【駅メロ】全国の接近メロディ・出発メロディまとめ
普段利用している駅で、何気なく聞こえてくる音楽。
よくよく聴いてみると最近のJ-POPだったり懐かしの童謡だったりって、ありますよね。
今回、この記事では全国の駅メロをまとめてみました。
中には「なぜこの曲が?」というものにも出会うかも。
でも、調べてもらうとわかりますが、ちゃんとその作品が使われる理由があるんですよね。
そういう物語性もふくめて、ぜひ聴いて楽しんでみてください!
深い深い音鉄ワールドにようこそ!
【駅メロ】全国の接近メロディ・出発メロディまとめ(1〜10)
鉄腕アトム

戦後の日本においてストーリー漫画の第一人者とされ、マンガの神様とも称される手塚治虫さんの代表作『鉄腕アトム』のテーマソング。
作品の主人公が高田馬場にある科学省で2003年に誕生したという設定と、番組制作を手がけたアニメーション会社・手塚プロダクションが高田馬場に事務所を置いていることから、2003年よりJR山手線・高田馬場駅の発車メロディーとして使用されています。
また、高田馬場駅だけでなくJR武蔵野線・新座駅も、かつて手塚治虫さんのプロダクションが新座市にあったことが縁で『鉄腕アトム』が発車メロディー。
それぞれアレンジが違うので、聴き比べてみるのもおもしろいかもしれませんね。
ぼくドラえもん大山のぶ代、こおろぎ’73

日本人であれば世代を問わず知らない人はいないであろう国民的アニメ・ドラえもんのテーマ曲。
2004年にアニメの声優陣が一新されるまで26年間ドラえもんの声優を務めた大山のぶ代さんと、コーラスユニット・こおろぎ’73による楽曲で、30代以上であればドラえもんと言えばこの曲!という方も多いのではないでしょうか。
現在は藤子・F・不二雄ミュージアムの最寄駅であるJR登戸駅の発車メロディーに使用されており、多くの利用者を懐かしい気持ちにさせてくれています。
あの鐘を鳴らすのはあなた和田アキ子

ゴッド姉ちゃんとも呼ばれ、近年は芸能界のご意見番としてのイメージが強いですが、実はデビュー当時のキャッチコピーが「和製リズム・アンド・ブルースの女王」という実力派シンガー・和田アキ子さんの11作目のシングル曲。
1972年の日本レコード大賞において最優秀歌唱賞を受賞した楽曲で、NHK紅白歌合戦においても何度も歌唱されているなど、和田アキ子さんの代表曲としても知られていますよね。
駅の近くにある四天王寺が除夜の鐘で有名なことから、JR西日本大阪環状線・天王寺駅の発車メロディーとして起用されています。
四天王寺まで除夜の鐘を聴きに行く際には、合わせてチェックしてほしい駅メロです。
やっぱ好きやねんやしきたかじん

「普段のしゃべり声は芸人の声、歌っている時の声は歌手の声」と称され、とくに関西においては絶対的な存在感を放っていたシンガー・やしきたかじんさんの13作目のシングル曲。
好きやねんブームの火付け役となった楽曲で、大ヒットを記録した関西はもちろん全国的にも多くのリスナーが知っている有名曲ですよね。
やしきたかじんさんが逝去した2014年から始まった大阪環状線改造プロジェクトの一環として、大阪環状線・大阪駅の発車メロディーに使用されていることからも、幅広い層の人たちに愛されてきた曲ということがわかります。
駅メロになっても感じる哀愁が心に染みる、色あせないナンバーです。
翔べ! ガンダム池田鴻

ロボットアニメという子供が大好きなジャンルでありながらリアルな戦争の描写を取り入れ、大人も夢中にさせたテレビアニメ『機動戦士ガンダム』のオープニングテーマ。
アニメソングでありながらかなり有名な楽曲のため、アニメを知らなくても聴いたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
アニメ制作会社が何十社もある杉並区の中で、とくに『機動戦士ガンダム』を手がけたサンライズが駅から徒歩2分ということから、西武新宿線・上井草駅において発車メロディーに起用されています。
また、駅前にブロンズ製のガンダム像もあるため、アニメファンであれば一度は訪れたい場所です。