽を辞めたヨルシカ2位

2019年にリリースされたファーストアルバムの表題曲です。
リズミカルなサウンドアレンジですが、そこに乗る感情には胸打たれ、泣けてしまう……そんな仕上がり。
この曲はタイトル通り、主人公が音楽をやめるまでの気持ちがつづられている作品なのですが、その一連のストーリーはアルバム全曲を聴いてつながる仕掛けです。
なのでアルバム購入を検討することをオススメします。
ヨルシカの文学性と音楽性がぎゅっと濃縮された、圧倒的な楽曲です。
花に亡霊ヨルシカ3位

爽やかさの中にどこか切ない夏の空気を感じさせてくれるのがヨルシカの作品です。
この楽曲は2020年4月にリリースされ、アニメ映画『泣きたい私は猫をかぶる』の主題歌としても話題になりました。
過ぎ去った夏の思い出を歌った歌詞と、ボーカルsuisさんの透明感あふれる歌声が、まるで美しい物語のワンシーンのようです。
本作は名盤『盗作』にも収められています。
夏休みの夕暮れや少しセンチメンタルな気分に浸りたい時にピッタリで、聴けばきっと忘れられない夏の思い出になること間違いなしです。
晴るヨルシカ4位

心の迷いや揺れ動く感情を、雨と晴れの情景で表現した作品です。
ヨルシカの繊細な音楽性が息づくなかで、シンセサイザーとギターが織りなすサウンドが、不安と希望が交錯する心情を鮮やかに描き出します。
本作は、2024年1月にリリースされ、TVアニメ『葬送のフリーレン』の第2クールオープニングテーマに起用されました。
人生の岐路に立ち、先が見えずに悩んでいる方に心からオススメしたい1曲。
優しく響くメロディとともに、新たな一歩を踏み出す勇気をくれることでしょう。
雲と幽霊ヨルシカ5位

大切な人を亡くした悲しみや切なさを、幽霊になった主人公の視点で描いた楽曲です。
遠く離れた恋人を思う心情や、過ごした場所の思い出が細やかに表現されており、聴く人の心に深く響きます。
2017年6月にリリースされたヨルシカの1stミニアルバム『夏草が邪魔をする』に収録されており、バンド名の由来にもなった重要な1曲。
ミュージックビデオでは、幽霊となった少年の旅が透明感のあるアニメーションで描かれています。
大切な人を失った悲しみに寄り添いたいときや、故人との思い出を振り返りたいときにオススメです。
空を見上げながら聴けば、きっと心に染み入るはずですよ。
ヨルシカの人気曲ランキング【2025】(6〜10)
忘れてくださいヨルシカ6位

ずっと大切にしたい思い出を、むしろ「忘れてほしい」と願う切ない愛の形を描いた、ヨルシカの繊細なバラード。
ともに過ごした日々の光景や風景を、枇杷の木や海岸の風景などの美しい情景とともに優しく描写しています。
相手を思う気持ちの強さゆえに「忘れて前に進んでほしい」という願いと、本当は「忘れないでほしい」という矛盾した感情が、suisさんの透明感のある歌声で表現されています。
2024年7月にリリースされ、ドラマ『GO HOME~警視庁身元不明人相談室~』の主題歌として書き下ろされた本作。
大切な人との別れを経験した方に、そっと寄り添ってくれる1曲です。
ヒッチコックヨルシカ7位

『ヒッチコック』は2018年にリリースされたセカンドミニアルバム『負け犬にアンコールはいらない』の収録曲です。
恋心を抱く先生に人生相談をする少女を描いた歌詞が印象的な楽曲で、ヨルシカのナンバーの中でも根強いファンが多いんですよね。
シャッフルを基調としたハネたビートが進行感とノリの良さを感じさせ、ネガティブな歌詞とのギャップも楽しめます。
カラオケのレパートリーにもオススメなので、ぜひチャレンジしてみてください!