さだまさしの歌いやすい曲。カラオケで挑戦したい名曲
胸に刺さるメッセージや感動的な物語など、歌詞が持つ力とともにその美しいハイトーンボイスが多くのファンを魅了してきたさだまさしさん。
聴いていて心地よい楽曲が多いのでカラオケで歌いたいと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、彼の楽曲は音域が広い上にキーも高くて難しい曲が多いんですよね。
そこでこの記事では、さだまさしさんの楽曲の中から、比較的挑戦しやすい曲を紹介していきます。
とはいえ基本的に難易度の高い曲が多いので、「これなら歌えるかも!!」と感じる曲を探して練習してみてくださいね。
中にはキーを調整できる余地のある曲もありますので、声の低い男性はもちろん、女性の方も参考にしてみてください。
さだまさしの歌いやすい曲。カラオケで挑戦したい名曲(6〜10)
いのちの理由さだまさし

生きる意味とその尊さ、人が存在する理由を歌った『いのちの理由』。
2009年に発表されアルバム『美しい朝』に収録された、心に染みる感動的な楽曲です。
命の大切さについて歌った作品は数多くありますが、これほど誰もが納得できる言葉でストレートに表現された歌は珍しいのではないでしょうか?
伸びやかなサビの高音は要練習ですが、この曲で大切なのは音程やリズムより、意味をかみしめながら情感豊かに歌うこと。
さだまさしさんが伝える「誰もが幸せのために生きているんだ」というメッセージを心に深く刻みながら歌ってみてくださいね。
雨やどりさだまさし

さだまさしさんのソロデビュー後2枚目のシングルで、初のオリコンチャート1位を獲得した『雨やどり』。
美しいハイトーンボイスと、クスッと笑える歌詞で愛されている楽曲です。
観客を引きこむメロディの美しさと、歌詞のユニークさのギャップが魅力的ですよね。
音域が非常に高いため、原曲キーで歌いこなすのは難易度高め!
しかし、物語性があって感情移入しやすい曲なので、歌いやすいキーに調節して歌えば、カラオケなどでも気持ちよく歌いきれるでしょう。
女の人目線で共感ポイントが詰まった歌詞なので、ぜひ女性もチャレンジしてみてくださいね!
寒北斗さだまさし

1984年11月にリリースされ、同年12月発売のアルバムにも収録された『寒北斗』。
故郷に帰った際の両親の様子をポツポツと語る、素朴で切ない楽曲です。
久しぶりに会った両親や祖父母の姿に「歳をとったなぁ」と胸が締め付けられる思いがした、そんな多くの方が経験したであろうシチュエーションを歌にしたこの曲は、音域が比較的狭くリズムもシンプルなため、さだまさしさんの曲の中でも歌いやすい作品といえるでしょう。
故郷の家族に思いをはせながら歌ってみてはいかがでしょうか?
最期の夢さだまさし

さだまさしさんが20世紀最後に制作したアルバム『日本架空説』に収録された『最期の夢』。
人が死に際に見たい夢について歌った究極のラブソングです。
愛する人との別れが訪れた際に最も見たいのは「愛するあなたの夢」。
大切な人が目の前にいる状況で、失ったあとのことを考えるのはなかなか難しいことですが、この曲を聴くと別れの瞬間まで愛する人をもっと大切にしていたいと思えますよね。
サビの盛り上がる部分以外は狭い音域の中でメロディが動いているため、歌う難易度は比較的低め。
ただ、演奏時間が7分を超えるため、みんなでカラオケに行った際には注意が必要かもしれません。
精霊流しさだまさし

1974年のリリース後、さだまさしさん自らの手でこの曲をモチーフにした自伝的小説が書き下ろされ、ドラマ化、さらには映画化もされ話題となった『精霊流し』。
ご自身の故郷、長崎県長崎市に残る風習を題材とした本曲では、さださんの従兄が水難事故で亡くなってしまったときの精霊流しの思い出が描かれています。
心に染みる感動的なメロディは、音域がかなり広め。
高音域を苦しそうに歌うと曲の雰囲気が台無しになってしまうので、無理なく最高音を伸びやかに歌えるキーまで下げて歌ってみるのもオススメです!