RAG MusicPiano
ピアノをもっと楽しむWebマガジン
search

【ショスタコーヴィチのピアノ曲】交響曲の大家が手掛けた名曲たち

「グスタフ・マーラー以降最大の交響曲作曲家」「20世紀最大の作曲家」などと称されるソビエト連邦時代の作曲家、ドミートリイ・ショスタコーヴィチさん。

彼の作品では、世相を反映したかのような重苦しい曲調が目立ちますが、ポピュラーやジャズを好んだ影響からか、かわいらしさやユニークさを織り交ぜた作品も数多く存在します。

本記事では、そんなショスタコーヴィチさんが手掛けたピアノ作品のなかから、演奏会でとりあげられる機会の多い人気作品をご紹介します!

【ショスタコーヴィチのピアノ曲】交響曲の大家が手掛けた名曲たち(11〜20)

ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57Dmitri Shostakovich

ロシアの偉大な作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが手掛けた『ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57』は、1940年に発表された名曲です。

5つの楽章からなるこの作品には、彼らしい深い感情表現と技術的な巧みさが詰め込まれています。

プレリュード、フーガ、スケルツォなどを通して、静かながら感動的な音楽、明るく躍動的な音楽など、多彩な表情が楽しめます。

ショスタコーヴィチさん自身がピアノを担当し、ベートーヴェン弦楽四重奏団と共演したことでも有名なこの五重奏曲。

純粋な音楽性を堪能したい方にぜひオススメの1曲です!

おわりに

ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんの独特な世界観、楽しんでいただけましたか?

1906年生まれの現代作曲家ですが、その作品のなかには耳なじみのよいメロディやハーモニーの曲も数多くあります。

ショスタコーヴィチ作品に興味のある方は、まずは親しみやすい作品から取り組んでみてはいかがでしょうか?