【ショスタコーヴィチのピアノ曲】交響曲の大家が手掛けた名曲たち
「グスタフ・マーラー以降最大の交響曲作曲家」「20世紀最大の作曲家」などと称されるソビエト連邦時代の作曲家、ドミートリイ・ショスタコーヴィチさん。
彼の作品では、世相を反映したかのような重苦しい曲調が目立ちますが、ポピュラーやジャズを好んだ影響からか、かわいらしさやユニークさを織り交ぜた作品も数多く存在します。
本記事では、そんなショスタコーヴィチさんが手掛けたピアノ作品のなかから、演奏会でとりあげられる機会の多い人気作品をご紹介します!
- 【プロコフィエフのピアノ曲】20世紀最大の作曲家が遺した名曲を厳選
- 【スクリャービンのピアノ曲】現代音楽の先駆者が遺した名曲を厳選
- 【ストラヴィンスキーのピアノ曲】20世紀を代表する作曲家が手掛けた名曲
- 【ピアノ変奏曲】偉大な作曲家が手掛けた珠玉の名作を一挙紹介!
- 【シマノフスキのピアノ曲】激動の時代を生きた作曲家が遺した名作
- 【カバレフスキーのピアノ曲】子供向け作品の巨匠が遺した名曲たち
- 【ムソルグスキーのピアノ曲】組曲「展覧会の絵」の作者による珠玉の名作
- 【難易度低め】チャイコフスキーのおすすめピアノ曲【中級】
- 【クラシック】有名ピアノ作品|一生に一度は弾きたい珠玉の名曲たち
- 【現代曲】ピアノの不思議な響きに惹かれるクラシック作品を厳選!
- 【ドホナーニのピアノ曲】ハンガリーの秀才が手掛けた名曲を一挙紹介
- 【ワルツの名曲】ピアノのために書かれたクラシック作品を一挙紹介!
- 【モシュコフスキ―のピアノ曲】テクニック向上にも役立つ珠玉の名作
【ショスタコーヴィチのピアノ曲】交響曲の大家が手掛けた名曲たち(11〜20)
ピアノソナタ 第2番 Op.61Dmitri Shostakovich

ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが手掛けたピアノ作品のなかでも、特に人気の高い『ピアノソナタ 第2番 Op.61』。
戦時中の1943年に作曲されたこのソナタは、彼の内面を映し出すかのような重厚な雰囲気と深い感情表現が魅力です。
特に第2楽章は、亡くなったピアノ教師への追悼の意を込めた悲そう感あふれる音楽。
一方で、躍動的な第1楽章や交響曲を思わせるスケール感あふれる最終楽章など、対照的な表情の変化も印象的。
20世紀を代表する作曲家の真髄に触れてみたい方にオススメの1曲です。
ピアノ三重奏曲 第2番ホ短調 Op.67Dmitri Shostakovich

20世紀を代表する作曲家のひとりである、ドミートリイ・ショスタコーヴィチ。
彼の『ピアノ三重奏曲 第2番ホ短調 Op.67』は、戦争の最中に作曲された、深い悲しみと激しい感情に彩られた作品です。
親友の死を悼んでささげられたこの曲は、個人的な喪失と戦時下の苦悩を表現しています。
特に終楽章では、ユダヤの旋律を取り入れ、ホロコーストへの反応とも解釈されます。
重厚な和音とシャープなリズム、そして静かなコーダ。
ショスタコーヴィチの内面の葛藤と時代の激動が、音楽に昇華されています。
クラシック音楽ファンなら一度は聴いておきたい名曲です。
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57Dmitri Shostakovich

ロシアの偉大な作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが手掛けた『ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57』は、1940年に発表された名曲です。
5つの楽章からなるこの作品には、彼らしい深い感情表現と技術的な巧みさが詰め込まれています。
プレリュード、フーガ、スケルツォなどを通して、静かながら感動的な音楽、明るく躍動的な音楽など、多彩な表情が楽しめます。
ショスタコーヴィチさん自身がピアノを担当し、ベートーヴェン弦楽四重奏団と共演したことでも有名なこの五重奏曲。
純粋な音楽性を堪能したい方にぜひオススメの1曲です!
ピアノ協奏曲 第1番 ハ短調 Op.35Dmitri Shostakovich

20世紀を代表する交響曲作曲家、ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんが手掛けた『ピアノ協奏曲 第1番』。
トランペットが大活躍するユニークな編成で、ユーモアあふれる1曲です。
バロック音楽風の部分とモダンな要素が同居し、まるで映画音楽のようなシーンの連続。
ピアノとトランペットの掛け合いは、まるでコメディ映画のようです!
クラシック初心者から上級者まで、ぜひ一度は聴いていただきたい、新鮮な驚きに満ちた作品です。
革命の犠牲者を追悼する葬送行進曲Dmitri Shostakovich

20世紀を代表する作曲家のひとり、ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんの初期作品『革命の犠牲者を追悼する葬送行進曲』。
ロシア革命期に暗殺された2人の大臣への追悼の意を込めて作曲されたこの曲には、彼の典型的な重厚な音楽性が表れています。
深い悲しみと怒りをたたえたメロディからは、激動の時代を生きた作曲家の心情が伝わってきます。
技術的には比較的やさしい曲ですが、その音楽性を理解し表現するには難しい1曲。
ロシア近代史や作曲家の人生に興味がある方にぜひオススメしたい作品です。
おわりに
ドミートリイ・ショスタコーヴィチさんの独特な世界観、楽しんでいただけましたか?
1906年生まれの現代作曲家ですが、その作品のなかには耳なじみのよいメロディやハーモニーの曲も数多くあります。
ショスタコーヴィチ作品に興味のある方は、まずは親しみやすい作品から取り組んでみてはいかがでしょうか?


