ロシアのおすすめロックバンド。海外の人気バンド特集
洋楽ロックを聴き始めると、大抵の場合はアメリカやイギリスのバンドから触れることがほとんどですが、少しずつバンドのバックグラウンドが気になって深掘りしていく内に、英語圏だけではないロックの世界に目覚める方も多いです。
本稿では、ロシアのロック・バンドを中心としてメタルやパンクにプログレなどさまざまなジャンルのバンドをご紹介しています!
他の国にはない独自のサウンドやメロディを、この機会にぜひお楽しみくださいね。
なお、昨今の情勢を踏まえて「ウクライナ緊急募金」のページも紹介しています。
下記のリンクからご参照ください。
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ロシアのおすすめロックバンド。海外の人気バンド特集(21〜30)
Russia! Vodka! Tetris!F.R.Y.

コミカルなテーマの歌詞で重厚感のある演奏を届けるバンドは日本でも人気がありますよね。
今回皆さんにオススメしたいのはロシアのメタルバンド・エフアールワイです。
代表曲の一つに『Russia! Vodka! Tetris!』という曲があり、サビのリフレインがクセになります。
エネルギッシュな演奏やラップスタイルのフロウが印象的で、シンプルなバンドサウンドの楽曲も魅力の一つです。
ラウドロックを好む方はぜひ彼らの音楽を聴いてみてください。
Country Of OblivionEpidemia

1990年代より長きに渡って活動を続けるエピデミアは、唯一のオリジナル・メンバーにしてバンドの中心人物、ギタリストのユーリ・メリソフさんが率いる正統派パワーメタル・バンドです。
ロシアンメタルの中ではトップクラスの実力と人気を誇り、ハイトーンのボーカルから繰り出される哀愁を帯びたメロディと、日本人好みのクサメロ全開のギター、ドラマチックな構築美で魅せるバンド・アンサンブルが生み出す楽曲の数々は、この手の音が大好物な方にはたまらないサウンドだと言えましょう。
コンセプチュアルなロック・オペラ作品なども発表しており、本国ロシアはもちろん世界中のメタル好きから高い評価を受けています。
2019年には来日公演も成功させていますが、またいつか日本でその雄姿を見たいものですね。
ДружинаРУЯН

クラシカルかつ壮大な雰囲気をもつフォークメタルバンド・ルヤン。
重厚感のあるオーソドックスなメタルサウンドを得意としており、テクニカルな演奏をこなすことで知られています。
笛の音が鳴るエスニックなアレンジだけでなく、「教会」を思わせるシンフォニックなコーラスワークも魅力です。
ロシアの美しい自然を想像させる伸びやかな女性ボーカルも心に響くでしょう。
美しさや力強さの詰まったフォーキッシュなバンドサウンドに酔いしれてみては?
RavenTvangeste

1996年に結成されたシンフォニックメタルバンド・ティヴァンゲスト。
ドゥーミーかつ重厚感のある楽曲で知られています。
ダークな世界観を演出する豊かなデスヴォイスも唯一無二です。
ストーリー性の強い楽曲も多く、クラシカルなアレンジやコーラスワークが響きます。
ロシアのメタルバンドのなかでもエッジの効いたサウンドメイクをおこなっているので、コアな音楽をお探しの方にオススメです。
ゴシック要素も含むブラックメタルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
StormchildMechanical Poet

残念ながら2002年の結成から2009年までの7年ほどの活動で解散してしまったバンドですが、個性的なメタル・サウンドでマニアをうならせる作品をリリースしていたのが、ロシアはモスクワ出身のメカニカル・ポエットです。
中心人物はアバンギャルド系やオルタナ系のバンド出身というギタリストのレックス・プロトニコフさんで、他のメンバーにはエピデミアのボーカリストであったことでも知られるマックス・サモスバットさんがボーカルを担当していた時期もありますね。
そんな王道のヘビーメタルとは違った出自を持つレックスさんはダニー・エルフさんといった映画音楽家から影響を受けているそうで、アルバムのジャケットを見ても分かるように、ロシアならではのファンタジックな世界観を軸として、プログレッシブ・メタル譲りのドラマチックな楽曲展開やシアトリカルなオーケストラの導入といったように、一筋縄ではいかないサウンドが魅力的です。
2004年にリリースされたデビュー・アルバム『Woodland Pratttles』は日本盤として発売されていますから、変わったメタルをお探しの方はぜひチェックしてみてくださいね。
Holding You Deep InsideNarwhal Tusk

シンフォニックでゴシックな雰囲気も漂い、麗しい女性ボーカルが歌う美旋律……といったサウンドに目がないという方は、ぜひロシアはタンガログ出身のナルウアル・タスクをチェックしてください!
ロシアンメタルといえば母国で歌うからこその魅力もあるのですが、彼女たちは英語で歌っているというのが特徴的で、いわゆる欧米以外の辺境メタル初心者の方でもとっつきやすいと言えそうですね。
そんなナルウアル・タスクの現時点における唯一のフル・アルバム『In Despair』は2010年にリリースされた作品で、ゴシックに寄りすぎない叙情性を兼ね備えたメロディは日本人にも好まれやすく、もちろんナイトウィッシュ辺りがお好きな方であれば間違いなく気に入るであろうサウンドを鳴らしております。
Stenka Na StenkuARKONA

ロシアのフォーク/ペイガン・メタルシーンを代表するアルコナは、2002年にモスクワで結成されたバンドです。
スラヴ神話やロシアの民話から強い影響を受けた彼らの音楽は、伝統的なロシアの楽器を取り入れた独特のスタイルが特徴的ですね。
2005年にリリースされたアルバム『Vo slavu velikim!』では、ロシアのフォーク・マルチインストゥルメンタリストとのコラボレーションも実現。
2009年のアルバム『Goi, Rode, Goi!』には40人以上のミュージシャンが参加し、合唱団や弦楽五重奏団も起用されるなど、野心的な作品となりました。
北米やメキシコを含む国際ツアーも行っているアルコナ。
民族色豊かなメロディと重厚なメタルサウンドの融合に惹かれる方にぜひおすすめです!