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考えて出した声は、こもる or 硬い

考えて出した声は、こもる or 硬い
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考えて出した声は、こもる or 硬い

よい発声をおこなうためには、ノドを開放することが重要になります。

しかしよい発声をおこなおうと考えてしまうとこもったりしてうまく発声できなくなってしまいます。

考えて出した声には迷いが出る

いい歌声には、心も、ノドも「解放」する事が必要です。

解放するためには、頭でいろいろ考えない。

「発声」はとても大事なことですが、そこに固執して、立ち止まっている時間が長ければ長いほど、歌う時にも、「声の出し方」という点に意識が行き過ぎてしまい、歌声が観衆に届かなくなります。

自分の中で、グルグル回っているだけの声になるのです。

「目を閉じて歌う」場合にも、その注意が必要です。

それが演出であればよいのですが、考えて声を出してしまうと、歌声がこもってしまいます。

よい発声を歌につなげていく事は大事ですが、「発声」と「歌」は、ある程度は、共有される部分があって、でも、ある程度は分けて考える必要があります。

発声練習は、きちんと歌が伝わるための手段です。

そこをゴールにしてしまうのは、とても、もったいないこと。

☆少しでも、いい歌声が出てきたら、自分を認めて、褒めてあげましょう。

☆その歌声を好きになりましょう。

☆そして、もっと輝くように、磨き上げていきましょう。

時には、何も考えないで歌ってみる。

その時の歌声は、考え過ぎている時の歌声より、きっと、魅力的なはずです。

聴く人は、歌を聞きたい。

だから、いざ歌う時は歌を届けなくてはいけません。

発声を考えなくてもよくなる位、声の出し方は、体に染み込ませておきましょう。

そうなれば、あなたの歌は、もっと歌らしくなります。

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